頚椎ヘルニアの痛みで夜眠れない時の原因や対策5+1

眠れない
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「明日も仕事だから早く寝たいのに・・・」

頚椎ヘルニアの痛みで夜眠れないと、痛みはつらいし疲れも取れない、さらに次の日のことも心配になり困りますよね。

このように、夜痛みで目が覚めてしまって眠れない場合には原因があります。そして原因に対しての対策もちゃんとあります。

朝までぐっすり眠り、そして気持ち良く目覚めるためにはどうすれば良いのかについて解説しています。

1 夜、目が覚めてしまう原因は2つ

肩

頚椎ヘルニアになった時に、夜痛みで目が覚めてしまう原因は主に2つです。

それぞれについて解説しますね。

1-1 炎症が原因でズキズキうずく痛み

頚椎ヘルニアによる痛みの原因の1つに炎症があります。

夜、寝ていてズキズキとうずく痛みで目が覚めてしまう。そんな場合の原因はこの炎症です。

炎症とは熱を持っている状態。風邪で熱がある時に関節が痛むことがありますよね。炎症による痛みとはこれと同じと思ってください。

1-2 寝返りや寝方による痛み

頚椎ヘルニアのもう1つの痛みの原因は筋肉です。

実は頚椎ヘルニアの痛みは、首や肩周りの筋肉がガチガチに固まったことが原因でも出ています。

例えば、固まった筋肉の状態で寝返りをして動いてしまう。その結果、固まった筋肉を動かしたことによる痛みが出て目が覚めてしまうという状態ですね。

1-3 痛みが強い時は両方が原因のことが多い

肩

頚椎ヘルニアの痛みが強い時は、炎症と筋肉という両方の原因が同時に痛みを出していることがあります。

この場合には、炎症と筋肉それぞれへの対策が必要です。

1-4 炎症による痛みが先に治まりやすい傾向にある

炎症による痛みと筋肉による痛みの両方が出ている場合、炎症による痛みが先に治まることが多いです。

傾向なのですべての方に該当するわけではありませんがご参考までに。

2 ズキズキうずく痛みにはこんな対策

消炎鎮痛剤

ズキズキとうずく痛みで目が覚めてしまう場合の対策について解説します。

2-1 炎症による痛みには痛み止め -対策1-

頚椎ヘルニアの痛みで目が覚める時の原因の1つは炎症でしたね。炎症による痛みには痛み止めが良いです。

寝返りをしたわけでもないのに、ズキズキとうずいて痛む場合はこの炎症による痛みが出ている時です。

つまり炎症による痛みには、消炎鎮痛剤としての痛み止めが良いということですね。ちなみに、ロキソニンは消炎鎮痛剤です。

2-2 痛み止めについての注意点

医師に相談

炎症による痛みには消炎鎮痛剤としての痛み止めが良いですが、注意して欲しいことがありますので解説します。

痛み止めは病院で処方されると思いますが、もし内臓の病気があるなら必ずそのことを担当の先生や薬剤師さんに伝えて下さい。

腎臓や肝臓の病気がある場合、飲んではいけない状態のこともあります。もし内臓の病気が何かあるのなら、忘れないよう気を付けて下さいね。

2-3 痛み止めを飲んでも痛む時は?

痛み止めを病院でもらって飲んでるけど、やっぱり痛くて目が覚める。そんな場合は、もう1つの原因が残っているからです。

ヘルニアで痛み止めが効かないのはなぜ?理由や対策がわかる7項目

筋肉が固まったことがもう1つの原因でしたね。筋肉が原因の場合、寝返りや寝方などによって痛みが出ることがあります。

日中、上を向くと痛むとか、首を回すと痛むという場合は筋肉が原因の痛みがまだ残っている証拠です。

3 寝返りや寝方によって痛むならこんな対策

寝返りをした時や寝方・寝る姿勢によって目が覚めてしまう。そんな筋肉が原因の場合にはどういう対策があるのか?

誰でも取り組みやすい対策を紹介しますね。

3-1 枕を調整してみる -対策2-

枕

比較的簡単に取り組める枕について。

まず、あくまでも理論上の話になりますが、頚椎ヘルニアで痛みがある時は通常よりやや高めにしてみるのが良いです。

たたんだバスタオルや、小さ目のクッションなどを使って枕の高さを調整してみてください。それで痛みが楽になるようならOKです。

ですが、最初にお伝えしたようにこれはあくまでも理論上。

ですから、高いだけではなく低くしてみるとか、硬さや柔らかさなどにも工夫が必要です。

まずは理論通りやや高めにする。そしてそれがダメなら調整が良いですね。

枕についてもっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ

頚椎ヘルニアになったらどんな枕がいい?知って欲しい7つのポイント

3-2 湿布を貼る -対策3-

次も比較的簡単な湿布について。

すでに湿布を貼っているという方もおられるかもしれませんが、湿布に関しては貼る位置が大事です。

通常、痛みを感じている部分に貼りたくなるかと思います。例えば腕とか肘周り。ですが、腕や肘に痛みがある場合でも、原因は実は首や肩周りということは多いです。

ですから、湿布を貼るなら首、肩、肩甲骨の内側などが良いですね。

写真をご覧ください。 湿布を貼る位置

写真に水色の印を付けています。

印の部分が痛みの元になりやすいですので、湿布はこの辺りに貼るのが良いです。

ただし、かぶれやすい方はご注意くださいね。かぶれやすい場合は塗り薬でも構いません。

3-3 筋肉を緩めるために温める -対策4-

シャワー

次は温めるということについて。

頚椎ヘルニアと言っても、実は神経が原因ではなく筋肉が原因の場合がほとんどです。

筋肉というのは、固まってしまうと痛みやしびれの原因になります。ですから、もしあなたがお風呂上りは少し楽に感じるようならば温めるのが良いです。

湯船につかるのも良いですし、夏で暑いようならシャワーで首や肩周りだけを温めるというのでも構いません。

また、冬ならタオルを巻いて首回りを暖かくして寝てみるというのも良いですね。

ただし、ズキズキしてくるようならそれは温め過ぎですのでご注意くださいね。

3-4 軽くストレッチやマッサージ -対策5-

最後は軽いストレッチやマッサージについて。

筋肉が固まったことで夜痛くて目が覚める場合、筋肉を緩めるために首や肩周りを軽くストレッチしたりマッサージすることも良いでしょう。

ただし、注意点があります。

必ず軽く行うようにしてください。軽くというのは、短い時間と軽い刺激ということ。痛みの強さにもよりますが、ちょっと物足りないなというくらいが適度です。

痛みがあるとついつい長くやってしまったり、強い刺激にしたくなってしまいますよね。

ですが、やり過ぎてしまうと首や肩への刺激が強すぎたため目が覚めてしまったり、翌朝、痛みで首を動かしづらくなるかもしれません。

くれぐれも長時間行ったり、強く刺激し過ぎないよう気を付けて下さいね。

4 筋肉が原因で目が覚めてしまう時にもう1つの対策

トリガーポイント鍼療法

筋肉が固まったことで夜目が覚めてしまう場合、もう1つの対策は筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法です。

このことについて詳しく解説します。

4-1 トリガーポイントとは?

トリガーポイントとは、筋肉にできた痛みの元のことです。そのトリガーポイントに鍼の施術をするからトリガーポイント鍼療法。

一般的なツボへ刺激をする鍼治療とは異なり、筋肉にできた痛みを出している部分を刺激するのが特徴です。

トリガーポイントについてもっと詳しくはこちら

トリガーポイントとは?痛みや痺れの原因トリガーポイントを徹底解説

4-2 施術をするのはこんな部分

頚椎ヘルニアで夜目が覚めてしまう状態に対して、トリガーポイント鍼療法で施術をするのは首や肩、胸の筋肉などです。

写真をご覧ください。

施術部分

首や肩、肩甲骨周囲に施術します

施術部分

鎖骨の下や腕の付け根にも施術します

バツ印を付けている部分が、痛みの元になる筋肉がある部分です。

トリガーポイント鍼療法では、このバツ印の部分に対して鍼をして施術を進めていきます。

トリガーポイント鍼療法による頚椎ヘルニアの施術をもっと詳しく知りたい方はこちら

ぐっすり眠り気持ちよく朝を迎えるために

寝起き

頚椎ヘルニアで夜眠れない場合、原因が炎症と筋肉というのは驚いた方も多いかもしれません。

神経圧迫が原因というのが一般的。ですが、炎症や筋肉が原因になることの方が多いというのが実際です。

神経が原因としてしまうと神経に対しての治療になり、炎症や筋肉にある原因は残ったままになりがち。

ですが、痛みの原因は神経以外にもあるのです。炎症には炎症の対策、筋肉には筋肉の対策があり、それらをすることが気持ちよく朝起きるためには必要ということですね。

痛くて夜眠れないという方、あきらめずに回復を目指していただければと思います。

頚椎ヘルニアで朝起きた直後が痛いのはなぜ?理由や対策6つのこと

まとめ

  • 頚椎ヘルニアの痛みで夜眠れない原因は、炎症が起きていることと筋肉が固まっていることの2つ
  • 炎症による痛みで目が覚める時には、消炎鎮痛剤(痛み止め)が良い。ただし医師や薬剤師に相談すること
  • 筋肉が原因の痛みは寝返りや寝方により出ることが多く、対策としては筋肉を緩めることを目的としたことが良い

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