ヘルニアになってしまい不安なあなたに贈る12の知識やアドバイス

不安
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病院でヘルニアと診断されてしまうと、多かれ少なかれ誰でも不安になってしまいますよね。

ですが、そもそもなぜ不安になるか?というと、分からないことが多過ぎるからではないでしょうか。

ヘルニアの原因や、痛み止め、ブロック注射。そういったことについて知識が深まれば、毎日の不安も軽減すると思うのです。

ヘルニアになってしまい、不安な時間を過ごしているあなたに知って欲しいことを12のポイントにしてまとめました。

1 ヘルニア=手術ではない

手術

ヘルニアで最も不安なこと。それは、おそらく「手術になったらどうしよう」ということではないでしょうか。

不安になる気持ちはよく分かります。ですが、手術が必要なヘルニアはそれほど多くありません。

詳しく解説しますね。

1-1 手術が必要なのはこんな場合

ヘルニアで手術が必要なのは、かなり重い症状が出ている場合です。それは次の2つ。

  1. 麻痺
  2. 膀胱直腸障害

麻痺は感覚がなくなったり、足が動かなくなってしまう症状。そして、膀胱直腸障害は、排尿・排便ができなくなったり、失禁してしまう症状。

この2つは、ヘルニアでは重度の症状です。

もしこの症状が出てしまったら、手術が必要な可能性が高いです。

1-2 保存療法が基本

重度の症状は出ていないけれど、痛みやしびれはある。そんな場合は、通常は保存療法から始まることが多いです。

保存療法とは、手術以外の方法と思ってもらって構いません。

病院で主に行われる保存療法は、薬、リハビリ、ブロック注射などですね。

1-3 手術は最終手段

重度の症状が出ていなければ、保存療法から始まることがほとんどです。

そして、いろいろ治療をしてみても痛みが変わらない。そんな場合に手術の提案がされることが多いです。

つまり、重症例を除けば、病院でも手術は最終手段なのです。いきなり手術ということにはなりません。

補足 もし、手術をしても症状が変わらなかったら

腰のヘルニアで、すでに手術を受けている。でも症状が変わらなかった。そんな方もいると思います。

こちらをどうぞ。

腰のヘルニアで手術後も痛みが変わらないのはなぜ?理由と対策8項目

ヘルニアで手術後にしびれが残った場合は何が原因でどうすればいいのか?

2 痛み止めが効かなくても大丈夫?

薬

病院で処方される痛み止め。飲んでも効かないという患者さんが結構多くおられます。

なぜ効かないのか?というと、いろいろと考えられる理由はありますので解説しますね。

2-1 痛み止めが効く痛み

ヘルニアの痛みには、実はいくつかの原因があります。そして、痛み止めにも種類と役割があります。

ヘルニアの痛みの原因の1つは炎症。そして、痛み止めにも消炎鎮痛剤があります。

ヘルニアで炎症の痛みが起きていれば、消炎鎮痛剤が効くでしょう。ですが、そもそも炎症の痛みがなければ、薬を飲んでも効かないということになります。

ちなみに、ロキソニンは炎症の痛みに対する薬です。

2-2 神経に対する痛み止めが効かない理由

痛み止めには、神経の働きを抑えるものもあります。それらが効かない場合も理由があります。

薬が神経の働きを抑えるように作用しても、神経が原因でなければ効きません。

リリカは神経に対する痛み止め。飲んでも効かないのは、原因が神経以外にあるからということになります。

2-2 筋肉が原因の痛みには効果は低い

ヘルニアの痛みは、固まった筋肉が原因で出ている場合があります。

痛み止めには筋肉を緩める作用はありません。ですから、固まった筋肉が原因の痛みに対して、痛み止めの効果はあまり期待できません。

痛み止めを飲んでいるのに、歩くと痛いというのは筋肉が原因の場合です。

ヘルニアで痛み止めが効かないのはなぜ?理由や対策がわかる7項目

3 ブロック注射が効かなくても大丈夫?

注射

ヘルニアの痛みに対するブロック注射。これもよく行われますね。ただ、痛みが治まれば良いのですが、そうではないケースも多々あります。

ブロック注射をしても痛みが治まらないと、大丈夫かな?と不安になるかもしれません。

ブロック注射は麻酔です。ですから、一時的な効果は期待できます。では、一時的な効果すらなかった場合はどうかというと、別に問題はありません。

麻酔ですから、神経の働きを文字通りブロックするのが目的。しかし、ヘルニアの痛みは神経だけが原因ではないのです。

固まった筋肉が原因のことは多々あります。神経の働きをブロックしても、固まった筋肉は緩みません。

ブロック注射が効かなくても、特別おかしなことではないのです。

腰のヘルニアでブロック注射が効かない理由とそんな場合の対処法

4 湿布が効かなくても大丈夫?

湿布

腰のヘルニアで、湿布を処方されて貼っているけど効かない。そんな方も多いのではないでしょうか。

なぜ効かないことがあるのかというと、湿布の効果が分かれば簡単です。

湿布は消炎鎮痛剤です。つまり、炎症による痛みに対して有効ということ。ですから、ヘルニアの痛みといっても、炎症による痛みが出ていなければ効かなくても仕方ありません。

湿布を貼っても効かないのではなく、そもそも炎症による痛みが出ていないということですね。

椎間板ヘルニアで足が痛む時に湿布を貼ると良い3つのポイント

5 神経圧迫=痛みの原因とは限らない

腰痛

腰のヘルニアで、痛みの原因は神経圧迫とされることが多いです。ですが、神経圧迫が痛みの原因とは限りません。

詳しく解説しますね。

5-1 MRIで神経圧迫になっていても

MRIの画像を見て、神経圧迫の状態を見た方も多いでしょう。あの画像を見れば、誰でも神経圧迫が原因だと思うのは分かります。

ですが、実際には違う場合がほとんど。

画像上、神経圧迫の状態が写っていればそれは間違いありません。ですが、飛び出していることと、痛みの関係はほとんどないということもまた事実。

5-2 神経圧迫の状態になっているだけ

神経圧迫になっていても、何の症状もない方もいます。飛び出しているのは飛び出しているというだけの場合が大半。

神経圧迫になっていて、麻痺や膀胱直腸障害がある。そんな時が本当に神経圧迫が原因。

神経圧迫の状態でも、症状が痛みやしびれだけなら原因は他にあるということですね。

6 腰のヘルニアで痛みの原因になるのは何?

腰のヘルニアで痛みの原因になるのは3つ。

  1. 神経圧迫
  2. 炎症
  3. 筋肉

このうち、神経圧迫による痛みは実は一番少ないです。そして、炎症と筋肉が原因の場合が多く、特に筋肉が原因の場合が多数。

神経圧迫の状態になっていても、何の症状もない方もいます。

ですから、神経圧迫になっていても、炎症や筋肉が原因の痛みの対策をすれば良いということが言えます。

ちなみに、筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群と言います。

7 筋肉が原因=壊れたわけではない

腰のヘルニアで、筋肉が固まったことによる筋膜性疼痛症候群の痛みは、筋肉が壊れたわけではありません。

固まってしまっているというだけなので、壊れて修復できないということではありません。

8 腰のヘルニアになってから運動を始めない

バツ

腰のヘルニアで痛みがある時に、運動を始めた方が良いのでは?と思う方は多いです。

ですが、痛みがある時は逆効果。そして、普段運動していない方ならなおさら。

筋肉が原因で痛みが出ている場合は特にですが、必要なことは運動ではなく可能な限りの安静です。

腰椎椎間板ヘルニアの方に知って欲しいしてはいけないこと9選

9 痛みの出る筋力トレーニングはしない

腰やお尻、足に痛みがある時に、その痛みが増すような筋力トレーニングもしないでください。

特に、仰向けに寝て足を上げる体操。

痛みがあるのは筋力がないからではありません。ですから、痛みの出るトレーニングは避けてくださいね。

10 くしゃみには要注意

くしゃみ

腰のヘルニアの方は、くしゃみには気をつけて下さい。

くしゃみをした瞬間、ズキーンとした痛みが出る可能性が高いですから。

11 手術は最後の最後まで取っておくのも1つの考え方

手術を受けるかどうかと迷う方は多いと思います。

ですが、手術が不要なケースも多いです。また、手術が100%ということでもありません。

ですから、まずはいろいろ試してみる。そして、可能なら手術は最後の最後まで取っておくというのも1つの考え方ではないでしょうか。

12 筋肉が原因ならこんな施術もある

トリガーポイント鍼療法

腰のヘルニアは、筋肉が固まった筋膜性疼痛症候群による痛みがほとんど。

そういった筋肉が原因の痛みには、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

手術が必要な場合は確かにあります。ですが、すべてのヘルニアで必要なわけではありません。

腰のヘルニアで筋肉が原因なら、こういった施術もあるということを知ってもらえればと思います。

腰のヘルニアで不安な方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 腰のヘルニアになっても、必ず手術が必要というわけではない
  • 痛み止めやブロック注射が効かない場合は理由があり、特別ひどい状態のヘルニアということではない
  • 神経が原因の場合もあるけれど、ほとんどの腰のヘルニアは固まった筋肉が原因

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