頚椎ヘルニアで腕がだるい!だるさの理由や気をつけたいポイント

腕がだるい
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「腕がだるくて重い」

頚椎ヘルニアの症状として、腕がだるくなったり重くなることがあります。さらに腕に力が入りにくくなったり、抜けるような感覚も。

こういうの困りますよね。ただ、だるさや重さなどを感じる場合は原因があり、そして必要な対策もちゃんとあります。

頚椎ヘルニアで、二の腕または腕全体がだるくて重い場合の理由や、お伝えしたいアドバイスについてまとめました。

1 頚椎ヘルニアで腕がだるくなる理由

黒板

頚椎ヘルニアの症状で、腕がだるくなったり重くなったりするのは、首や肩周りの筋肉に原因があります。

詳しく解説しますね。

1-1 固まった筋肉がだるさの原因

頚椎ヘルニアの原因は神経圧迫とされますが、実は痛みやしびれ、そしてだるさの原因はほとんどの場合で筋肉にあります。

筋肉に疲労がたまると、固まって柔軟性がなくなった状態に。そして、その状態が続くとだんだん痛みやしびれ、そしてだるさの元になります。

こういった筋肉が原因の症状を、筋膜性疼痛症候群と言います。

1-2 神経が原因なら症状に変化がない

頚椎ヘルニアの原因が神経圧迫なら、痛みやしびれ、そしてだるさに変化は見られないはずです。

実際にMRIの画像を見たんだけどと思う方も多いでしょう。画像上、神経圧迫になっていたならそれは間違いないです。

だからといって、必ず神経が原因とは限りません。神経圧迫が原因なら、24時間症状が変わらないはず。神経圧迫の状態は変わらないのですから。

だるさだけではなく、痛みやしびれの状態が変わるならなおさらです。

腕のだるさはあるけれど、日によって少し軽い時もある。こんな状態なら神経ではなく、筋肉が原因ということですね。

1-3 神経が原因なら重度な症状が出る

頚椎ヘルニアの原因がもし神経圧迫なら、だるさではなく、もっと重度の症状が出ます。

膀胱直腸障害や麻痺といった、神経が損傷された症状。

こういった重度の症状がなければ原因は筋肉。さらに、神経は損傷されていないということも言えます。

2 腕のだるさはここが原因になりやすい

腕のだるさは筋肉が原因ということを解説しました。では、どこの筋肉なのかを続けて見ていきましょう。

2-1 首から肩、背中の筋肉

腕のだるさの原因になりやすい筋肉は、首や肩、背中の筋肉です。

原因になりやすい筋肉

首、肩、背中の筋肉が原因になりやすい

バツ印をたくさんつけていますが、この印の部分が腕のだるさの原因になりやすいです。

こういった部分の筋肉が固まってしまうと、腕のだるさ以外にも痛み、しびれなどの原因に。

さらに、この辺りの筋肉が固まると、上を向く、首を回す、腕を真横に上げるなどの動作時に痛みが出ることがあります。

2-2 首の前や肩周りの筋肉

腕のだるさの原因になりやすい筋肉は他にもあります。

原因になりやすい筋肉

首の前や肩周りの筋肉

先ほどと同様、バツ印を複数つけています。どちらかと言うと、この部分の筋肉が腕のだるさの主な原因になりやすいですね。

また、この辺りの筋肉が固まると、腕を真横に上げる、正面に上げる、うつ向くなどの動作時に痛みやしびれが出ることも。

意外に思うかもしれませんが、これだけ複数の筋肉が固まると腕のだるさだけではなく、さまざまな症状の原因になります。

3 腕がだるい時に薬はどうなの?

薬

頚椎ヘルニアで腕がだるい時、痛み止めはどうなのか気になるかと思いますので解説します。

3-1 炎症による痛みがあるなら有効な場合も

頚椎ヘルニアの痛みに、炎症が原因の場合があります。

安静にしていてもズキズキとうずくような痛みが炎症の痛み。こういった痛みがある時は、体の中で炎症が起きている時。

腕のだるさの原因が炎症によるものなら、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤が有効な場合もあるでしょう。

※薬の効果については医師または薬剤師に相談してくださいね。

3-2 筋肉が原因のだるさなら薬は効かない可能性

腕のだるさの原因が筋肉のみの場合、痛み止めを飲んでも効かない可能性が高いです。

痛み止めには、炎症に対する薬と神経の働きを抑制させる薬があります。これらの効果は、筋肉を緩めることではありません。

ですから、筋肉のみが腕のだるさの原因の場合は、痛み止めは効かないことがあるでしょう。

痛み止めでだるさが取れなくても、薬が悪いのではなく原因がそもそも違うということですね。

ヘルニアの痛み止めが効かないのはなぜ?理由や対策がわかる7項目

4 腕がだるい時に気をつけて欲しいこと

頚椎ヘルニアになり、腕のだるさが続いている時に気をつけて欲しいことを解説します。

4-1 筋トレはしない

筋トレ

頚椎ヘルニアで腕のだるさがある時に、筋トレは止めましょう。鍛えてもだるさは良くなりません。

そもそも、首や肩周りの筋肉が固まったことが原因。その状態に対して例えば腕の筋トレをしてもあまり意味がないのです。

また、だるさ以外の症状も増すことも考えられます。

筋トレ自体は決して悪いことではありません。ですから、症状が治まってからしっかり取り組むのがいいですね。

頚椎ヘルニアは筋トレで鍛えるべき?迷う方に知って欲しい5つのポイント

4-2 腕立て伏せやその他のトレーニングもしない

マシンやダンベルがだめなら、腕立て伏せなど自重のトレーニングはどうか?と思うかも知れません。

ですが、これも腕のだるさがある時は止めましょう。

トレーニングが好きな方ならお分かりかと思いますが、腕立て伏せは胸や腕の筋肉を使いますね。

腕のだるさやその他の症状の原因は、首の前や胸の筋肉も関係しています。ですから止めましょう。

鍛えることと治ることは別問題。良くなってからするようにしてください。

4-3 マッサージをするならほどほどに

頚椎ヘルニアで腕がだるいと、腕を自分で揉みたくなることもあると思います。

悪いことではありませんが、やり過ぎには注意してくださいね。

また、腕のだるさの元は、腕ではなく首や肩、胸などの筋肉。ですから、そういった部分も軽く短い時間でケアしてみてください。

4-4 腕のだるさが強い時は重い物にも気を付ける

腕のだるさが強い時は、重い荷物などを持つことはできるだけ控えましょう。

無理に持って症状が増すこともありますし、そもそも落とすことも考えられます。

だるさが強い時は、できる限り控えめに。

5 腕がだるい時は温めても大丈夫?

シャワー

腕のだるさがある時、たとえばお風呂上りにだるさが軽減するようなら温めても大丈夫です。

固まった筋肉が原因の場合、温まることで筋肉が少し緩みます。そのため腕のだるさも少し楽になるということですね。

温めると楽になる場合でも、過度に温め過ぎる必要はありません。普段通りの入浴を心掛けてください。

また、温めて逆にだるさが増すようなら、炎症も強い可能性がありますから控えてくださいね。

6 腕のだるさにはこんな方法もある

トリガーポイント鍼療法

頚椎ヘルニアによる腕のだるさの原因が筋肉なら、対策の1つとして筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

ツボではなく、筋肉に施術をするというのが特徴。

首や肩、背中、胸といった原因になりやすい筋肉について解説をしました。

このトリガーポイント鍼療法で施術をする部分は、主にそういった部分の筋肉ということになります。

7 最後に

頚椎ヘルニアで腕がだるいのは筋肉に原因がある。

ちょっと意外な解説だったかもしれませんね。ですが、すべて神経が原因ではないということは明らかな事実。

神経が原因ではないということは、神経自体は損傷されてないということです。ちょっと安心しませんか?

ですから、もし薬がダメでも、注射がダメでも他にも方法はあるということです。

腕のだるさが続いている方は、筋肉が原因ということも知ってもらえればと思います。

頚椎ヘルニアに対する筋肉への施術についてはこちらもどうぞ

まとめ

  • 頚椎ヘルニアで腕がだるい時の原因は、神経圧迫ではなく筋肉にあることが多い
  • 主に首や肩、背中、胸などの筋肉が腕のだるさの原因になりやすい
  • 腕がだるい時、筋トレはしない、入浴後にだるさが軽減するなら温めても良い

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