頚椎ヘルニアで手術をするか迷った時にチェックして欲しい8項目

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「痛みが引かないので手術を検討しましょう」

頚椎ヘルニアになり、痛み止めやブロック注射でも治まらない。医師からは手術の話をされるができればしたくないのが本音。

頚椎ヘルニアで手術と言われた場合でも、すべてにおいて必要なわけではありません。では、手術と言われてしまった場合どうすればいいのか?

今回は、手術について迷っている方に知って欲しい項目をまとめています。

1 手術をすべき?しなくてもいい?

YES NO

頚椎ヘルニアだからといってすべてにおいて手術が必要なわけではありません。

まず、手術が必要な場合と、必要ではない場合の違いについて解説します。

1-1 頚椎ヘルニアで手術が必要な場合

頚椎ヘルニアで手術が必要な場合には症状に特徴があります。

  1. 膀胱直腸障害
  2. 麻痺
  3. 巧緻運動障害

この3つの症状がある場合は手術が必要でしょう。また、これらの症状がある場合は、緊急性が高いこともあります。

1-1-1 膀胱直腸障害

膀胱直腸障害とは、尿意や便意はあるのに排泄できないとか、逆に失禁してしまうという症状です。

1-1-2 麻痺

頚椎ヘルニアで麻痺が出ると、腕が上げられなくなったり、足に麻痺が出て歩行が困難になることがあります。

1-1-3 巧緻運動障害

巧緻運動障害とは、手先で細かな作業ができにくくなることです。服のボタンをとめたりお箸を使うことが困難になります。

1-2 頚椎ヘルニアで手術をしなくても良い場合

頚椎ヘルニアで手術をしなくても、次のような症状なら手術以外の方法で対応できることが多いです。

  1. 痛み
  2. しびれ
  3. 握力低下

こういった症状なら、手術をしなくても良いことが多いでしょう。

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2 手術と言われたらまず考えて欲しいこと

医師

頚椎ヘルニアで手術と言われた場合、まず考えて欲しいことはセカンドオピニオンです。

別の医師に診てもらうということですね。手術が必要な場合もありますが、他の選択肢があることも。

医師によって意見が異なる状態もあるでしょう。ですから、まずはセカンドオピニオンを考えてみてください。

3 頚椎ヘルニアの症状は神経だけが原因ではない

YES NO

頚椎ヘルニアには実は原因が複数あります。そしてそれらが同時に出ていることも。

このことについて解説しますね。

3-1 炎症が原因

炎症が原因でも痛みが出ることは多くあります。炎症というのは熱を持っている状態のこと。

風邪で熱がある時に、関節が痛むことがありますよね。あの痛みが炎症による痛み。頚椎ヘルニアでも同じことが起きます。

夜、寝ていて動いたわけでもないのに、ズキズキとうずいて目が覚めてしまうなら炎症による痛みでしょう。

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3-2 筋肉が原因

ちょっと意外に思うかもしれませんが、筋肉が原因でも痛みやしびれなどの症状が出ます。

筋肉が縮んでガチガチに固まってしまうと筋肉が原因で症状が出るということ。こういった症状を筋膜性疼痛症候群と言います。

筋肉が原因の場合は、主に首を動かしたり、特定の姿勢が長時間続いた場合に症状が出やすいです。

3-3 神経が原因

神経が原因の場合は、椎間板の中にある髄核(ずいかく)と呼ばれる部分が飛び出し神経を圧迫するため症状が出ます。

神経が圧迫されると、神経症状として膀胱直腸障害などが起こります。

神経が壊れてしまった結果、そういった症状が出るということですね。

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4 痛み止めが効かないと手術?

薬

頚椎ヘルニアで痛み止めが効かない場合、手術が必要かというとそんなことはありません。

処方される痛み止めは、炎症か神経が原因の痛みに対しての薬。ですが、そもそも、炎症や神経が原因でなければ薬の効果がなくて当然。

ですから、痛み止めが効かないからといって必ず手術ということにはならないのです。

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5 ブロック注射が効かないと手術?

注射

ブロック注射をしてもらってダメな場合、手術しか方法がないのかというとこれもそんなことはありません。

ブロック注射には、神経根ブロックや硬膜外ブロックといった方法があります。どちらも簡単に言うと神経に対しての注射。

ですが、そもそも神経が原因でなければブロック注射が効かないのも当然。

メチャクチャ痛かったので二度としたくない!という方も多いと思います。そんなブロック注射が効かなくても、膀胱直腸障害などが出ていなければ大丈夫ですよ。

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5 神経圧迫になっていても神経が原因ではない?

考える女性

MRIの画像で、神経圧迫の状態になっていたならそれは間違いではありません。

ですが、それが頚椎ヘルニアの原因になっているかどうかは別問題。このことについて解説します。

5-1 神経圧迫の状態になっているだけ

MRIの画像が神経圧迫になっている場合でも、それはそうなっているだけのことが多いです。

神経症状として膀胱直腸障害などが出ていれば神経圧迫が原因。ですが、痛みやしびれなどなら神経圧迫以外に原因があることがほとんどです。

白髪が生えて頭痛がするというと変ですよね。白髪という事実はあってもそれと頭痛は関係がない。神経圧迫もこれと同じと言えますね。

5-2 神経圧迫の状態でも症状がない人もいる

頚椎ヘルニアで神経圧迫の状態になっていても、痛みもしびれも何の症状もない方もいます。

しかも、結構多い割合で。ですから、潜在的に頚椎ヘルニアの状態になっている方もたくさんいるということが推測できますね。

5-3 右に飛び出しているのに左が痛い?

頚椎ヘルニアの方で、MRI画像では右側に飛び出しているのに、症状があるのは左側という方がいます。

ちょっと変ですよね。これは原因が別にあり、飛び出しているだけで症状がない人の例ですね。

6 筋肉が原因ならどうすればいい?

頚椎ヘルニアで筋肉が原因なら、手術で神経圧迫を取り除くことより筋肉の状態を良くすることが必要です。

痛み止めやブロック注射がダメで手術と言われた場合でも、筋肉に対しては何もしていないという方は多いのではないでしょうか。

そもそも頚椎ヘルニアの原因に筋肉のことがあるのを知らない方も多いでしょう。ですが、筋肉が原因なら手術以外の方法があるということはご理解いただけるのではないでしょうか?

6-1 こんな場合は筋肉が原因

痛み止めもブロック注射も効かない。でもこんな状態なら筋肉に原因ありです。

ご自身の状態はどうかチェックしてみてください。

  • 上を向くと首や肩が痛い
  • 首を左右に回したり倒したりすると痛い
  • 腕を上げているとだんだんしびれてくる
  • スマホをずっと見ていると痛みやしびれが出てくる
  • 仰向けになると首が痛くて寝られない

他にもありますが、こういった場合に痛みやしびれが出るなら筋肉が原因の頚椎ヘルニアです。

6-2 痛みやしびれの原因になりやすい筋肉はここ

痛みやしびれはどの筋肉が原因になりやすいのかを解説します。

写真をご覧ください。

原因になる筋肉

首や肩、背中の筋肉が原因になりやすい

原因になる筋肉

首の前や鎖骨下、腕の付け根の筋肉が原因になりやすい

バツ印の部分にある筋肉が縮んで固まってしまうと、頚椎ヘルニア特有の痛みやしびれなどの原因になりやすいです。

7 手術の方法やリスクについて

手術

頚椎ヘルニアで手術が必要な場合もありますので、方法やリスクについて解説します。

7-1 手術の方法

頚椎ヘルニアの手術には、前方除圧固定術と後方除圧術があります。

簡単に言うと、首の前からの手術か後ろからの手術かということ。これは、頚椎ヘルニアの状態によって決まります。

また、方法として、内視鏡、レーザーなどいろいろな方法があります。

7-2 手術のリスク

手術のリスクはありますが、実際に失敗したとか大きな後遺症が残ったということは少ないでしょう。

リスクとしては、手術後に頭痛や肩こりが出やすくなることや、ごく稀ですが手術中に神経を傷つけてしまい四肢麻痺になることもあります。

8 筋肉が原因ならこんな方法

トリガーポイント鍼療法

頚椎ヘルニアで手術と言われた場合でも、筋肉が原因ならトリガーポイント鍼療法という施術があります。

膀胱直腸障害などはないけれど、首を動かすと痛むような場合は筋肉にトリガーポイントという痛みの元ができたことによる痛みです。

トリガーポイントとは?痛みや痺れの原因トリガーポイントを徹底解説

トリガーポイント鍼療法は筋肉を施術をする方法で、固まった筋肉が緩むように施術を進めていきます。

神経圧迫になっていても筋肉が原因なら、こういう手段もあるということですね。

頚椎ヘルニアに対するトリガーポイント鍼療法についてさらに詳しくはこちら

まとめ

  • 頚椎ヘルニアで手術と言われた場合でも、必ず手術が必要な状態とは限らない
  • 医師により見解が異なることもあるので、まずはセカンドオピニオンを考えてみる
  • 神経が原因なら手術が必要だが、筋肉が原因なら手術以外にも選択肢がある

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