テニス肘で痛み止めが効かないのはなぜ?理由や対策7項目

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テニス肘になり痛み止めを飲んでもずっと痛いまま。

カバンを持つ時や、タオルを絞る時などにズキン!と痛みがはしる。手だから使わないわけにもいかないので、どうしたらいいのかな?と迷っている。

こういう方は多いですよね。ですが、痛み止めが効かない場合には理由があり、そしてどうすればいいのかという対策を知れば気持ちもスッキリするのではないでしょうか。

テニス肘で痛み止めが効かないという方に知って欲しいポイントをまとめました。

1 テニス肘に痛み止めが効かないのはなぜ?

なぜ?

テニス肘に対して痛み止めが効かない理由は、肘周りに炎症が起きていないからです。

痛みの原因は1つとは限りません。神経、筋肉、炎症など痛みの元になるものは複数あり、さらにそれらのいくつかが同時に起きていることもごく普通。

痛み止めが効くのは炎症に対しての痛みです。つまり、痛み止めを飲んでもまだ痛いということは、炎症ではなく他の原因があるからということになります。

2 飲み薬の痛み止めが効く痛み・効かない痛み

薬

飲み薬としての痛み止めが、効く痛みと効かない痛みの違いを簡単に解説します。

2-1 痛み止めが効く痛み

痛み止めが効く痛みというのは、安静にしている時にズキズキとうずくような痛みです。

こういう痛みは炎症による痛みで、主に腕を使っていない時に出るという特徴があります。

スポーツが終わった後にズキズキと痛む場合や、夜寝ていて痛くなるような場合が炎症に痛みです。

2-2 痛み止めが効かない痛み

痛み止めが効かない痛みは、テニス肘の場合で言うと動作に伴って痛む場合です。

これは、筋肉が原因の痛みで、主に手を使うとか手に力が入った時に出るという特徴があります。

カバンを持つ、タオルを絞る、ドアノブを回す、デスクワーク中などに痛くなるなら筋肉が原因と言えますね。

2-3 補足

整形外科でテニス肘に対して処方される痛み止めは消炎鎮痛剤です。

ロキソニンやセレコックスという痛み止めが消炎鎮痛剤。これらは非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)と言われる痛み止めです。

3 痛み止めの注射が効かないのも理由は同じ

注射

整形外科で痛み止めの注射を打ってもらった。でも、痛みが変わらないという場合の理由は飲み薬と同じです。

このことについて解説します。

3-1 注射の痛み止めはステロイド

整形外科で痛み止めとして行われるのはステロイド注射です。

ステロイドには炎症を抑える作用があるため、テニス肘の場合も炎症を抑える目的で注射が行われます。

3-2 炎症がなければステロイド注射は効かない

飲み薬の場合と同じで、炎症がなければ消炎鎮痛剤としてのステロイド注射を行っても痛みは変わりません。

肘の痛みが手首を返すとか腕に力が入った時などに出るなら、炎症ではなく筋肉が原因の痛みだから効かないということになります。

※注射が良い悪いということではありません。

4 湿布を貼ってもあまり変わらない理由は?

湿布

病院で湿布を処方されたり、ドラッグストアで湿布を買ったけど効果がイマイチ。

そんな方もいると思います。湿布を貼ってもテニス肘の痛みが変わらない理由を解説します。

4-1 湿布が効くのも炎症に対しての痛み

湿布が効く痛みは炎症が原因で起きている痛みです。

湿布の目的は炎症による腫れや痛みを抑えること。つまり、飲み薬や注射と同じ消炎鎮痛剤ということですね。

ですから、そもそも肘周りに炎症がなければ湿布を貼っても変わらない場合が多いでしょう。

※湿布が良い悪いということではありません。

4-2 補足

ロキソニンテープやモーラステープといった湿布は、どちらも消炎鎮痛剤としての成分が含まれています。

ご自身で購入する際は、合う・合わないやかぶれるということもありますので薬剤師さんに相談してくださいね。

5 痛み止めが効かない場合に知って欲しいこと

知って欲しい

テニス肘で飲み薬の痛み止めや、注射の痛み止め、湿布が効かない場合について知って欲しいことを解説していきます。

5-1 痛み止めが効かないなら筋肉への対策が必要

テニス肘で痛み止めの飲み薬、注射、湿布どれも効かない場合は、炎症ではなく筋肉が原因なので筋肉への対策が必要です。

筋肉が原因というのは、簡単に言うと筋肉が固まってしまった結果痛みが出ているということ。

そのため、固まった状態を緩めることを目的とした対策が必要と言うことですね。

5-2 筋肉が固まると痛みが出るのはなぜ?

なぜ?

筋肉が固まった状態というのは、分かりやすく言うと筋肉が痛みがない状態よりも縮んでしまった状態と思ってください。

その縮んでしまった状態の筋肉を使うため、手を使ったり腕に力を入れると痛みが出るということ。

こういった筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群と言います。

5-3 なぜ筋肉は固まってしまうの?

筋肉が固まってしまうのはなぜかと言うと、使い過ぎたり疲れがたまり過ぎてしまったからです。

スポーツやデスクワークなどで頻繁に腕を使う場合はもちろん、日常生活をしているだけでも誰でも腕は使います。

その結果少しずつ疲労がたまり、だんだん腕の筋肉がひどい肩コリのような状態になってしまったと思ってください。

5-4 腕の筋肉が固まるとなぜ肘が痛むの?

腕には複数の筋肉があり、それらは肘の骨につながっています。

その複数の筋肉が固まってしまうと、手を使ったり腕に力が入った時に肘に痛みが出るようになります。

写真をご覧ください。

腕の筋肉

赤い楕円形の部分が腕の筋肉で、バツ印は腕の筋肉が付着する部分です。

腕の筋肉がこのように肘につながっているため、肘の骨の辺りに痛みを感じているという状態がテニス肘。

肘の骨が痛むように感じると思いますが、骨が悪いのではなく筋肉が骨に付着している部分が悪いということですね。

5-5 筋肉が原因ならこんな時に痛みが出やすい

筋肉が原因の場合、痛みが出る時に特徴があります。例を挙げますので、ご自身の痛みに該当するか確認してみてください。

  • 手首を返すと肘がズキンと痛む
  • カバンを持とうとした時に肘が痛む
  • ドアノブを回そうとした時に肘が痛む
  • テニスやゴルフで打つ瞬間に肘に痛みがはしる
  • デスクワークが続くとだんだん肘が痛くなってくる

他にも考えられますが、こういった手を使った時に痛みが出るのは筋肉を使ったから痛みが出ている場合です。

そのため、痛み止めを飲んでも効かないのは炎症ではなく、筋肉が原因の痛みがまだ残っているということになります。

6 筋肉が原因の痛みにはこんな対策

肘の痛み

テニス肘で筋肉が原因の痛みにはどのような対策があるのかについて解説していきます。

6-1 テニス肘用サポーター

筋肉が原因のテニス肘には、テニス肘用のサポーターやテニス肘バンドがあります。

肘に着けることで筋肉を補助するため、動かした時の痛みを和らげるということが目的です。

スポーツや頻繁に手を使う時にしておくと良いですね。ただ、テニス肘用サポーターの役割はあくまでも補助ということを忘れないでくださいね。

6-2 テーピング

テニス肘用のサポーターと同じ役割ですが、テーピングも筋肉を補助する役割があります。

かぶれやすい方には不向きですが、そうでなければ試してみる価値はあるでしょう。

6-3 トリガーポイント鍼療法

トリガーポイント鍼療法

テニス肘用サポーターやテーピングはセルフケアですが、専門的な施術としてトリガーポイント鍼療法があります。

筋肉に対して施術をする方法なので、炎症はないけれど筋肉が原因の痛みが出ているテニス肘に対しては施術ができます。

テニス肘に対してのトリガーポイント鍼療法についてもっと詳しくはこちら

7 テニス肘で痛み止めが効かなかった方へ

痛み止めは飲んでも効かないという方は結構多いです。

ただ、なぜ効かないのか?ということが分かれば、気分もスッキリしたのではないでしょうか。

テニス肘の痛みが続いている方は、痛み止めがダメだからとあきらめずに回復を目指して欲しいと思います。

まとめ

  • テニス肘に痛み止めが効かないのは、炎症ではなく筋肉が原因の痛みが出ているから
  • 飲み薬、注射、湿布としての痛み止めはどれも消炎鎮痛剤。炎症による痛みなら効果が期待できるがそうでなければ別の対策が必要
  • 腕の筋肉が固まってしまうと、腕の筋肉は肘につながっているため手を使った時に肘が痛む

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