頚椎ヘルニアの手術後も痛みが取れず不安な方にお伝えしたい14項目

不安
LINEで送る
Pocket

「思い切って手術を受けたのに、痛みが変わらないけど大丈夫だろうか」

頚椎椎間板ヘルニアの手術後も痛みがあると、この先どうなってしまうのか?またどうすればいいのか?と不安になると思います。

ただ、なぜ痛みが残るのか?という理由や、手術をしてもダメな場合に他の選択肢はあるのか?ということが分かれば安心ではないでしょうか。

頚椎椎間板ヘルニアの手術をしたけれど、痛みがまだあり不安な方にお伝えしたい項目をまとめました。

1 手術後も痛みがある時に考えられる2つの理由

手術

頚椎椎間板ヘルニアの手術後、痛みが良くならず続いている時に考えられる理由について解説します。

1-1 頚椎椎間板ヘルニアの原因が神経ではなかったから

手術後も痛みが変わらない理由としては、そもそも神経が原因ではなかったということが最も多いでしょう。

頚椎椎間板ヘルニアの原因は神経圧迫とされることが多いです。ですが、実際には神経圧迫よりも筋肉が原因で症状が出ているケースがかなり多くの割合であります。

筋肉が原因なのに神経の手術をするということは、頭が痛いのに胃薬を飲むのと同じようなもの。だから痛みが変わらないということですね。

1-2 手術が上手く行かなかった可能性

手術が上手く行かなかったため、痛みが残ったということは可能性としてはあるでしょう。

ですが、実際にはこのケースはほぼないと思われます。

2 手術は上手く行ったので様子を見ましょうと言われたら

医師

頚椎椎間板ヘルニアの手術後に痛みがあるので担当医に相談したら、手術は上手くいったのでしばらく様子を見ましょうと言われる。

こうなったら、痛みはあると思いますが、とりあえず手術は上手くいったということについては安心して冷静に次のことを考えましょう。

このことについて解説します。

2-1 まずは医師の指示に従う

手術は上手く行ったけど痛みがある場合、まずは医師の指示に従い必要なことをしましょう。

入院中の指示、退院後についての指示などいろいろまずは素直に従ってみることが大事です。

2-2 薬やリハビリも試してみる

手術後に痛みがある場合、薬を出されたりリハビリと言われても不信感でいっぱいかもしれません。

ですが、まずはこれらもキチンと試してみて下さいね。

2-3 頚椎カラーも試してみる

手術後、頚椎カラーをした方が良い場合が多々あります。痛みがある上に首も動かしにくくなるかもしれませんが、医師から頚椎カラーの指示があった場合はした方が良いですね。

2-4 後遺症について

手術後の痛み以外に後遺症として、動きの悪さやかなり稀ですが四肢麻痺などが起きることがあります。

これらの後遺症または合併症が出た場合も必ず医師の指示に従って下さい。

4 手術後、様子を見ても痛みが変わらないなら筋肉が原因

首肩の痛み

手術後、痛みが変わらないけれど医師の指示通りに薬を飲んだりリハビリもしてみた。

でもやっぱり痛いという場合は、冒頭でも触れた筋肉が原因の痛みの可能性が高いです。

このことについて解説します。

3-1 筋肉が原因の痛みってどういうこと?

頚椎椎間板ヘルニアの痛みは神経圧迫が原因とされますが、実はそれよりも筋肉が原因で痛みやさらにはしびれが出ていることが多いです。

筋肉は縮んで固まってしまうと痛みやしびれの元になります。これは、肩こりの何倍もひどい状態と思って下さい。

そこまで固まってしまうと痛みやしびれが出ます。こういった症状を筋膜性疼痛症候群と言います。

3-2 筋肉が原因ならこんな時に痛みが出る

筋肉が原因の痛みには特徴があります。それは、筋肉を使った時、つまり動いた時に痛むということ。

例えば、上を向くと痛い、首を回すと痛いという時は、神経ではなく筋肉が原因の特徴ですね。

3-3 手術の方法は関係ない

頚椎椎間板ヘルニアの手術には、前から行う前方除圧固定術、後方から行う後方除圧術などがあり、また方法には内視鏡を使った方法やレーザー手術などがあります。

どの方法においても、手術後痛みが変わらないなら神経ではなく筋肉が原因の可能性が高いです。

4 なぜ、筋肉が原因と言えるの?

疑問

頚椎椎間板ヘルニアの手術後も痛みがあり、医師の指示に従いしばらく様子を見たけれど変わらないなら筋肉が原因です。

なぜそう言えるのかについて解説しますね。

4-1 原因がなくなっても痛むなら原因は別にある

頚椎椎間板ヘルニアの手術は、簡単に言うと痛みの原因とされている神経圧迫の状態をなくすために行います。

そして、手術は上手くいき神経圧迫の状態がなくなった。でもまだ痛いとなれば、当然ですが他に原因があると考えられないでしょうか?

手術後も痛むのは、ご自身の体の状態が特別おかしいということではありません。

4-2 手術後も首を動かすと痛むなら筋肉が原因

筋肉が原因で痛みが出る場合、首を動かすと痛みが出るという特徴があります。

ですから、手術後の痛みが首を動かした時に出るのであれば、筋肉が固まってしまったままの状態のため痛みが出ていると言えます。

5 手術後も痛む場合はこの辺りが原因

頚椎椎間板ヘルニアの手術後も痛みがあるのは、筋肉に原因がある場合です。

では、どの辺りが原因なのかを解説します。写真をご覧ください。

原因になる筋肉

首や肩、背中の筋肉が原因になりやすい

原因になる筋肉

首の前、鎖骨の下、腕の付け根の筋肉が原因になりやすい

写真のバツ印を付けています。この部分にある筋肉が固まってしまうと、頚椎椎間板ヘルニアの痛みの原因になりやすいです。

手術後に痛みが変わらないのは、これらの筋肉が固まったままの状態だからということも言えますね。

6 手術後の痛みの原因が筋肉かどうかをチェック

チェックリスト

頚椎椎間板ヘルニアの手術後の痛みがある場合、筋肉による痛みかどうかを確認してみましょう。

これから挙げる項目に該当するかどうかチェックしてみてください。

※項目に該当する場合でも、必ず筋肉が原因というわけではありませんので予めご了承ください。

  1. 上を向くと痛む
  2. 左右に首を回すと痛む
  3. 左右に首を倒すと痛む
  4. うつ向くと痛む
  5. 日によって痛みがないことがある
  6. 入浴後は痛みが軽いことがある
  7. 朝起きた直後は痛みが強いことがある

これら7項目に該当するなら、筋肉が原因の可能性がとても高いです。

7 筋肉が原因なら無理に動かない

頚椎椎間板ヘルニアの手術後に痛みがあり、それがここまで述べてきたように筋肉が原因の場合は無理に動かないでください。

理由は、固まった筋肉が原因の場合、動けば動くほど筋肉にまた負担がかかるからです。

8 無理に体操をする必要もない

手術後の痛みの原因が筋肉にある場合、痛みを我慢しながら首や肩周りの体操をする必要もありません。

体操が悪いわけではなく、痛みを我慢しながらするのが良くないということですね。

9 姿勢はどうすれば楽かで決めればいい

筋肉が原因で痛みが出ているなら、姿勢を良くしなくてはいけないかな?と思う方は多いです。

ですが、痛みがある時は見た目に良い姿勢よりも、どうすれば自分が楽かで判断すれば良いです。それが筋肉にとって最も良い状態なのですから。

10 安静をこころがける

手術後の痛みがある場合、何かしなければと焦る気持ちがあるかもしれません。

ですが、筋肉が原因ならまずはとにかく安静。必要な時以外は体全体をできるだけ休める。これが大事ですね。

11 筋肉が原因なら冷すか温めるか?

筋肉が原因で手術後も痛みがある場合、基本的には温めるのがいいですね。

手術後で入浴をして良い状態になり、さらに入浴後に痛みが増すことはなく、むしろ少し楽なら温めても良い状態と判断できます。

頚椎椎間板ヘルニアで温める時と冷す時の違いや理由4つのポイント

12 再手術をすすめられたら?

手術後も痛みがあるため、別の方法で再手術をすすめられたという場合はどうすれば良いのか?

本当に必要な状態なら再手術をすべきです。しかし、筋肉が原因なら他の選択肢も一度は検討してみてはどうかと思います。

13 筋肉が原因ならこんな方法もある

トリガーポイント鍼療法

頚椎椎間板ヘルニアの手術後に痛みが変わらない。そしてその痛みの原因が筋肉にある場合には、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

これは、固まって痛みの原因になっている筋肉に対して鍼の施術をする方法。

頚椎椎間板ヘルニアには、薬、注射、リハビリ、手術以外にも、こういった方法もあるということを知ってもらえればと思います。

頚椎椎間板ヘルニアに対するトリガーポイント鍼療法についてはこちらもどうぞ

14 最後に

手術をしても痛みが変わらないと、がっかりしたり、手術を受けたこと自体を後悔するかもしれませんね。

ただ、終わってしまったことは取り戻せませんが、他に打つ手がないわけではありませんよね。

手術後の痛みのため後悔と不安があったとしても、あきらめずに回復を目指して欲しいと思います。

まとめ

  • 頚椎椎間板ヘルニアの手術後に痛みがある場合は、原因が神経圧迫ではなく筋肉にあった可能性が高い
  • 神経圧迫を取り除く手術をし、手術は上手くいったけれど症状が変わらないなら原因は他にあったと考えるべき
  • 筋肉が原因の状態だったなら再手術以外にも対応策はある

施術をご希望の方へ

ご来院された患者さん

完全予約制

三宅鍼灸院

筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法を行っています。

受付時間

当院へは名古屋市北区、中村区、東区、守山区、瑞穂区、中川区、中区、緑区、小牧市などからもご来院頂いております。