頚椎ヘルニアと胸の痛みは関係ある?考えられる理由と対策のポイント

胸の痛み
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「頚椎ヘルニアって胸も痛くなるだろうか?」

病院で頚椎ヘルニアと診断され、首や肩、腕が痛いのは理解ができる。でも胸の痛みは何か別の病気なのか気になってしまう。

頚椎ヘルニアになり、胸の痛みもあると不安になりますよね。ただ、胸が痛いからといって必ず胸の病気とは限りませんし、頚椎ヘルニアで胸の痛みが出ることはあります。

頚椎ヘルニアで胸も痛くなることがあるのはなぜか?胸の病気で考えられるものは何か?などについてまとめました。

1 頚椎ヘルニアで胸が痛くなるのはなぜ?

胸の痛み

頚椎ヘルニアで胸が痛くなることがあるのは、筋肉に原因があるからです。

このことについて詳しく解説します。

1-1 首の前や鎖骨の下の筋肉が原因

頚椎ヘルニアで胸が痛い時、首の前や鎖骨の下にある筋肉が主に考えられる原因。

筋肉は縮んで固まってしまうと、痛みやしびれの原因になります。こういった筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群と言います。

デスクワークや、車の運転といった特定の姿勢が続いた時に胸が痛くなる。こういう状態なら筋肉が原因の痛みと考えられます。

1-2 頚椎ヘルニアは神経が原因では?

頚椎ヘルニアというと神経圧迫のみが原因とされがち。確かに神経圧迫のこともありますが、それだけが痛みの原因とは限りません。

先ほど解説した筋肉や、さらには炎症が原因でズキズキと痛むことも。

神経が原因なら神経特有の重い症状が出ます。ですが、そういった症状がなければ神経以外が原因の可能性が高いでしょう。

2 この筋肉が胸の痛みの原因になりやすい

頚椎ヘルニアで筋肉が原因の場合、どの筋肉が胸の痛みを引き起こしやすいのか解説します。

2-1 首の前の筋肉

胸の痛みの原因になりやす筋肉1つ目は、首の前にある筋肉です。

斜角筋という細い筋肉があり、腕の痛みやしびれの原因になりやすい筋肉ですが胸の痛みの原因にも。

写真をご覧ください。

胸の痛みの原因1

首の前にバツ印を付けています。そして、胸に赤い楕円形の印。

首の前の筋肉が固まってしまうことで、矢印の方向に向かって痛みが出ることがあります。

この場合は痛みは胸に感じますが、原因は首の前ということですね。

2-2 鎖骨の下の筋肉

胸の痛みの原因になりやす筋肉2つ目は、鎖骨の下にある筋肉です。

大胸筋という胸の筋肉の一部が鎖骨の下にあり、そこが固まってしまうと鎖骨のやや下あたりの痛みの原因に。

写真をご覧ください。

胸の痛みの原因2

鎖骨の下あたりにバツ印を、そして胸に赤い楕円形の印をつけています。

鎖骨の下に付着している筋肉が固まってしまうことで、矢印の方向に痛みが響くように出るということ。

車のハンドルを握る位置に手を置いている時に胸が痛むなら、この鎖骨下あたりの筋肉が原因かもしれません。

2-3 胸の筋肉

胸の痛みの原因になりやす筋肉3つ目は胸の筋肉。

小胸筋という少し深いところにある筋肉が固まってしまうと、その筋肉の部分に痛みを感じることがあります。

写真をご覧ください。

胸の痛みの原因3

胸の痛みの出やすい部分にバツ印と赤い印をつけています。

この筋肉は腕の痛みの原因にもなりやすいですが、同時に胸の痛みの原因になることも珍しくありません。

腕を動かしている時などに胸に痛みが出るなら、この部分が原因のことも考えられます。

3 考えられる胸の病気は?

胸が痛い

筋肉が原因で胸に痛みが出るケースを解説してきましたが、ここからは胸の病気について考えられるケースを考えてみましょう。

※考えられる胸の病気の一部を紹介しています。

3-1 狭心症

狭心症は冠動脈という心臓の血管がなんらかの原因で狭くなり、血液の流れが悪くなるため一時的な虚血を起こす病気です。

胸の痛みや圧迫感を感じ、その症状が数分から数十分続くことも。

胸が締め付けられるような感じや、違和感、詰まる感じなどが生じやすいです。

3-2 大動脈解離

大動脈という太い血管に亀裂ができてしまい、そこから血液が流入し血管を引き裂いてしまう病気です。

突然起こる激痛が特徴で、胸や首、背中などに痛みが移動することもあります。

3-3 自然気胸

自然気胸とは肺の一部が破れてしまい、その結果として肺が縮んでしまう病気のこと。

長身で痩せ型の男性に多いと言われ、突然胸が苦しくなり痛みがでる病気です。

3-4 肋骨の骨折

肋骨を骨折すると、深呼吸に伴い痛みがでることがあります。

また、痛みを感じる部分を押した時や、咳をした時にもズキン!と痛みがすることがあります。

4 胸の痛みを感じたらどうすればいい?

医師

頚椎ヘルニアに伴い胸の痛みもある場合、まずは担当の医師にそのことを伝えましょう。

胸の痛みには先ほど挙げた例以外にも多くの病気があります。

強い痛みなら必ず医師に伝えると思いますが、軽い痛みなら放っておいても良いかなと思ってしまいませんか?

何の病気が隠れているか分かりません。ですから、軽度の痛みでも早めに医師に伝え、もし病気が見つかったなら医師の指示に従いましょう。

5 胸の病気がなく筋肉が原因なら?

トリガーポイント鍼療法

胸の病気ではなく、筋肉が原因で胸が痛む場合には筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

トリガーポイント鍼療法について解説しますね。

5-1 どんな施術なの?

この施術は、縮んで固まってしまい、痛みの原因になっている筋肉に鍼をするという方法。

固まってしまった筋肉に対して鍼をして、その結果筋肉が緩むように施術を進めていくという流れです。

胸の痛みが筋肉の場合も、原因になっている部分に対して施術を行います(首の前の斜角筋は除く)。

5-2 首や肩、腕などの痛みに対しても施術

頚椎ヘルニアに伴う胸の痛み以外にも、首や肩、腕の痛み・しびれがあるのではないでしょうか。

そういった痛みやしびれも、実は筋肉が原因で起きていることがほとんど。

ですから、頚椎ヘルニア特有の首や肩、腕の痛み・しびれといった症状が筋肉によるものであれば必要な部分に対して施術を行います。

頚椎ヘルニアの痛みやしびれに対するトリガーポイント鍼療法

最後に

頚椎ヘルニアの症状だけでもつらいのに、胸まで痛いとさらに不安になりますよね。

胸の痛みは病気の場合があります。ですが、病気はないけれど痛むというなら今回解説したように筋肉が原因の可能性が大。

頚椎ヘルニアに伴い筋肉が原因の胸の痛みが出ることは、特別珍しいということではありません。

筋肉が原因なら、どこが原因になりやすいかははっきりしていることが多いです。そして、その場合の対処法としてのトリガーポイント鍼療法。

ちょっと意外だったかもしれませんが、筋肉が原因ということもあるんだという知識が安心につながればと思います。

まとめ

  • 頚椎ヘルニアに伴い胸の痛みがある場合は、神経圧迫ではなく筋肉が固まってしまったことによる場合が多い
  • 首の前、鎖骨の下、胸の筋肉が固まってしまうと胸の痛みの原因になりやすい
  • 胸の痛みは病気の可能性も考えられるので、たとえ痛みが軽くても早めに担当医にそのことを伝えるのが良い

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