頚椎ヘルニアは筋トレで鍛えるべき?迷う方に知って欲しい5つのポイント

筋力トレーニング
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「頚椎ヘルニアって筋トレして鍛えたほうが良いのかな?」

こんな風に迷う方は多いのではないでしょうか。首を鍛えれば頚椎ヘルニアも良くなると思っている方もいるかもしれません。

ですが、頚椎ヘルニアになった時に筋力トレーニングは避けるべきですし、無理に行うと症状が続いたり悪化することもあります。

頚椎ヘルニアになった時に筋トレはしない方が良い理由をまとめましたのでご参考下さい。

1 頚椎ヘルニアになったら筋トレをしてはいけない

筋トレ

頚椎ヘルニアになり痛みやしびれの症状がある時に、筋力トレーニングはしないでください。

なぜなら、頚椎ヘルニアの症状がある時に首や肩などの筋肉を鍛えても、症状が長引いたり悪化してしまう可能性が高いからです。

症状が強い方ならそもそも筋トレをしようとは思わないかもしれません。ですが、軽度の方なら迷う方もいるでしょう。

頚椎ヘルニアの症状が軽い場合でも、出来る限り筋トレはしないようにしてください。

※筋トレ自体は悪いことではありません。頚椎ヘルニアの症状がある時はしてはいけないということです。

2 なぜ筋力トレーニングをしてはいけないのか?

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頚椎ヘルニアになった時に筋力トレーニングをしてはいないのには理由があります。

筋トレで鍛えるのは何となく良いイメージがあるかもしれませんが、なぜいけないのか?ということについて解説します。

2-1 頚椎ヘルニアの原因は筋肉だから筋トレをしてはいけない

頚椎ヘルニアの原因は神経圧迫ではなく、筋肉が固まってしまったことがほとんどなので筋トレをしてはいけないのです。

頚椎ヘルニアの原因についてさらに詳しい解説はこちら

首や肩、背中などにある筋肉が縮んで固まった結果、頚椎ヘルニアの症状として痛みやしびれが出ています。

筋肉が原因の痛みやしびれを筋膜性疼痛症候群と言います。

その状況で首や肩などの筋肉を鍛えると、さらに筋肉に負荷をかけることになります。これが筋トレをしてはいけない理由です。

2-2 神経が原因でも鍛えれば治るわけではない

頚椎ヘルニアの原因が神経圧迫であったとしても、筋トレをすれば神経圧迫が取れるかというとそんなことはありません。

飛び出して神経圧迫の状態になった部分が元に戻ることがあります。

ですがそれは、筋トレをすれば戻るということではないのです。

2-4 マシンやダンベルを使わないトレーニングでも同じ

ジムの筋トレ用のマシンやダンベルなどを使わないトレーニングもしないでください。

例えば自分の手で頭に抵抗を加え、首の力を使ってその手を押し返すというトレーニング方法があります。

これも結局は筋肉に負担をかけるだけなので行わないようにしてくださいね。

2-5 腕立て伏せは症状を悪化させる可能性が高い

直接首を鍛えるトレーニングではありませんが、腕立て伏せも良くありません。

胸の筋肉を鍛えるのが腕立て伏せですが、胸の筋肉が原因で腕に痛みやしびれが出ることがあります。

そのため、頚椎ヘルニアで腕に痛みやしびれが出ている方は症状が悪化する可能性が高いです。

2-6 鍛えると治るは違う

頚椎ヘルニアで筋トレをする場合、症状が少しでも良くなるならとの思いで始めるのではないでしょうか。

ですが、そもそも鍛えることと治ることは全く別です。

頚椎ヘルニアになってしまった時に大事なことは、鍛えることよりもまずは筋肉を休めることなのです。

3 首や肩周り以外の筋トレもしてはいけないのか?

腹筋運動

首や肩周りの筋トレだけではなく、体幹や下半身のトレーニングもしないでください。

この理由について解説します。

3-1 腹筋や背筋、スクワットでも影響はある

腹筋や背筋、スクワットなどは直接首や肩周りの筋肉を鍛えるわけではないですね。だからと言って全く影響がないとは言い切れません。

例えば腹筋運動をする時、上手に腹筋のみに負荷をかけるように体を起こすことができるなら首への負担は少ないでしょう。

ですが、ちゃんとできなければ上の写真のような状態になった時に首の前の筋肉に負荷がかかります。

こういうことからも、たとえ首や肩周りの筋トレではなくてもしてはいけないということが言えるのです。

3-2 軽い重量なら大丈夫?

筋トレは筋肉への負担が大きいということなら、軽い重量なら大丈夫かな?と思うかもしれません。

軽い重量なら負担は少ないですが、それではトレーニングとしての意味があまりないですよね。

4 握力が落ちた場合でも鍛える必要はない

手

頚椎ヘルニアになると握力が落ちることがありますが、そんな場合でも筋トレをしなくても大丈夫です。

このことについて詳しく解説します。

4-1 握力低下は筋力不足とは無関係

痛みやしびれに伴い握力が半分程度になってしまっても、それは筋力不足が原因ではありません。

頚椎ヘルニアの症状として筋力低下があります。

これは、運動不足だから筋力が落ちてしまったということではなく、先ほど説明した筋膜性疼痛症候群ではよくある症状なのです。

ですから、握力が低下した場合でも筋トレに取り組む必要はないと言えるのです。

4-2 筋トレをしなくても手が動かなくなることはない

筋トレをして鍛えなければどんどん筋力が落ちて、手が動かなくなってしまうのではと心配する方もいます。

不安になる気持ちは分かりますが、それはあり得ません。

頚椎ヘルニアによる筋力低下の症状が出ると、腕全体に力が入りづらく感じることがあります。

ですがこれは、痛みやしびれの症状が治まるにつれて元に戻る症状ですから心配無用なのです。

4-3 筋トレをして握力が戻るわけではない

頚椎ヘルニアで握力が落ちてしまった場合に、筋トレをすれば握力が戻るということはありません。

なぜなら、筋力不足で握力が落ちたわけではなく、筋膜性疼痛症候群の症状の1つとして筋力が落ちているからです。

そのためこういう状況で筋トレをしても、握力が戻るわけではないのです。

頚椎ヘルニアによる握力低下についてさらに詳しく知りたい方はこちらもどうぞ

頚椎ヘルニアで握力低下してしまった時に知って欲しい14のこと

5 筋トレをするなら頚椎ヘルニアが良くなってから

ジム

筋トレをするなら、頚椎ヘルニアの痛みやしびれ、筋力低下などさまざまな症状が治まってからにしましょう。

その理由についてもう少し詳しく解説します。

5-1 良くなってから再発予防として鍛える

頚椎ヘルニアの症状が治まってからの筋力トレーニングは、再発予防としてはとても良いですね。

頚椎ヘルニアの原因は、多くの場合筋肉にあるということはすでにお伝えしました。

この点からしても、筋トレで鍛えておくことは再発予防としては意味があるということになります。

5-2 頚椎ヘルニアが良くなった直後は一気にやり過ぎない

頚椎ヘルニアの症状が治まってからの筋トレは良いことなのですが、痛みやしびれが良くなった直後に一気にハードなトレーニングをすることは控えて下さい。

なぜなら、回復直後に急に筋トレで筋肉に大きく負荷がかかると痛みやしびれが出るかもしれないからです。

例えば骨折をして良くなったからといって、いきなりハードなことはしませんよね。これと同じです。

体の調子が良くなるといろいろやりたくなるのは分かります。ですが、最初はリハビリのつもりで少しずつ体を慣らすように始めるようにして下さい。

5-3 筋トレ後は体のケアも忘れずに

頚椎ヘルニアの症状が治まり筋トレを始めた場合でも、トレーニング後は筋肉の疲労をためすぎないようにケアをして下さい。

鍛えるだけではなく、同時にケアをすることも当然ですが再発予防としては大事です。

人の体は消耗品のようなものです。ですが、こまめに手入れをすれば良い状態を維持できます。

鍛えるだけではなくケアをして、さらに言うと栄養やストレスをためないようにするということにも取り組んでもらえればと思います。

頚椎ヘルニアで上を向くのがつらい方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 頚椎ヘルニアの症状がある時に筋トレをしてはいけない
  • 頚椎ヘルニアの原因は神経と思われているが実は筋肉にあることが多いため、筋トレをすることでさらに筋肉に負担がかかり症状悪化になる可能性が高い
  • 筋トレをするなら頚椎ヘルニアの症状が治まってからが再発予防にもなるので良い

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