頚椎ヘルニアで指がしびれる原因や薬で治まらない時の対処法

指
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頚椎ヘルニアで指や指先がしびれる。

病院で治療も受けているし薬もちゃんと飲んでいる。でもやっぱり指のしびれは変わらない。

こんな指のしびれはどうすればいいのか?って思いますよね。

指がしびれるということはどこかに原因がありますし、治療や薬で治まらないなら何かが間違っているということになります。

今回は、頚椎ヘルニアで指がしびれる原因や、薬をちゃんと飲んでいるのにまだしびれるという場合の理由や対処法を解説します。

1 あなたの指のしびれは神経以外が原因かもしれません

手

指のしびれ=神経が原因と思われがちですが、実は筋肉が原因でも指にしびれがでることが非常に多くあります。

たとえ頚椎ヘルニアになっている場合でも、神経ではなく筋肉が原因で指や指先がビリビリ・ジンジンとしびれることは珍しいことではありません。

病院での治療を受けたり、薬を飲んでいても指のしびれが変わらない。

もしこのような状況が続いているのなら、あなたの指のしびれは神経ではなく筋肉が原因かもしれません。

2 指のしびれが筋肉が原因かどうかチェックする方法

チェックリスト

頚椎ヘルニアで指のしびれがある場合に、そのしびれの原因が筋肉なのか神経なのかチェックする方法を解説します。

2-1 こんな時にしびれるなら原因は筋肉

指や指先のしびれがどんな時にでるか?もしくは強くなるか?によって筋肉が原因かどうかが分かります。

項目を挙げますので確認してみてください。

  • 朝起きた直後は指先がジンジンしている
  • 車のハンドルを握ると指のしびれが強くなる
  • 電車のつり革を持つなど手を上げた姿勢でいると指がしびれてくる
  • テレビを見るなど長時間一定の姿勢でいると指がだんだんしびれてくる
  • スマホを見続けていると指がしびれてくる

他にもありますが、こういう時に指のしびれがでるとか強くなるなら原因は筋肉です。

2-2 4つの動作のどれかで指しびれるなら原因は筋肉

写真で4つの動作を紹介します。4つの動作のうちどれか、もしくは複数で指がしびれるなら原因は筋肉と考えられます。

上を向く

1 上を向く

首を回す

2 首を回す

首を真横に倒す

3 首を真横にたおす

腕を上げる

4 腕を上げる

これら4つの動作でいつもの指のしびれが強くなるようなら、原因は首や肩周り、そして胸の筋肉にあると考えられます。

2-3 この症状がなければ筋肉が原因

これから3つの状況を挙げますので、はい・いいえで該当するかどうかチェックしてみてください。

  1. 尿意・便意がある時にトイレに入ってスムーズに用を足せる
  2. 指先で小さなものをつまむことが普段どおりできる
  3. お箸でラーメンやうどんを普段どおり食べることができる

この3つの項目すべてが「はい」であれば筋肉が原因です。逆にどれか1つでも「いいえ」であれば神経が原因の可能性があります。

3 この筋肉が指のしびれの原因になりやすい

指のしびれの原因が筋肉にある場合、どの辺りの筋肉が原因になりやすいのかを解説します。

3-1 首の前の筋肉

斜角筋

首の前には細い筋肉が数本あり、その筋肉が縮んで固まってしまうと指先のしびれの原因になりやすいです。

斜角筋という筋肉が原因で指がしびれている方が多いです。

3-2 肩甲骨にある筋肉

棘下筋

肩甲骨にある筋肉も固まってしまうと指のしびれの原因になりやすいです。

一般的な傾向なので全ての方に該当するわけではありませんが、肩甲骨にある筋肉が固まってしまうと小指がしびれることが多いです。

棘下筋という筋肉が固まってしまい指がしびれている方が多いです。

3-3 胸の筋肉

大胸筋

胸の筋肉も固まってしまうと指のしびれの原因になりやすいです。

写真のバツ印は胸の筋肉がある部分です。胸の筋肉は鎖骨や腕につながっていて、バツ印の辺りが固まってしまうとしびれの原因になりやすいです。

ちなみに、大胸筋という筋肉が固まってしまうと親指や人差し指のしびれがでる傾向があります。

4 筋肉が原因の指のしびれについて知って欲しいこと

黒板

筋肉が原因で指がしびれると言われても、ちょっとよく分からないという方が多いと思います。

そこで、筋肉が指のしびれの原因になるということについて、もう少し詳しく解説していきたいと思います。

4-1 なぜ筋肉が原因で指がしびれるの?

筋肉にコリができて、そのコリがさらに硬くなってしまうと筋肉が原因のしびれが起こります。

体が疲れると筋肉も疲労し、その筋肉には肩こりのようなコリが部分的にできてしまいます。そしてそのコリがある状態でさらに筋肉に負担がかかり続けると、筋肉がガチガチに硬くなってしまいます。

そこまで硬くなってしまうと、しびれだけではなく痛みの原因になります。こういった症状を筋膜性疼痛症候群と言います。

4-2 固まった筋肉から離れたところがしびれるのが特徴

先ほど指のしびれの原因になりやすい筋肉を解説しました。

ですが、首や肩甲骨、胸といった部分の筋肉が原因で指や指先がしびれるってちょっと不思議ですよね。

これは筋膜性疼痛症候群では全く珍しいことではありません。専門的な話になってしまうので詳細は省きますが、簡単に言うと脳がしびれる場所を錯覚していると言われています。

こういった原因部分と実際にしびれを感じる部分が異なるのも、筋肉が原因のしびれの特徴です。

5 筋肉が原因のしびれは薬で治まらないの?

飲み薬

頚椎ヘルニアで指のしびれがある時に病院で薬を処方されることがありますが、こういった薬ではしびれが治まらないことが多いです。

その理由について解説します。

5-1 痛み止めは筋肉に対して効果がない

頚椎ヘルニアで指にしびれがある場合、病院で処方される薬としては痛み止めが多いです。

ですが、この痛み止めは固まった筋肉を緩めるためのものではありません。

神経が原因という前提の薬ですから、そもそも筋肉が原因の指のしびれには効かないことが多いのです。

5-2 筋肉を緩める薬でもダメな場合が多い

病院によっては筋肉を緩める薬を処方する場合もありますが、それでもやはり筋肉は緩みきらないことが多いです。

神経に対しての薬よりは良いかもしれません。ですが、固まった筋肉に直接働くわけではないので効果が低いということですね。

6 筋肉が原因で指がしびれる時にやって良いこと・やってはいけないこと

頚椎ヘルニアで指がしびれる時の原因が筋肉にある場合、やって良いことと逆にやってはいけないことがありますので解説します。

6-1 やって良いこと

シャワー

シャワーを浴びたり湯船につかった後は指のしびれが多少でも軽くなるなら、体を温めることが有効な状態と言えます。

温まることで指のしびれが軽くなる理由は簡単で、固まった筋肉が温まることで少し緩んだからと考えられます。

こういう状態の方は、お風呂で温めるのが良いですね。

6-2 やってはいけないこと

頚椎ヘルニアで指のしびれがあり、その原因が筋肉にある場合にやってはいけないのが首や肩周りの体操です。

特にこの運動は指のしびれが強くなってしまう可能性が高いです。

肩を上下に動かす運動

肩を上下させる体操はやってはいけない

指のしびれがある時に肩を上下させる体操は、首の前の筋肉を動かすことになりますのでやらないでください。

指のしびれがなければ問題ありませんが、しびれがある時に回復目的で行う体操ではないということを知ってもらえればと思います。

7 筋肉が原因の指のしびれ対処法

トリガーポイント鍼療法

筋肉が原因で指がしびれている場合、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

この施術について簡単に解説します。

7-1 トリガーポイント鍼療法の特徴

固まって指のしびれを出している筋肉を施術する方法です。従来の鍼治療とは異なり、ツボではなく筋肉を施術するというのが特徴です。

頚椎ヘルニアによる指のしびれの場合、主な施術部分は次のとおりです。

  • 背中
  • 肩甲骨周り
  • 腕の付け根や鎖骨の下

こういった部分で固まってしまった筋肉を探し出し、鍼の施術を進めていくという方法です。

7-2 トリガーポイントとは?

トリガーポイントというのは、筋肉の表面を覆う筋膜という部分にできるしびれや痛みの元になる部分のことです。

コリからさらに硬くなって締まった筋肉には、このトリガーポイントが形成されてしまいます。

トリガーポイントについてはこちらでもっと詳しく解説しています

7-3 最後に

頚椎ヘルニアで指がしびれると、神経が原因とされることが多いですし、そう思ってしまう方も多いと思います。

ですが、なんでもかんでも神経が原因ではないということは事実なんですね。

薬を飲んでもダメだったり、電気治療、牽引をしてもダメという方もいると思いますが、あきらめずに回復を目指して欲しいと思います。

頚椎ヘルニアの痛みやしびれに対するトリガーポイントもご参考下さい

まとめ

  • 頚椎ヘルニアによる指のしびれは神経ばかりではなく実は筋肉が原因のことが非常に多くある
  • 特定の動作や姿勢で指のしびれがでるとか強くなるなら筋肉が原因の可能性が高いと言える
  • 頚椎ヘルニアに対して処方される薬は神経に対しての薬なので筋肉が原因のしびれには効かないことが多い

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