アキレス腱をつまむと痛い。また、歩いている時もだんだん痛くなってくる。
こういう状態の原因は何でしょうか?そして、どうすればつまんでも歩いても平気な状態になれるのでしょうか?
アキレス腱の痛みの原因などについてまとめました。
1 つまんだり、歩く時のアキレス腱の痛みの原因
アキレス腱をつまんだり、歩く時にアキレス腱の痛みが出るという症状の原因は、アキレス腱そのものやふくらはぎの筋肉が固まってしまっているからです。
スポーツや日々の生活の中でアキレス腱に負担がかかることが多い場合、アキレス腱の疲労が抜けきらずに固まってしまうことがあります。
その固まった状態のアキレス腱をつまむ、歩く時に動かすという時に痛みが出るということですね。
2 固まってしまったアキレス腱はどうすれば良い?
固まってしまったアキレス腱に対しての施術方法はいろいろありますが、そのうちの1つがトリガーポイント鍼療法です。
腱や筋肉に対して施術をする鍼の療法で、固まってしまい痛みの原因になっている部分を施術することが可能です。
3 アキレス腱の痛みに対してはこうやって施術する
アキレス腱の痛みに対して、トリガーポイント鍼療法ではどのように施術をするのかについて写真で紹介します。
写真をご覧ください。

アキレス腱の痛みの原因になりやすい部分
写真にバツ印を付けています。
アキレス腱の痛みがある方は、このバツ印の辺りが痛むことが多いのではないでしょうか。
もう1枚写真をご覧ください。

アキレス腱の痛みの原因になりやすい部分
赤い丸を付けています。
この赤い丸の部分がアキレス腱の痛みの原因になりやすい部分です。
こういった部分にある腱や筋肉が固まってしまうとアキレス腱の痛みになりますので、トリガーポイント鍼療法で施術を行います。
4 アキレス腱の痛みがある場合のセルフケア
アキレス腱の痛みがある場合のセルフケアとしては、次の3つが良いですね。
- アイシング
- ストレッチやマッサージ
- 湿布
アイシングは、動いた後にアキレス腱がうずくとか、アキレス腱が腫れている場合に良いですね。ストレッチやマッサージは、ふくらはぎの筋肉やアキレス腱そのものに対して行うのが良いです。
そして、湿布は寝る前にアキレス腱からふくらはぎにかけて貼るというのがおすすめです。
5 アキレス腱の痛みがある場合に気を付けて欲しいこと
アキレス腱の痛みがある場合に気を付けて欲しいことは、とにかく必要以上に動きすぎないということです。
ランニングをしている方なら、出来れば練習を控える。控えることが出来ないのなら、量や質を半分程度に落とす。
また、ランナーの方ではなくても、鍛えれば良くなるということではありませんので、痛みがある時に無理にトレーニングをしたり歩いたりといったことは避けてください。
腱や筋肉に疲労が溜まり過ぎ、その結果硬くなりアキレス腱の痛みが出ている状態です。ですから、必要以上に動きすぎるということは、いつまでも固まった状態が取れないということになります。
完全安静ということまでしなくても良いですが、必要以上に動きすぎないように気を付けてくださいね。
まとめ
- アキレス腱の痛みの原因はアキレス腱が硬くなってしまったことにある
- 硬くなったアキレス腱にはトリガーポイント鍼療法という施術がある
- アキレス腱の痛みにはアイシングやマッサージなどのケアが良い