頚椎ヘルニアで運転中に痛みやしびれが出る理由や対策6項目

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「運転中に限って、手が痛くなったりしびれたりする」

頚椎ヘルニアになると、車を運転する時に腕に痛みやしびれが出てくることがあります。

このように、運転する時に限って頚椎ヘルニアの痛みやしびれが出てくる場合には、理由や対策がちゃんとあります。

運転中の痛みやしびれが気になる方は続きをどうぞ。

1 運転中に痛みやしびれが出る理由

解説

車の運転中に手に痛みやしびれが出るのは、ハンドルを持つ動作や姿勢に関係があります。

詳しく解説しますね。

1-1 ハンドルを持つことと痛みやしびれの関係

運転中に痛みやしびれが出てくるのは、ハンドルを持つために腕を上げることと関係があります。

ハンドルを持つ時、腕を正面に約90度ほど上げますよね。この腕を上げる時に動く筋肉が、実は痛みやしびれの原因。

筋肉は固まってしまうと、痛みやしびれの原因になります。固まった筋肉を使うと、痛みやしびれが出るということ。

つまり、ハンドルを握るために腕を上げる。その時に動く筋肉が固まっているから運転中の痛みやしびれに悩まされるということですね。

1-2 運転中の姿勢と痛みやしびれの関係

運転中の痛みやしびれは、姿勢とも関係があります。

車のシートの位置、どれくらい倒しているか?その時、首や肩の位置は?などですね。

首や肩周りの筋肉がこれらの要素に影響を受けます。つまり、首や肩への負担が大きい姿勢だと、痛みやしびれも出やすいということ。

例えば個人差はありますが、ヘッドレストに後頭部を当てるか?当てないか?ということも影響します。

2 頚椎ヘルニアに筋肉が関係あるのはなぜ?

サラリーマン

運転中に頚椎ヘルニアの痛みやしびれが出る場合、それが筋肉と関係があるといわれてもよく分かりませんよね。

ですが、実はこれが大いに関係があるので詳しく解説します。

2-1 神経圧迫が原因の場合は少ない

頚椎ヘルニアで、神経が圧迫されたことで痛みやしびれが出ている場合は少ないです。

ゼロではありませんが、神経よりも筋肉が原因の場合が圧倒的に多数。

神経圧迫が原因なら、例えば膀胱直腸障害や麻痺などの症状が出ます。つまり、痛みやしびれよりもっと重度ということ。

ですが、そういった症状はなく、痛みやしびれといった症状がメインなら筋肉が原因ということが言えます。

2-2 筋肉が原因でも痛みやしびれは出る

痛みやしびれ=神経と思われがちですが、筋肉が原因で痛みも出ればしびれも出ます。

これは、特別なことでも珍しいことでもありません。ましてや、おかしな状態になってしまったということでもないです。

筋肉が原因の場合は、その筋肉を使った時に症状が出るのが特徴。そのため、運転中の痛みやしびれは、腕を上げる動作や首や肩の位置に影響を受けるということですね。

2-3 筋肉が原因の症状をこう呼びます

筋肉が原因の痛みやしびれのことを筋膜性疼痛症候群といいます。

筋肉には表面を覆う筋膜という薄い膜があります。筋肉に疲労がたまりすぎると、その筋膜に痛みやしびれの元ができてしまいます。

そのため、筋肉を使った時に症状が出るということですね。

3 運転中の痛みやしびれはここが原因

頚椎ヘルニアで運転中の痛みやしびれが出る場合、どこの筋肉が原因になりやすいのかを解説します。

3-1 ハンドルを持つ時の痛みやしびれの原因

ハンドルと持つと痛みやしびれがだんだん出てくるという場合、原因は主に首の前や胸の筋肉が原因です。

写真をご覧ください。

ハンドルを持つ時に働く筋肉

首の前、鎖骨の下、腕の付け根辺りにバツ印を付けています。

この辺りにある筋肉は、腕を正面に上げる時に働きます。つまり、ハンドルを持つ時に動く筋肉ということ。

そして、この部分の筋肉が固まってしまうと、運転中に痛みやしびれがだんだん出てくるということになります。

3-2 運転中の姿勢による痛みやしびれの原因

運転中の姿勢に影響を受ける筋肉は、主に首、肩、肩甲骨周りにあります。

写真をご覧ください。

運転中の姿勢が影響する筋肉

首、肩、肩甲骨周りにバツ印を付けています。

この辺りの筋肉は、首の位置や、姿勢によって影響を受けます。つまり、運転中にシートをどれくらい倒しているか?後頭部をヘッドレストに当てているかどうかなど。

これらの筋肉に負担がかかりやすい姿勢で運転すると、腕や指先に痛みやしびれが出やすくなるということですね。

4 運転中の痛みやしびれの対策

頚椎ヘルニアになり、運転中に痛みやしびれがある場合の対策をいくつか紹介します。

4-1 ハンドルを持つ位置を変えてみる

運転中に痛みやしびれが出てくる場合、ハンドルを持つ位置を変えてみるという方法があります。

ハンドルを持ってみて、痛みやしびれが出てくる位置があるならそこから少しだけ下を持ってみる。

こうすることでやや腕を上げる角度が変わり、腕を上げる筋肉への負担が若干変わりますので一度試してみてください。

ただし、運転に支障が出るような位置を持って運転しないようにしてくださいね。

4-1 車のシートを調節してみる

車のシート

運転中に頚椎ヘルニアの症状が出る場合、車のシートを調節するという方法もあります。

シートを倒しているなら起こしてみる、もしくは起こしているなら少し倒してみるなどしてみてください。また、ヘッドレストを調節するということも良いでしょう。

疲れるようなシートの位置は良くありませんが、できる限り首や肩周りがリラックスできる位置を探してみてください。

ただし、ハンドルと同じく運転に支障が出るような状態にはしないでくださいね。

4-3 ネックピローを使ってみる

ネックピロー

運転中に痛みやしびれが出る場合の対策として、ネックピローを使ってみるという方法もあります。

飛行機や夜行バスなど、長距離の移動時に使ったことがある方も多いのではないでしょうか。

使ってみて合う、合わないがあると思います。ですが、これで運転中の腕の症状が楽になることも考えられますので試してみてくださいね。

4-4 症状が強い時は乗らない

対策というよりも前提になりますが、頚椎ヘルニアの症状が強い時は運転も控えましょう。

仕事だから痛くても仕方ないということもあるでしょう。ですがもし事故でも起こしてしまったら大変ですからね。

運転中に急に痛みが強くなることも考えられます。症状が強い時は運転しないというのも選択肢として大事ですね。

5 運転中の症状にはこんな対策もある

トリガーポイント鍼療法

頚椎ヘルニアで運転中に痛みやしびれが出る場合、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術も対策としてあります。

トリガーポイント鍼療法について解説しますね。

5-1 筋肉が原因の痛みやしびれに必要なことは?

筋肉が固まってしまったことで痛みやしびれが出ている状態に必要なのは、原因となっている筋肉が緩むことです。

こういった、筋肉が原因の痛みやしびれは2-3の項目で解説したように筋膜性疼痛症候群。

そして、トリガーポイント鍼療法は、固まって痛みやしびれの原因になっている筋肉を直接施術する鍼の方法なのです。

トリガーポイントとは?痛みや痺れの原因トリガーポイントを徹底解説

5-2 運転中の痛みやしびれはどこを施術するの?

頚椎ヘルニアで運転中に痛みやしびれが出る場合、トリガーポイント鍼療法で施術するのは主に首、肩、胸の筋肉です。

ハンドルを持つ時に関係するのが胸の筋肉。そして、運転中の姿勢に関係するのが首や肩の筋肉でしたね。

ですから、主にこういった部分に鍼をして、固まった筋肉が緩むように施術を進めていきます。

6 最後に

頚椎ヘルニアは神経圧迫が原因なので、運転中はその圧迫により痛みやしびれが出ると思ってしまいますよね。

ですが、神経圧迫が原因と考えると実はつじつまが合わないことだらけ。一方、筋肉が原因と考えると整合性が取れます。

神経が原因の場合は確かにありますが、筋肉が原因のことが圧倒的に多いのが実際です。

運転中の痛みやしびれでお悩みなら、筋肉が原因ということにも目を向けてみて欲しいと思います。

そして、あきらめずに回復を目指してくださいね。

頚椎ヘルニアの痛みやしびれにはトリガーポイント鍼療法

まとめ

  • 頚椎ヘルニアで運転中に症状が出るのは、ハンドルを持つ動作と運転中の姿勢に関係がある
  • 筋肉が固まったことで痛みやしびれが出ることが多いため、動作や姿勢によって症状が影響を受ける
  • 運転中に痛みやしびれが出る場合には車のシート、ヘッドレストの位置を変えてみる、ネックピローを使うなどの対策がある

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