頚椎ヘルニアで指がしびれる時の原因と対策

指 頚椎ヘルニア

頚椎ヘルニアになり指先のしびれが続いていてつらい。

病院でもらった湿布を首や肩周りに貼ったり、薬も毎日欠かさずちゃんと飲んでいる。でも、指先のビリビリとしたしびれの感覚がなかなか治まってくれない。

このままだと手術になってしまうのかな?と心配になることもあるけれど、できれば手術はしたくないというのが本音。ただ、いつまでもこういう状態が続くのなら仕方がないのかなとも思ってはいる。

こういう方は多いのではないでしょうか。

湿布や薬を続けていてもしびれが治まらないと困りますよね。痛みよりはまだ幾分耐えやすいかもしれません。でもやっぱり嫌な感覚だし、治まらないといつまで続くのか?と不安になるのも当然かと思います。

ただですね、頚椎ヘルニアによる指先のしびれが湿布や薬で治まらない場合でも必ず手術が必要かと言うとそんなことはありません。もちろん、個人差があるので手術をしなければいけない状態の方もいるでしょう。でもすべての方が必要かと言うとそうではないということ。

さらにですね、湿布や薬で指先のしびれが治まらない場合でも、なぜ治まらないのかとかどうすればいいのかという原因や対策がちゃんとあるのです。

じゃあその原因や対策って何?ってなりますよね。

そこで今回は、頚椎ヘルニアによる指先のしびれが湿布や薬を毎日ちゃんと続けていても治まらない。そんな時に考えられる原因はまず何か?そしてそういう時はどういうことが必要なのか?ということについて解説をしていきますのでしびれがなかなか治まらない方はぜひご参考ください。

それでは始めますね。

指先のしびれが治まらない理由

頚椎ヘルニア

頚椎ヘルニアによる指先のしびれが湿布や薬を続けていても治まらない。この理由は、指先のしびれの原因が神経圧迫ではなく筋肉にあるからです。

頚椎ヘルニアは首の骨と骨の間の椎間板が飛び出して神経を圧迫することで痛みやしびれが出るとされています。実際に神経が原因野方は確かにいます。しかし、すべての方が神経が圧迫された結果痛みやしびれが出ているわけでは実はありません。

そして神経以外に考えられる痛みやしびれの原因が筋肉なのです。

筋肉は固まってしまうと筋肉そのものがかなり強い痛みやしびれの原因になると思ってください。こういう状態のことを専門用語で筋膜性疼痛症候群といいます。

頚椎ヘルニアの場合はもちろん個人差はありますが、主に首や肩、背中、腕の付け根の筋肉などが固まってガチガチの状態になると痛みだけではなくしびれの原因になると思ってください。

このように筋肉が固まった結果痛みやしびれが出ている状態の時に湿布や薬では残念ながら筋肉に対して作用がありません。だからしびれが変わらず続いてしまうということですね。こう考えると湿布や薬を続けてもしびれが変わらない理由がお分かりいただけたかと思います。

筋肉が原因のしびれに必要なことは?

指

では、頚椎ヘルニアと言っても筋肉が原因でしびれが出ている時は何が必要かについて解説を続けていきます。

頚椎ヘルニアで痛みやしびれの原因が筋肉にある時は、固まって痛みやしびれの原因になっている筋肉がちゃんとゆるんで元の状態に戻ることが必要。

こういう時、先ほども触れましたが湿布や薬では筋肉がゆるまないのです。なぜなら、どちらにも元々筋肉をゆるめる作用がないから。

じゃあ何をすればいいのか?ってなりますよね。

こういう時、最も簡単でおすすめなのはいわゆるストレッチということになります。首や肩、背中などで痛みの原因になっている筋肉をストレッチで伸ばしてゆるめてあげる。そういうことが対策になるわけですね。

具体的なストレッチ方法については動画で紹介していますのでご参考ください。

最後に

頚椎ヘルニアによるしびれの原因が筋肉というのは意外に思われたかもしれません。ですが、実際に筋肉が原因で手がしびれている方が多いのは事実。そんな時は、良い・悪いではなく湿布や薬ではダメなんですね。

なので、まずは無理のない範囲で最後に紹介したストレッチから始めてみてくださいね。

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