頚椎症で筋肉に原因がある場合の3つの具体例と5つのチェック項目

頚椎症による痛み
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頚椎症の痛みやしびれは、筋肉に原因がある場合が多いです。

これは、神経圧迫が原因と言われた方でも同じこと。検査で頚椎の変形が見つかった。だから、変形による神経圧迫で痛みやしびれが出ている。こう言われた場合でもです。

たとえ、実際に変形があった場合でも、実際には変形しているだけのことがほとんど。

変形があっても、筋肉に原因がある場合には特徴があります。そして、その場合の簡単な見分け方もあるのです。

頚椎症による痛みやしびれの原因が、筋肉にあると言える理由は何か?そして、その場合はどうすれば分かるのか?などについて解説をしています。

頚椎症で薬が効かない方は続きをどうぞ。

1 頚椎症の症状は筋肉に原因があると言える理由

黒板

頚椎症による痛みやしびれなどの症状は、筋肉に原因があることが大半。その理由は、動きに伴って症状が出るのは、筋肉が原因の症状の特徴だからです。

神経が、変形した首の骨によって圧迫される。そのため、痛みやしびれが出るなら、常に症状がなければおかしいです。ですが、痛む時もあれば、そうではない時もあるのが実際。

例えば、痛みやしびれがない状態から、上を向くと腕や肩が痛む。こういう状態は、筋肉を動かしたため症状が出たということ。つまり、神経ではなく筋肉が原因ということなのです。

2 筋肉に原因がある場合の具体例

頚椎症

頚椎症の症状が、筋肉に原因がある場合の具体例を3パターン挙げてみます。ご自身の場合と比べてみてください。

2-1 上を向くと痛みやしびれが出る

頚椎症と言われた方で、うがいや目薬を差す時のように、上を向くと痛みやしびれが出るなら筋肉が原因です。

この場合は、上を向くという動作で使う筋肉が原因ということ。上を向く際に動く筋肉が縮んで固まっている。その状態の筋肉を使うので、痛みやしびれが出るのです。

2-2 首を回すと痛みやしびれが出る

首を痛みがある側に回しみてください。可動範囲一杯まで回すか、その途中の段階でも痛みやしびれが出るなら筋肉が原因と言えます。

上を向くのと同様、首を回す時に働く筋肉があります。その筋肉が固まっているため、首を回すと痛みやしびれが出る状態になっているのです。

2-3 車の運転中に痛みやしびれが出る

車の運転中に痛みやしびれが出る。運転するまではそれほどでもないのに、ハンドルを握るとだんだん腕の痛みや指のしびれが出てくるようなら筋肉が原因です。

頚椎症と言われていても、筋肉に原因がある場合は複数の筋肉が原因。ですから、運転で症状が出るということは、腕を上げる際に働く筋肉に原因がある状態なのです。

3 頚椎症の症状が筋肉に原因があるかどうかのチェック項目

頚椎症による痛みやしびれが、筋肉に原因があるかどうかをチェックする簡単な方法があるので紹介します。

ただし、決して無理に行わないでくださいね。強引に行うと、後から症状が増すこともあります。また、あくまでも簡単なチェック項目ですので、専門家に診てもらうことも忘れないでくださいね。

3-1 上を向く

上を向く

上を向く動作をした時に、首や肩、二の腕に痛みが出る。または、手や指先がしびれるなら筋肉が原因です。

上を向くと痛みやしびれが出る場合の原因になる筋肉

上を向いた時に、痛みやしびれが出る。そんな場合に、原因となりやすい筋肉は、バツ印を付けている部分です。

バツ印の部分にある筋肉が固まってしまうと、上を向いた時に、赤い印を付けた部分に痛みやしびれが出やすくなります。

3-2 首を回す

首を回す

首を痛みがある側に回した時に、痛みやしびれが出る。その場合も、筋肉に原因があると考えることができます。

首を回した時に痛みやしびれが出る原因になる筋肉

首を回した時に、痛みやしびれが出る。その場合に、原因になりやすい筋肉は、バツ印を付けている部分のことが多いです。

バツ印の部分の筋肉が固まってしまうと、二の腕に痛みが出ることが多いです。

3-3 首を横に倒す

首を真横に倒す

首を痛みやしびれのある側に倒す。その時に、痛みやしびれが出たり、増すようなら筋肉が原因です。

首を回した時に痛みやしびれが出る原因になる筋肉 首を横に倒した時に痛みやしびれが出る原因になる筋肉

首を横に倒した時に痛みやしびれが出る場合は、首から肩にかけての筋肉と、首の前にある筋肉が原因になりやすいです。

こういった部分の筋肉が固まってしまうと、腕や指先の痛みやしびれの原因になりやすいということですね。

3-4 腕を前に上げる

腕を上げる

痛みがある側の腕を、真正面に上げたままでしばらくいる。そうすると、痛みやしびれが出てくるなら筋肉が原因です。

腕を前に上げた時に痛みやしびれの原因になる筋肉

腕を真正面に上げて、しばらくすると痛みやしびれが出てくる。この場合、原因になりやすいのは、首の前、鎖骨の下、腕の付け根の筋肉です。

車や自転車の運転、デスクワークなどで痛みやしびれが出てくる。そういう場合は、これらの筋肉が原因になっていることが多いです。

3-5 腕を真横に上げる

腕を横に上げる

腕を真横に上げて、しばらくしていると痛みやしびれが出る。そんな場合も、神経ではなく固まった筋肉に原因があると言えます。

腕を真横に上げた時に痛みやしびれの原因になる筋肉

腕を真横に上げた時に、痛みやしびれが出てくる。そういう場合は、首の前にある細い筋肉が原因になっていることが多いです。

斜角筋という筋肉があり、その筋肉が固まると、腕を真横に上げた際に痛みやしびれの原因になりやすいのです。

4 筋肉が原因の場合は痛み止めが効かないことが多い

薬

頚椎症の痛みやしびれは、神経ではなく固まった筋肉にあることが多いということを解説してきました。こういった、筋肉に原因がある場合には、痛み止めが効かないことも多いです。

なぜなら、痛み止めは、神経や炎症が原因の痛みに対しての薬だからです。つまり、固まった筋肉が原因の場合、その筋肉を緩める作用はないということ。

リリカは神経に対しての薬、ロキソニンは炎症に対しての薬です。ですから、これらを飲んで効かない場合、薬が悪いということではありません。そもそも、痛みの原因が違うということなのです。

頚椎症で痛み止めを飲んでも効かないのはなぜ?理由や別の対処法6項目

5 筋肉が原因の痛みはどうすれば良いの?

頚椎症

頚椎症の痛みやしびれが、固まった筋肉にある。そんな場合に必要なことは、その筋肉が緩むこと。そのための方法の1つとして、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まって、痛みやしびれの発生源になっている筋肉に鍼をする方法です。ですから、頚椎症と言われた場合でも、神経ではなく筋肉に原因がある状態なら施術が可能ということ。

今回解説した、5つの動作のどれかで症状が出る。そんな場合は、筋肉に原因があるので施術の対象になるということですね。

頚椎症にトリガーポイント鍼療法をする理由や施術の実際8ポイント

6 頚椎症の痛みやしびれでお困りの方へ

頚椎症と言われた方は、レントゲンもしくはMRIの画像を見たと思います。そして、実際に変形している状態が確認できると、神経が圧迫されているんだと思ってしまいますよね。

これは、仕方がありません。ですが、実際には変形があっても、それは変形しているだけの方がほとんど。そして、変形があっても、筋肉が原因で症状が出ていることが多いのが実際。

変形を目にすると、筋肉が原因と言われても信じられないかと思います。ですが、本当に神経が原因なら、痛みがあったりなかったりすることがおかしいのです。

痛みがない時は神経が圧迫されておらず、痛みがある時は神経が圧迫される。そんなことにはならないのです。そうではなく、縮んで固まった筋肉が原因。

そのため、その筋肉を使った時に痛みやしびれが出る。こういった痛みやしびれは、筋膜性疼痛症候群と呼ばれています。

筋膜性疼痛症候群は、決して珍しいことではありません。神経が原因と言われた多くの方が、実際には筋膜性疼痛症候群というケースは多々あるのです。

神経圧迫といわれた方でも、一度、今回紹介した動作を無理のない範囲で試してみてください。そして、筋肉を使って症状が出たり、増すようなら筋肉が原因です。

筋肉を使って痛みやしびれが出る場合には、その筋肉に対しての対策もあるということも知ってもらえればと思います。

頚椎症による痛みやしびれでお困りの方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 頚椎症の痛みやしびれが、神経ではなく筋肉にあると言える理由は、動作に伴って症状が出るのは筋肉に原因がある症状だから
  • 上を向く、首を回す、車の運転時などに痛みやしびれが出る場合は、神経圧迫ではなく筋肉に原因がある状態
  • 筋肉が固まってしまうと、痛みやしびれの原因になる。こういった症状は、筋膜性疼痛症候群と呼ばれていて、多くの方に見られる症状

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