腱鞘炎は冷やすのか?温めるのか?迷っている方のための9項目

冷・温
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腱鞘炎で痛む時、冷やすのか?温めるのか?

どちらが良いのか迷ってしまうことはありませんか?何となく、どちらも正しいようなイメージはあると思います。

ただ、正確に言うと、冷やした方が良い時と温めた方が良い時はあります。そして、それぞれどういうことをすれば良いかということも。

では、腱鞘炎で手首などが痛む時は、冷やすのと温めるのではどちらが良いのか?そしてどうすれば良いのか?などについて解説をしています。

腱鞘炎で冷やすのか温めるのかで迷っている方は続きをどうぞ。

1 腱鞘炎は冷やすのと温めるのではどちらが良いの?

黒板

腱鞘炎で痛みがある場合、冷やすのと温めるのではどちらが良いのか?この答えは、その時の腱鞘炎の原因によるというのが正解です。

腱鞘炎の原因には、2つの要素があります。炎症と腱や筋肉が固まったこと。どちらか1つが原因のこともあれば、両方が同時に起きて痛みの原因になっていることもあります。

そのため、炎症が原因なら冷やすのが良いですし、腱や筋肉が固まったことが原因なら温めるのが良いですね。両方の場合は、まず冷やすのが良いでしょう。

2 炎症が原因の痛みなら冷やす

手首

腱鞘炎の痛みが、炎症によって起きている場合には冷やすことが良いです。炎症による痛みには特徴があります。それは、安静にしていてもズキズキとうずくように痛むということ。

炎症というのは、簡単に言うと熱を持っている状態です。ですから、手を使っていない時でも患部がズキズキと痛むなら炎症の可能性があります。

炎症=熱感と思う方もいるかもしれません。これも間違いではありません。ただ、実際には明らかな熱感を感じることは少ないでしょう。

3 腱・筋肉が原因の痛みなら温める

腱

腱鞘炎の痛みが、腱や筋肉が固まってしまったことで起きている場合は温めるのが良いです。腱・筋肉が固まったことによる痛みの特徴は、動作や特定の状態で痛みが出るということ。

腱や筋肉は、疲労が重なるとだんだんと固まってしまいます。固まると言うのは、分かりやすく言うとひどい肩コリのような状態。手首や指を動かして痛むなら、腱や筋肉が原因の可能性があります。

親指を大きく広げる、手首をいろいろな方向へ動かす。こういう時にいつもの痛みが出るなら、腱や筋肉が原因で痛みが出ていると考えられます。

4 炎症と腱や筋肉が原因で痛みが出ているならまず冷やす

冒頭でも少し触れましたが、炎症が原因の痛みと、腱や筋肉が固まったことによる痛みの両方が同時に起きていることもあります。この場合は、まず冷やすことから始めましょう。

炎症による痛みは、比較的早く治まります。ですからまずは冷やすことから。そして、炎症による痛みが治まったら、腱や筋肉への対策をするのが良いですね。

冷やすことで、安静時の痛みはなくなった。でも、動かすと痛い。こういう場合は、炎症は治まったけれど、腱・筋肉はまだ固まったままという状態。ですから、冷やしてから温めるという順番になります。

5 冷やすための方法は?

腱鞘炎による痛みが、炎症によって起きている場合は冷やすのが良いです。その際、どういう方法が良いかというと、市販の冷湿布で構いません。

かぶれやすい方には不向きですが、かぶれないのであれば痛みを感じる部分に貼ってみてください。

寝る時だけ貼るということでも良いですね。

6 温めるための方法は?

腱鞘炎による痛みが、固まった腱・筋肉にある場合は温めるのが良いです。温めるための方法としては、入浴時に温めたり、サポーターを使うという方法もあります。

サポーターは本来動きを補助するための物ですが、保温目的に使うということでも良いですね。

冬場なら、貼るカイロを使うということでも良いでしょう。

7 湿布についての基礎知識

湿布

腱鞘炎で痛みがあり、湿布を貼ろうと思っている方に知って欲しいことがあります。それは、湿布というのは貼る消炎鎮痛剤だということです。

つまり、炎症による痛みが出ている状態に対してなら、その炎症を鎮める役割がありますよということ。ですから、炎症が原因の痛みに有効な薬と思ってください。

痛みの原因は1つではありません。また、湿布だからといって、どんな痛みに対してでも貼れば有効というわけではないということも知ってもらえればと思います。

8 薬や注射の基礎知識

痛み止めの薬

腱鞘炎で痛みがある場合、病院では痛み止めの飲み薬を処方されたり、状態によっては注射をすることもあります。ただ、痛み止めも注射も、消炎鎮痛剤のことが多いです。

ですから、湿布と同様に、炎症があれば有効なことも多いでしょう。しかし、炎症が原因ではない痛みなら、そもそも効果がないということにもなります。

痛みの原因は1つではありません。ですから、原因に合った対策が必要ということなのです。

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9 湿布や薬以外の対策

腱鞘炎

腱鞘炎の痛みが、湿布や薬で治まらない。そんな時は、腱・筋肉が固まっていることが原因。その状態に対しては、腱や筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まってしまい、痛みの原因になっている腱や筋肉を施術する鍼の方法です。ですから、腱鞘炎でも炎症が原因でない痛みなら施術ができます。

手首や指を動かすと痛い。温めると楽になる。そんな状態なら、腱・筋肉に原因がありますので施術の対象になるということですね。

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10 腱鞘炎で冷やすのか温めるのかを迷っている方へ

腱鞘炎になった場合に、冷やすのか温めるのかについて解説をしてきました。今回特にお伝えしたかったのは、痛みの原因は複数あり、それぞれに対して対策が異なるということです。

痛みの原因が違うからこそ、冷やす方が良い場合、温める方が良い場合があるのです。また、痛み止めの薬・注射も、痛み止めだから何でも有効ということではありません。

冷やすこと、温めること。そして、それ以外の対策も、まずは何が原因か?から始めることが大切。

そして、それぞれの状態に対して、自分で出来るケアもあれば、専門的な薬・注射・施術などがあるということを知ってもらえればと思います。

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まとめ

  • 腱鞘炎で痛む時、冷やすのか温めるのかは、痛みの原因によって変える必要がある
  • 炎症が原因の痛みは安静時に痛む特徴があり、この場合は冷やすのが良い。腱・筋肉が原因の痛みは動かすと痛む特徴があり、この場合は温めるのが良い
  • 炎症と腱・筋肉という2つの原因による痛みが同時に出ている場合は、まずは冷やして炎症の対策から始めるのが良い

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