梨状筋症候群であぐらをかくとお尻や足が痛む理由や対策7つのポイント

あぐら
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梨状筋症候群になると、あぐらをかいた時にお尻や股関節、足などが痛むことがあります。

また、梨状筋症候群の症状が重い場合は、そもそも痛くてあぐらをかくことができないという場合も珍しくありません。

このように、あぐらをかくと痛むとか、痛くてできない状態になってしまうのはなぜでしょうか?

梨状筋症候群は、梨状筋というお尻の筋肉に坐骨神経が圧迫されることで痛みが出るとされます。では、あぐらをかけないのもこのことが原因なのでしょうか?

梨状筋症候群であぐらをかけない。この場合、実は神経や骨盤、関節などはほとんど関係ありません。そのため、神経や関節への治療をしてもあぐらはかけないのです。

では何が原因か?そして、どうすればあぐらをかいても大丈夫な状態になれるのか?などについて解説しています。

あぐらをかけない方は続きをどうぞ。

1 梨状筋症候群であぐらをかけない理由

黒板

梨状筋症候群になり、あぐらをかけなくなってしまった。この理由は、あぐらをかくという動作で梨状筋やその他お尻の筋肉を使うためです。

あぐらをかく動作を股関節の外旋(がいせん)と言います。梨状筋症候群は、梨状筋などの筋肉が固まったことでお尻や足に痛みが出ている状態。その原因になっている筋肉を、外旋という動作で使うから痛い。

切り傷がある部分を動かすと痛みますよね。理屈はこれと同じで、固まって痛みの原因になっている筋肉を動かす。だから痛いとか、そもそもできないということになるのです。

2 神経圧迫とあぐらをかけないことは無関係

臀部の痛み

梨状筋症候群であぐらをかくとお尻や足が痛むとか、あぐらをかくことができなくなってしまった。これは、梨状筋によって坐骨神経が圧迫されているからではありません。

梨状筋症候群の痛みは、坐骨神経が圧迫されるためとされることが多いです。ですが、神経圧迫が原因なら、そもそもあぐらをかこうが、何をしようが常に痛むはず。

ですが、実際にはあぐらをかかなければ痛くないということがありますよね。つまり、神経圧迫ではなく、固まった筋肉を動かすかどうかが痛みの原因になっているということなのです。

臀部痛の原因は?梨状筋症候群でお尻がズキズキ痛む場合の対処法

3 あぐらをかくと痛む原因になる筋肉

梨状筋症候群であぐらをかくと痛むとか、そもそもあぐらをかくことができない。その場合の原因は、神経ではなく固まった筋肉にあるということをお伝えしました。

では、具体的にどこの筋肉が原因になることが多いのかを解説します。写真をご覧ください。

お尻の筋肉

お尻の筋肉が固まるとあぐらをかけなくなる

股関節周りの筋肉

股関節周りの筋肉が固まるとあぐらをかけなくなる

2枚の写真にバツ印を付けています。お尻と股関節周りですね。右が痛む時は右、左が痛む時は左側でお考えください。

お尻と股関節周りには、梨状筋以外にも、中臀筋、小臀筋というあぐらをかく動作をする際に働く筋肉があります。それらが固まってしまうと、あぐらをかけなくなってしまうことに。

また、あぐらをかこうとしても、お尻や足に痛みが出て途中までしかできないという状態にもなるのです。

4 あぐらをかけない時にやってはいけないこと

バツ

梨状筋症候群になり、あぐらをかけない、あぐらをかくとお尻が痛い。そんな場合にやってはいけないことがあります。主にやってはいけないのは次の2点。

  1. 筋肉に負荷がかかること
  2. 無理にあぐらをかこうとすること

梨状筋症候群の原因は、神経圧迫ではなく固まった筋肉にあることが大半です。そのため、例えばウォーキングや筋トレ、その他のスポーツは控えてください。

痛みを我慢しながら動くと、筋肉への負荷がさらに増えることで痛みが増したり症状が長引くからです。

また、あぐらをかくことが途中までしかできない場合、無理に足を開こうとすることも良くありません。強引に開こうとすると、後から痛みが増すことがあるので注意してください。

梨状筋症候群で痛む時にやってはいけないことは?理由と7つの具体例

5 あぐらをかけない時にはこんなセルフケア

シャワー

梨状筋症候群になりあぐらがかけない場合に、簡単にできるセルフケアを紹介します。ただし、やり過ぎないように気をつけてくださいね。

5-1 お風呂で温める

梨状筋症候群は、筋肉が固まったことで痛みや動きに制限が出ている状態。ですから、お風呂で温めるのは良い場合があります。

お風呂で温めることで筋肉が緩み、その結果として痛みが減ったり動きが良くなる場合があります。お風呂上がりは少し楽とか、動きが良いという場合は温めてみてください。

ただし、温めることで痛みが増す場合は控えるようにしてください。温めて痛むのは、炎症による痛みが出ている場合です。

5-2 軽くもみほぐす

筋肉が固まった結果、あぐらがかけなくなったり、痛みが出るのが梨状筋症候群ということはすでにお伝えしました。ですから、お尻の筋肉を軽くもみほぐすのは良い場合があります。

コリ感を感じる部分を優しく揉んでみてください。指で揉むと疲れるなら、マッサージ用のボールなども販売されていますので、そういった道具を使うのも良いですね。

お風呂上がりに筋肉を軽く揉んだり、伸ばしたりしてみてください。ただし、やり過ぎないように気をつけてくださいね。

6 筋肉が原因であぐらがかけない時にはこんな施術もある

梨状筋症候群

固まったお尻や股関節周りの筋肉が原因であぐらがかけない、あぐらをかこうとするとお尻や足が痛い。そんな場合には、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

一般的なツボに対する鍼治療とは異なり、固まって痛みや動作制限の元になっている筋肉を直接施術します。鍼の施術ですから、梨状筋のような体の奥にある筋肉でも直接施術が可能。

固まった筋肉を緩める方法には、薬もありますが、トリガーポイント鍼療法なら直接ピンポイントでの施術ができるのです。こういう方法もあることを知ってもらえればと思います。

梨状筋症候群にトリガーポイント鍼療法をする理由と具体例の解説7項目

7 梨状筋症候群であぐらをかくと痛む方へ

あぐらをかくというと、男性のみの動作に思えますよね。ですが、股関節を外旋するという動作は女性でも行う動作です。

例えば、ヨガのポーズの1つ、また、スポーツをしている方なら準備体操で股関節を動かすことがありますよね。

つまり、あぐらをかくという動作ができないと、男性でも女性でも困ることが増えてしまうということなのです。

梨状筋症候群で動作に制限や痛みがある。この原因は、神経圧迫とされがち。ですが、今回解説してきたように、実際には神経は無関係で筋肉に原因があることがほとんどなのです。

そのため、神経が原因という前提で治療を続けていると、いつまでも痛いし動きも悪いまま。そんな方にこそ、筋肉が原因ということにも目を向けて欲しいのです。

何でも神経が原因ではありません。筋肉が原因で強い痛みが出ることもあれば、当然、動作の制限が起こることもあるのです。

股関節を外旋する、つまり、あぐらをかくという動作ができない、やろうとすると痛い。その原因は、筋肉の場合が大半だということを知ってもらえればと思います。

梨状筋症候群であぐらがかけない、お尻や足が痛いという方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 梨状筋症候群になり、あぐらがかけないとか、お尻や足に痛みが出るのでできない場合、原因は神経ではなく筋肉が固まったことにある場合がほとんど
  • 梨状筋症候群は梨状筋によって坐骨神経が圧迫されることが原因とされるが、実際には神経はほとんどの場合で無関係
  • お尻や股関節周りの筋肉が固まってしまうと、動作制限が起こるためあぐらがかけなくなったり、股関節を外旋しようとした時にお尻や足に痛みが出るようになる

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