首のヘルニアで頭痛がするのはなぜ?理由や対処法を分かりやすく解説

頭痛
Pocket

「首のヘルニアって頭痛もするのかな?」

ヘルニアの症状に伴い頭痛もすると、大丈夫だろうかと不安になってしまいますよね。

ですが、首のヘルニアと頭痛の関係性や、対処法にはどういったことがあるのかを知れば安心につながるのではないでしょうか。

今回は、首のヘルニアになり頭痛もする場合の理由や、治療や施術などの対処法について分かりやすく解説したいと思います。

1 首のヘルニアで頭痛もする理由

頭痛

首のヘルニアの症状があり、さらに頭痛もする場合の理由について解説します。

1-1 首のヘルニアになり頭痛がしても不思議ではない

首のヘルニアの症状として頭痛がしても、特別おかしいということは基本的にありません。

なぜなら、首のヘルニアはほとんどの場合で首や肩周りの筋肉に原因があるからです。

首や肩の筋肉が固まってしまった結果、首や肩、腕に痛みやしびれが出たり頭痛が症状として出るのです。

1-2 神経圧迫は頭痛と関係ない

首のヘルニアというと神経圧迫が原因だと言われた方は多いと思いますが、神経圧迫と頭痛は関係がないと思ってもらって構いません。

神経圧迫が原因の場合は、神経の症状として麻痺や排泄が困難になるなどの症状が出ます。

それらの神経症状はないけれど首や肩、腕などの痛みやしびれがあるという場合は、筋肉が原因の筋膜性疼痛症候群という症状なのです。

そして、頭痛も神経圧迫ではなく筋膜性疼痛症候群に含まれるのです。

2 こんな場合は筋肉が原因の頭痛

パソコンを見る女性

首のヘルニアに伴い頭痛がする場合で、筋肉に原因があると考えられる例を挙げてみます。

  • デスクワークによる首や肩のこりに伴い頭痛もする
  • 首や肩のこりに伴いいつもと同じ感覚の頭痛がする
  • お風呂上がりは頭痛が少し楽になる
  • 長時間同じ姿勢でテレビやスマホを見ているとだんだん頭痛がしてくる
  • 一定時間上を向いているとだんだん頭痛もしてくる

他にも例はありますが、こういうケースは筋肉が原因で頭痛が起きていると考えられます。

なぜなら、筋肉の疲労や動作に伴い頭痛も起きているからです。お風呂上がりに頭痛が少し楽になるのは筋肉が緩んだことが理由ですね。

3 首のヘルニアに伴う頭痛の原因はここ

首のヘルニアに伴う頭痛の原因が筋肉にある場合、どの辺りの筋肉が原因になりやすいのかを解説します。

写真をご覧下さい。

頭痛の原因になる筋肉1

首や肩の筋肉が原因で側頭部に痛みが出る

左側にヘルニアの症状が出ている場合とお考え下さい。

写真の左首、肩にバツ印を付けています。この辺りの筋肉が固まってしまうと、矢印を付けているように後頭部から側頭部にかけて頭痛が出ることがあります。

またバツ印の部分の筋肉が原因で、首や肩、腕に痛みやしびれが出るようにもなります。

もう1枚写真をご覧下さい。

頭痛の原因になる筋肉2

首の前や側頭部の筋肉が原因で側頭部に頭痛が出る

首の前と側頭部にバツ印を付けています。

首の前の筋肉が固まってしまうと、側頭部の頭痛の原因になりやすいです。また、側頭部にも筋肉がありますので、その筋肉が原因で側頭部が痛むこともあります。

首の前の筋肉は、腕の痛みや指先のしびれの原因にもなりやすいです。

最後の写真です。

頭痛の原因になる筋肉3

後頭部辺りにバツ印を付けています。

この辺りには小さな筋肉があり、それらが固まってしまうと目の奥の痛みや後頭部の頭痛の原因になりやすいです。

4 こんな頭痛は要注意!

激しい頭痛

首のヘルニアの原因は筋肉のことが多いです。そのため、頭痛も原因は先ほど挙げたような筋肉にあることが多いということをお伝えしました。

ですが、気をつけなければいけない頭痛もありますので解説します。

4-1 夜中に頭痛で目が覚める場合

夜中に激しい頭痛がして、あまりの痛さに目が覚めてしまう。

そんな頭痛は要注意です。特にいつもの頭痛とは違う痛み方をするとか、違う場所がすごく痛いという場合は脳が原因の場合もあります。

特に中高年の方で血圧が高く、体も疲れ気味でストレスもたまっている。そんな方が激しい頭痛で夜中目が覚めてしまったという場合は、救急車で病院に行かなければいけないこともあります。

4-2 頭痛がして顔の半分や舌先がしびれる場合

頭痛に伴い顔の半分がしびれたり、舌先もビリビリするような場合も要注意です。

この場合は、脳が原因の重症の場合と、一過性の虚血発作といって比較的心配しなくて良い場合があります。

仮に顔や舌先のしびれがすぐ治まっても、念のため脳神経外科などの病院を早めに受診しましょう。

4-3 突然襲われる激しい頭痛

普段の生活の中で、突然後頭部をまるでバットで殴られたかのような激しい頭痛がした場合はかなり危険な可能性が高いです。

この場合、本人は倒れて意識も失ってしまうかもしれません。

脳に異常がある場合の頭痛が考えられますので、周囲の方が見つけた場合はすぐに救急車を呼ぶようにして下さい。

5 頭痛がある場合は必ず医師に伝える

病院

首のヘルニアになり、さらに頭痛もある場合は必ず担当の医師にそのことを伝えましょう。

初診時に首や肩といったヘルニアの症状を伝えるだけではなく、頭痛もあるということもちゃんと話しておくのが良いです。

どんな頭痛なのか?どの辺りが痛むのか?もともと頭痛持ちなのか?吐き気はあるのか?などですね。

多くの場合は筋肉が原因と思われますが、別の原因があるかもしれません。

ですから、病院受診時には必ず担当の医師に頭痛のことを話して診てもらうようにしましょう。

6 頭痛薬についても医師に相談を

頭痛と薬

もともと頭痛持ちで首のヘルニアになってしまったという方もいると思います。

そういう方で頭痛薬を飲んでいる場合は、首のヘルニアで病院を受診した時にその頭痛薬についても担当の医師に伝えるのが良いですね。

首のヘルニアによる痛みやしびれの症状に対して、病院で薬が処方されることがあります。その場合に頭痛薬を一緒に服用して良いかどうかという問題もありますからね。

薬の量が増えすぎて吐き気がしてしまうということもあるかもしれません。ですから、もともと頭痛薬を飲んでいたのならそのことをちゃんと医師に伝えて下さい。

7 筋肉に原因がある首のヘルニアや頭痛でやってはいけないことと対処法

トリガーポイント鍼療法

首のヘルニアによる痛みやしびれ、そして頭痛の原因が筋肉にある場合の対処法を紹介します。

7-1 まずはこれを確認

首のヘルニアと頭痛の原因が筋肉かどうかをまずは確認しましょう。

チェック項目を挙げます。

  1. 神経症状としての麻痺や排泄が困難な状況はない
  2. 頭痛はあるが肩こりに伴う頭痛の痛みだ
  3. お風呂上がりや日によっては頭痛がかなり楽な時がある
  4. 医師から脳が原因の頭痛ではないと言われている
  5. 夜中に頭痛で目が覚めることはない

これらが当てはまるのであれば、基本的には筋肉が原因のヘルニアや頭痛と考えられます。

7-2 この体操はしてはいけない

首のヘルニアと頭痛の原因が筋肉にある場合、しないで欲しい体操があります。

それは、肩を上下させる体操です。

肩をすくめる動作

肩を上下させる体操は症状が悪化することがある

なぜこの体操がいけないかというと、首のヘルニアと頭痛の原因になっている筋肉に負担がかかるからです。

原因になりやすい筋肉を紹介しましたが、この動作は首の前や肩周りの筋肉を動かすことになります。

そのため、その時は良いかもしれませんが、後から頭痛だけではなく腕の痛みやしびれが増す可能性があるので避けて下さい。

首のヘルニアの症状や頭痛が治まってから行うようにして下さい。

7-3 入浴後に症状が楽になるなら温める

お風呂に入ることで、首のヘルニアの痛みやしびれ、そして頭痛も楽になるようなら温めるのが良いですね。

必要以上に長くお風呂に入れば良いということではありません。普段通りに入って体を温めるようにして下さい。

ただし、首のヘルニアの症状や頭痛が増す場合は温めすぎないように注意して下さいね。

7-4 筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法

首のヘルニアと頭痛の原因が、首や肩周囲の筋肉にある場合の専門的な施術としてトリガーポイント鍼療法があります。

トリガーポイントとは簡単に言うと、筋肉にできた痛みやしびれの元になる部分のことです。

トリガーポイントについてもっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ

その痛みやしびれの元になっている部分に対して鍼の施術をするのがトリガーポイント鍼療法です。

筋肉が原因で首のヘルニアによる痛みやしびれ、そして頭痛もするという場合にはこういった施術もあるということを知ってもらえればと思います。

8 最後に

首のヘルニアと頭痛というと、体の症状も大変ですが精神的にも不安が大きいのではないかと思います。

ただ、原因は単純に筋肉が固まっただけの場合も多々あるということも事実です。そして筋肉が固まった状態というのは、壊れて修復不能ということではありません。

場合によっては本当に神経が原因のことや、脳が原因の頭痛ということもあるでしょう。ですが、筋肉が原因なら対処法はちゃんとあるのです。

ですから、まずは病院で必要な検査等を受けて、その後で必要な治療や施術を受けてもらえればと思います。

首のヘルニアの症状や頭痛に対してのトリガーポイント鍼療法はこちら

まとめ

  • 首のヘルニアで頭痛もするのは珍しいことではなく、さらに神経圧迫ではなく筋肉が原因の場合が多くある
  • 首や肩周りの筋肉が原因で首のヘルニアの痛みやしびれ、そして後頭部や側頭部の頭痛が出る
  • 筋肉が原因の首のヘルニアや頭痛はあるが、脳が原因の頭痛もあるのでまずは病院を受診することが大事

施術をご希望の方へ

ご来院された患者さん

完全予約制

三宅鍼灸院

筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法を行っています。

受付時間

当院へは名古屋市北区、中村区、東区、守山区、瑞穂区、中川区、中区、緑区、小牧市などからもご来院頂いております。

LINE@お友達募集中

LINE@の友達登録よろしくお願いします。

LINE@限定のお役立ち情報や当院の予約状況について配信しています。

友だち追加