頚椎ヘルニアで指先がしびれる!しびれの原因4つのポイントと対処法

指先
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頚椎ヘルニアになり指先がしびれる。

痛み止めを飲んだり、ブロック注射をしてもらっても変わらない。また、牽引や電気治療をしてもやっぱり同じ。

なぜこうなってしまうのか?ということが気になると思います。また、他に方法はないのかということも同じではないでしょうか。

指先のしびれに薬や注射が効かない場合は理由があります。そして、それら以外の頚椎ヘルニアの対処法も。

頚椎ヘルニアによる指先のしびれが薬や注射でもダメな理由、そしてその場合どうすればいいのかについて解説しています。

1 頚椎ヘルニアで指先がしびれる原因は神経じゃない?

考える女性

頚椎ヘルニアによる指先のしびれの原因は、筋肉による場合が多数で神経圧迫の場合は少数。

しびれって神経じゃないの?って思いますよね。神経が原因で指先がしびれることはあります。ですが、神経だけが原因ではないということ。

薬や注射で指先のしびれが治まらないならなおさらです。なぜなら、痛み止めやブロック注射の主な作用は、筋肉に対してではないからです。

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2 指先のしびれは筋肉が原因といえる理由

黒板

神経圧迫ではなく、筋肉が原因で指先がビリビリしびれると言われてもちょっと理解しにくいですよね。

そこで、なぜ筋肉が原因と言えるのか?という理由を解説します。

2-1 神経圧迫の状態になっているだけの人は多い

MRIの画像で神経圧迫の状態になっている、だから指先のしびれも神経圧迫が原因。

こういう説明を受けた方は多いと思います。ですが、神経圧迫の状態になっていても、しびれや痛みといった症状が何もない方がいることが分かっています。

つまり、神経圧迫の状態になっているだけという場合も多く存在するということですね。

2-2 神経圧迫が原因ならこんな症状が出る

神経圧迫が原因の場合、指先のしびれでは済まないことが多いでしょう。

もっと重篤な症状として、麻痺や膀胱直腸障害という症状が出ます。そして、この症状が出てしまった場合はおそらく手術しか方法がありません。

ビリビリ、ジンジンといったしびれ、感覚が鈍い、力が入りにくいなどの症状は麻痺ではありませんね。

こういった症状は神経が原因じゃなくても出る症状。つまり筋肉が原因の症状ということになります。

2-3 動作に伴ってしびれが増すのは筋肉が原因の証拠

頚椎ヘルニアの方で、上を向くと指先や腕がしびれるとか、指先のしびれが強くなるという方は多いと思います。

また、首を左右に大きく回した時や、デスクワークでパソコンに入力をする姿勢でいると指先がしびれてくる。こういう方も多いのではないでしょうか。

特定の動作や姿勢に伴ってしびれが出る、またはしびれが強くなるというのは筋肉が原因の証拠です。

3 指先のしびれの原因になりやすい4つのポイント

指先のしびれは神経圧迫ではなく、筋肉が原因でも出るということはご理解いただけたでしょうか?

ここからは筋肉が原因で指先のしびれが出ている場合、どこの筋肉が原因になりやすいのか?を写真を使いながら解説していきたいと思います。

ポイント1 首や肩

首や肩の筋肉

まず1つ目のポイントは首や肩の筋肉です。

首や肩周りの筋肉が固まってしまうと、指先のしびれの原因になりやすいです。

また、これらの筋肉が原因で上を向くとしびれるとか、首を左右に回すとしびれが出るということになりやすいです。

ポイント2 背中や肩甲骨周り

背中と肩甲骨周り

2つめのポイントは背中や肩甲骨周りです。

この辺りは肩コリの延長でコリができやすい筋肉。そしてコリがひどくなると、筋肉がもっと固まってしまい指先のしびれになるのです。

ポイント3 首の前

首の前

3つめのポイントは首の前です。

首の前にはいくつか筋肉がありますが、その中でも指先のしびれに関係のある筋肉が複数存在します。

肩コリがひどい人は、首の前まで固まりやすいです。そして、首の前の筋肉が固まると腕や肘、そして指先までしびれが出るようになるのです。

ポイント4 鎖骨の下と腕の付け根

鎖骨の下と腕の付け根

最後4つめのポイントは鎖骨の下と腕の付け根です。

ここは大胸筋という胸の筋肉が付いている部分。胸の筋肉が固まってしまうと、傾向としては親指や人差し指にしびれが出るように。

普段デスクワークが多い方は特にですが、肩が丸まって胸の筋肉が縮んでしまっているとだんだん固まってしまい指先のしびれの原因になります。

4 筋肉が原因で指先がしびれる場合の対策

トリガーポイント鍼療法

先ほど、指先のしびれの原因になりやすい4つのポイントをお伝えしました。

この4つのポイントにある筋肉が固まると、指先にしびれが出やすくなります。では、筋肉が原因で指先がしびれる場合はどうすれば良いのか?

そのための方法はいろいろありますが、トリガーポイント鍼療法という施術もそのうちの1つです。

施術をするのは先ほど紹介した4つのポイント。誰の場合でも4つのポイントを施術するわけではありません。

人によっては4つすべての場合もあるでしょうし、1つのポイントだけという方もいるでしょう。

その方の原因になっている筋肉に対して施術をして筋肉を緩めていきます。筋肉を緩めることが指先のしびれの対策にもなるということですね。

5 筋肉が原因で指先のしびれが出ている時にやってはいけないこと

筋肉が原因で指先のしびれが出ている場合、やってはいけないことがいろいろありますので解説します。

5-1 肩をすくめる体操や筋トレ

肩周りの体操や筋トレ(シュラッグ)で、肩をすくめる動作があります。

筋肉が原因でしびれが出ている時は、この動作をするとさらにしびれが増す可能性が高くなります。

肩をすくめる動作をすると、首の前の筋肉が影響を受けます。そのため、さらにしびれが強くなってしまうことがあるということですね。

5-2 腕立て伏せ

腕立て伏せは、筋肉が原因で指先のしびれがある場合には良くありません。

胸の筋肉が原因で指先にしびれが出るということはお伝えしました。そして腕立て伏せというのはまさに胸の筋肉を鍛える運動。

ですから、胸の筋肉に負担をかけるということは、指先のしびれにも影響してしまうということになるのです。

5-3 首や肩周りの筋肉に負担をかける動作

筋トレではなくても、首や肩周りの筋肉に負担をかける動作は良くありません。

ですから、できる限り休日は体を休めることをお勧めします。しびれがあるのに、休みの日も今までどおり趣味のスポーツを楽しむのは結局回復を遅らせます。

筋肉が原因で指先にしびれが出ているということは、筋肉を休める必要があるということですね。

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6 最後に

頚椎ヘルニアによる指先のしびれが、神経圧迫ではなく筋肉が原因というのはちょっと意外だったかもしれませんね。

ですが、これは明らかな事実。何でも神経だけが原因ではないということ。

神経圧迫が原因ではないということは、神経自体は正常ということも言えますね。そして、筋肉が原因の場合は損傷ではなく、単に固まってしまったというだけ。

こう考えると少しホッとしませんか?

神経圧迫による指先のしびれがゼロとは言いません。それよりも、筋肉が固まったことで指先がしびれることは圧倒的に多数。

指先のしびれが続く場合、こういう事実もあるんだということを知ってもらえればと思います。そして、あきらめずに回復を目指してくださいね。

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まとめ

  • 頚椎ヘルニアで指先がしびれる場合は、神経圧迫ではなく筋肉が固まったことが原因の場合がほとんど
  • 頚椎ヘルニアで指先のしびれの原因になりやすい筋肉は主に4カ所ある
  • 筋肉が原因で指先のしびれが出ている場合は筋肉を出来るだけ休ませる必要がある

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