梨状筋症候群ってどんな症状?よくある症状と対策についての9項目

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梨状筋症候群になると、お尻から足にかけて坐骨神経痛の症状などが出ます。

痛みとしては、軽度の場合から重度のものまであり、ひどい場合は歩くことも困難になることも珍しくありません。

さらに、梨状筋症候群になると痛みだけではなく、その他にも症状が出ることがあります。では、どういう症状が見られることが多いのか?そして対策は?

梨状筋症候群になった場合によくある症状、そして、その症状が出た場合に考えられる対策には何があるのか?

梨状筋症候群の症状や対策などについて解説しています。

1 梨状筋症候群でよくある症状は?

黒板

梨状筋症候群でよくある症状は、主に2つあります。

  1. お尻から足にかけての痛み
  2. 足のしびれ

基本的に最も多く見られる症状がこの2つ。もう少し細かく言うと、痛みだけの場合もあります。また、お尻から足の痛みと言っても、お尻だけとか足だけということもあります。

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2 梨状筋症候群でその他に見られる症状は?

つま先

梨状筋症候群で、痛みやしびれ以外に見られる症状としては何があるか?比較的重度になると、足の感覚が鈍くなったり、筋力低下が起こる場合があります。

ただし、痛みやしびれに加えて、さらに感覚異常や筋力低下なども見られる場合は、椎間板ヘルニアの可能性も考えられます。

ですからこの場合は、どちらが原因かは病院での検査が必要ということになります。

3 梨状筋症候群の症状が出やすいのはどんな時?

梨状筋症候群の主な症状には、お尻から足にかけての痛みやしびれがあるということをお伝えしました。

では、それらの症状はどういう時に出やすいのかについて解説を続けます。

3-1 座っているとお尻が痛くなる

イス

梨状筋症候群の症状で、お尻の痛みが出やすい時があります。それは、座ったままが続いた場合。

  1. 車の運転中や新幹線などでの移動中
  2. デスクワークをしている時

特に多いのがこの2つの場合ですね。座ったままでいるため、途中で一度立ち上がりたくなるような状態。そして、立ち上がって少しするとお尻の痛みは治まってくるということが多いです。

3-2 歩いている時に足が痛くなる

足の痛み

梨状筋症候群の症状で、足の痛みが出やすいのは主に歩いている時です。

特にふくらはぎや、ふくらはぎの外側に痛みが出ることが傾向としては多いです。また、個人差はありますが、すね、足の甲に痛みやしびれが出てくることもあります。

お尻から痛みが出てきて、その後だんだん足が痛くなるという方もおられます。

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3-3 立ち仕事でお尻や足が痛くなる

腰痛

梨状筋症候群の症状は、立ち仕事で立ったままのいる状態が長い場合でも出ることが多いです。

立ったままが続くと、最初はお尻が痛くなり、そして徐々に足にも痛みが出てくる。軽くしゃがんだり、体重のかけ方を変えると痛みが少し緩和することがあります。

4 梨状筋症候群の症状と神経圧迫は関係ない

考える女性

梨状筋症候群は、梨状筋というお尻の筋肉に坐骨神経が圧迫されることで症状が出る。こういうことを見たり、聞いたりしたことがあると思います。

ですが、実際には神経が圧迫されて症状が出ているわけではありません。そうではなく、梨状筋やその他の筋肉そのものが固まってしまい、その結果、痛みやしびれなどの症状の原因になっているのです。

神経が圧迫されていることで症状が出るのなら、24時間いつも痛みやしびれがあるはずです。ですが、動作や姿勢に伴って症状が出るなら筋肉が原因ということですね。

5 梨状筋症候群の症状が出ている時にやってはいけないこと

バツ

梨状筋症候群になり、お尻や足に痛みやしびれなど坐骨神経痛の症状が出ている時にやってはいけないことがあります。それは、筋肉に負担がかかるようなことです。

梨状筋症候群に伴う痛みやしびれの症状は、神経が圧迫されることではなく、固まった筋肉そのものが原因。そのため、筋肉に負担がかかることで、症状が増す可能性があるのです。

ウォーキングや、筋トレ、スポーツ。こういったことは控えて下さい。筋肉が原因の場合は、筋肉を使ったら使っただけ症状が長引くことがあるのです。

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6 梨状筋症候群の症状にはどんな対策が良い?

梨状筋症候群になり足に痛みやしびれなどの症状が出ている場合、どういった対策があるのか?またどういった対策が良いのか?

このことについて解説しますね。

6-1 痛み止めは効く場合と効かない場合がある

痛み止め

梨状筋症候群で坐骨神経痛の症状が出ている場合、病院で痛み止めが処方されることがあります。ですが、痛み止めは効く場合と効かない場合があります。

なぜなら、例えば消炎鎮痛剤としての痛み止めは、炎症が原因の痛みには有効だからです。そのため、症状の原因が炎症なら効果がありますが、筋肉が原因なら効果は低いでしょう。

痛み止めを飲んだら夜中に痛みで目が覚めることはなくなった。でも、日中座っていると痛むのは変わらない。これは、炎症は治まったけれど、筋肉は固まったままということですね。

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6-2 湿布の効果も痛み止めと同じ

湿布

梨状筋症候群の症状でお尻や足が痛い。そんな時に湿布はどうなのでしょうか?湿布に関しては、効果は先ほど解説した痛み止めと同じと思ってください。

湿布は貼る消炎鎮痛剤。ですから、炎症が原因で痛みやしびれなどの症状が出ている場合なら効果ありです。しかし、固まった筋肉が原因なら効果なしということ。

湿布を貼ることで少しでも症状が楽になる。そんな状態なら、湿布を貼るのが良いですね。ただし、かぶれやすい方はご注意ください。

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6-3 続けることが効果的なストレッチやマッサージ

梨状筋症候群に伴うさまざまな症状は、神経圧迫ではなく固まった筋肉に原因があります。そのため、筋肉を緩めることは有効なことが多いです。

そのための方法がストレッチやマッサージ。非常にアナログな手段ですが、コツコツと続けることで効果が出るでしょう。

腰やお尻をお風呂上りに軽く伸ばしたり、揉んだりしてみてください。決してやり過ぎないよう気を付けて下さいね。

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7 梨状筋症候群の症状に手術は必要か?

手術

梨状筋症候群の症状が続いている場合、手術を提案された方もいると思います。では、手術は実際に必要なのでしょうかというと、どういう症状が出ているかで判断する必要があります。

痛みやしびれなどの症状だけなら、筋肉が固まっているだけのことが多いです。ですが、もし麻痺が出たり、何をやっても治まらない場合は手術という選択肢もあるということ。

症状が続いている場合でも、筋肉への対策がまだならまずは筋肉への対策をしてみる。それでもダメで、医師が手術の提案をしているなら、検討してみるというのが良いでしょう。

8 筋肉が原因の症状にはトリガーポイント鍼療法

梨状筋症候群

梨状筋症候群による痛みやしびれの症状は、多くの場合筋肉に原因があります。そんな場合には、対策として筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まって痛みやしびれの発生源になっている筋肉に鍼をする施術です。そのため、梨状筋症候群の症状が、筋肉が原因で出ている場合には施術が可能ということ。

炎症が原因なら、病院で処方される薬や湿布が必要。ですが、筋肉が原因なら、体の奥にある梨状筋への施術もできる鍼の施術があるということですね。

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9 梨状筋症候群の症状でお困りの方へ

梨状筋症候群で見られる症状や、その対策について解説をしてきました。痛みやしびれが主な症状ですが、その原因が神経ではなく筋肉というのは意外だったかもしれません。

ですが、実際に症状の多くは筋肉が原因で出ています。そのため、炎症がないにもかかわらず痛み止めを飲み続けても、症状には効かないということになるのです。

痛みやしびれなどの症状が出ると、日常生活や仕事に影響が出て困りますよね。ですが、症状の原因が何か?を把握し、それに対して必要な対策をすれば良いだけです。

痛みやしびれの症状は、神経が原因で起こっているとされがちです。ですが、今回解説したように、筋肉や炎症が原因でもいろいろな症状は出るのです。

梨状筋症候群と言われた場合でも、症状の原因に対して必要な対策をしていただければと思います。

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まとめ

  • 梨状筋症候群で最もよくある症状は、お尻から足にかけての痛みと足のしびれが最も多く、重度になると筋力低下なども見られることがある
  • 梨状筋症候群の痛みやしびれなどの症状が出やすいのは、座っている時、歩いている時、立ったままでいる時のことが多い
  • 梨状筋症候群の症状は、神経圧迫ではなく固まった筋肉や炎症が原因で出ていることが多い。そのため、対策としては筋肉や炎症に対しての方法が良いことが多い

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