五十肩で痛み止めを飲んでも痛い!薬が効かない理由と対処法を解説

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五十肩になってしまい痛み止めを飲んでいるけれどほとんど効かない。

朝起きた直後は激しい痛みがあるし、服を着る時も肩や腕が痛くてなかなか着ることができない。

こんな風に、痛み止めを飲んでいるのに効いた感じがせず痛みが続くのには理由があります。そしてその場合の対処法もちゃんとあります。

五十肩で痛み止めを飲んでも痛いのはなぜか?そしてその場合どうすれば良いのかについて分かりやすく解説しています。

1 五十肩で痛み止めを飲んでも痛い理由

肩の痛み

五十肩で痛み止めを飲んでも痛みが変わらない理由は、考えられる痛みの原因が2つあるからです。

このことについて詳しく解説します。

1-1 五十肩の痛みの原因は2種類

五十肩の痛みには2種類の原因があります。

  1. 炎症による痛み
  2. 筋肉が固まったことによる痛み

この2つが原因なのですが、痛み止めが効くのは1の炎症による痛みに対してです。

そのため、炎症による痛みが出ていない時に痛み止めを飲んでも残念ながら効果はありません。

1-2 病院で処方される痛み止めや市販薬について

五十肩の痛みに対して病院で処方される痛み止めもしくは市販薬は、多くの場合非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)です。

簡単に言うと炎症による痛みに対しての薬です。

具体例を挙げると、ロキソニンはこの消炎鎮痛剤に該当します。

1-2 痛み止めの役割は炎症を抑えること

ロキソニンなどの痛み止めには炎症を抑える効果がありますから、炎症による痛みがある時には良いでしょう。

ですが、炎症による痛みはないけれど、筋肉が固まったことによる痛みはまだ残っている場合には効果は期待できません。

なぜなら、痛み止めには固まった筋肉を緩める作用がないからです。そのため、筋肉が原因の痛みが残っている場合は、痛み止めを飲んでも症状が変わらないのは当然とも言えます。

これが痛み止めを飲んでも五十肩の痛みが治まらない理由です。

1-3 今の痛みは何が原因か?を知ることから始める

五十肩の痛みの原因は2種類あるので、痛みへの対処として大事なことはまず今の痛みの原因は何かを把握することです。

そんなこと言われても分からないという方も多いと思うので、原因別にどのような症状が出るかを解説します。

2 炎症による痛みはこんな時に出る

肩の痛み

五十肩で炎症が原因の痛みが出るのは、主に安静にしている時です。

肩を動かしたわけではないのに、ズキズキと肩の内側からうずくような痛みがする時は炎症による痛みの可能性が高いです。

例えば、夜寝ている時に寝返りをしたわけではないのにうずいて目が覚めるような時ですね。

また、どこに腕を置けば楽になるのか分からないような激しい痛みの場合も、炎症による痛みの可能性が考えられます。

3 筋肉が固まったことによる痛みはこんな時に出る

肩の痛み

筋肉が固まってしまうと、動作に伴い痛みが出ることが多いです。

これは、筋肉が縮んで固まってしまっていて、その状態で肩を動かしたり腕を上げようとするとズキン!と強い痛みがするということですね。

例えば、服を着る時や高いところに手を伸ばそうとした時などに強く痛みが出ることが多いです。

このように、動かした時に痛むなら筋肉が原因で痛みが出ている可能性が高いです。

4 炎症と筋肉の両方が原因の場合もある

炎症と筋肉の両方が原因の痛みが出ていることも珍しくありません。

五十肩の初期で症状がかなり強い時期に多いですが、安静にしていても痛いし動かしても痛いという場合は両方が原因と考えられます。

例えば、夜はズキズキ疼く痛みで目が覚めるし、日中はちょっと動かしただけでもズキンと強い痛みがするので肩を動かすのが困難な場合です。

こういった場合は、2つの原因による痛みが同時に出ている可能性が高いですね。

5 あなたの痛みがこのような状況なら痛み止めの効果は望めない

肩の痛み

五十肩で痛み止めを飲んでも、これから挙げるような例の場合は痛み止めが効かないことが多いです。

つまり、炎症ではなく筋肉が固まったことによる痛みということですね。ご自身の今の症状に該当するかチェックしてみてください。

5-1 このような状況で痛むことはありますか?

これからいくつかの痛みが出る状況を挙げます。

そして、夜、痛みで目が覚めることはないし、安静時にうずくこともない。でも例として挙げられた状況で痛むなら筋肉が原因なので痛み止めが効かない状態になっていると思ってください。

  • 朝起きた直後が強烈に痛い
  • 服を着替える時に痛みのため時間がかかる
  • 髪を結ぼうとする時に肩に痛みがある
  • ベルトをしようとする時に肩に痛みがある
  • ドアノブを回す時に肩がズキンと痛む
  • 横にあるものを取ろうとして腕を上げると痛む
  • お風呂で反対側の肩を洗おうとする時に痛む

他にもありますがこういった状況で痛みがあるなら、五十肩の痛みの原因は筋肉と考えられます。

5-2 このような動きで痛むことはありますか?

これから5つの動作を写真でお見せします。

そして、夜、痛みで目が覚めることはないし、安静時にうずくこともない。でも例として挙げられた動きで痛むなら筋肉が原因なので痛み止めが効かない状態になっていると思ってください。

腕を前に上げる

腕を前に上げる

腕を真横に上げる

腕を真横に上げる

腕を後ろに回す

腕を後ろに回す

後頭部を触る

後頭部を触る

反対側の肩を触る

反対側の肩を触る

他にも細かな動きで痛むことがありますが、主にこういった5つの動作で肩が痛むなら筋肉が原因の痛みと考えられます。

6 筋肉が原因の痛みってどういうこと?

疑問

筋肉が原因で五十肩の痛みが出ていると言われても、どうもよく分からないという方も多いのではないかと思います。

そこで、筋肉が原因の痛みについて解説しますのでご参考ください。

6-1 筋肉は縮んで固まると痛みの原因になる

仕事や日常生活で誰でも筋肉を動かしていますが、この筋肉に疲労がたまるとだんだん縮んでコリができてきます。

このコリがある状態でさらに疲労がたまると、固まってしまい筋肉自体が痛みを出すようになってしまいます。

こういった筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群と言い、動かした時や特定の姿勢で痛みが出るという特徴があります。

6-2 五十肩の原因になる筋肉

五十肩では主に首や肩、背中、胸の筋肉が痛みの原因になりやすいです。

そしてそれらの筋肉が縮んで固まってしまっているため、痛みだけではなく可動域制限も起きてしまいます。

これも筋膜性疼痛症候群の特徴です。

7 痛み止めを飲んでも効かない筋肉が原因の五十肩の痛み対処法

トリガーポイント鍼療法

痛み止めを飲んでも効かない場合は筋肉が原因ですが、その五十肩に対しては筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

この施術について詳しく解説します。

7-1 固まった筋肉が緩めば大丈夫

五十肩の原因になりやすい筋肉は首や肩、胸などの筋肉です。そしてその中から痛みの原因になっている筋肉に対して直接施術をするのがトリガーポイント鍼療法です。

五十肩で筋肉が原因の場合は、筋膜性疼痛症候群による痛みが出ています。

これは先ほども少し触れましたが、筋肉が縮んで固まってしまった結果の痛み。つまり、固まった筋肉が緩めば良いということになります。

7-2 悪い部分を施術するのが特徴

鍼治療にはさまざまな方法があります。

では、トリガーポイント鍼療法は何が違うのかというと、悪い部分の筋肉を直接施術するということです。

他の鍼治療では、悪い部分は触らず離れた部分に鍼をするという方法などがあります。ですが、トリガーポイント鍼療法では悪い部分に鍼をするというのが特徴です。

五十肩では肩周囲にある複数の筋肉が悪くなっています。表面の筋肉もインナーマッスルも固まってしまっていることが多いです。

そのため、トリガーポイント鍼療法では表面も深い部分も、悪い部分であればすべてに鍼をして施術を進めていきます。

五十肩に対するトリガーポイント鍼療法についてもっと詳しくはこちら

8 最後に

五十肩で痛み止めが効かないと、痛み止めなんて効かないと思ってしまう方が多いです。

ですが、実際には今回解説してきたように、炎症による痛みに対して痛み止めは有効です。ですが、炎症がなければ痛み止めはそもそも意味がありません。

痛み止めが正しい、間違っているということではなく、痛みの原因は何か?ということに視点を向ければ解決策が見えてきます。

痛み止めが効かずにお困りでも、あきらめずに回復を目指して欲しいなと思います。

まとめ

  • 痛み止めは炎症が原因の痛みに有効なので、そもそも五十肩で炎症が起きていなければ痛み止めは効かない
  • 五十肩の痛みの原因には炎症と筋肉が固まってしまったことの2種類がある
  • 筋肉が固まったことで痛みが出ている場合にはトリガーポイント鍼療法という施術がある

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