頚椎症で手のしびれが治まらない方に知って欲しい7つのポイント

手のひら
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頚椎症になり、手のしびれが治まらない。

デスクワークや、車の運転中、その他には、ただ単に歩いている時でもしびれる。ビリビリ、ジンジンと手や指、時には腕がしびれることも。

病院で処方された薬を飲んだり、リハビリで電気治療や首の牽引をしてもらってはいる。でも、手のしびれがなかなか良くならない。

こういう方は多いですよね。では、薬を飲んだり、リハビリを真面目に受けている。それなのに、手のしびれが治まらないのはなぜでしょうか?

こんな場合、実はちゃんとした理由があります。そして、薬やリハビリで治まらない手のしびれにも、考えられる対策があるのです。

頚椎症による手のしびれが治まらないのはなぜか?また、その時はどうすれば良いのか?などについて解説をしています。

頚椎症による手のしびれでお困りなら続きをどうぞ。

1 頚椎症による手のしびれが治まらないのはなぜ?

黒板

頚椎症による手のしびれが、薬やリハビリを続けても治まらない。こうなってしまう理由は単純で、手のしびれの原因が薬やリハビリでは残ったままだからです。

頚椎症による手のしびれは、神経ではなく筋肉に原因があることが多いです。ですが、実際に行われる治療は神経に対しての治療。または、筋肉への治療であっても不十分。

つまり、薬では筋肉が原因のしびれに対応できないし、牽引では不十分ということですね。そのため、薬やリハビリを続けても、手のしびれが治まらないのです。

2 薬やリハビリでダメだった方に知って欲しいこと

頚椎症で手のしびれがあり、薬やリハビリでは治まらなかった方に知って欲しいことがいくつかあります。

順番に解説をしますので、ご自身の場合と比べてみてくださいね。

2-1 薬で手のしびれが治まらない理由

痛み止め

頚椎症で手がしびれたり、痛みがある。そんな場合、病院で処方されることが多い薬は、リリカ、トラムセット、メチコバールなどでしょうか。

これらは、簡単に言うとどれも神経に対しての薬です。ですが、ほとんどの頚椎症による手のしびれや痛みは、固まった筋肉に原因があります。

そのため、薬が良い・悪いではなく、そもそも原因が違うため効かないのです。頭が痛い時に、便秘の薬を飲むのと同じということですね。ちなみに、ロキソニンは消炎鎮痛剤です。

2-2 リハビリで手のしびれが治まらない理由

電気治療

頚椎症で手がしびれる場合、リハビリとして電気治療や首の牽引をしてもらうことが多いと思います。これらは、主に筋肉への治療です。

固まった筋肉が原因なら、電気治療や牽引でも効果がありそうですよね。ですが、手のしびれが治まらない場合は、リハビリでは不十分ということです。

手のしびれの原因になる筋肉は、体の奥にあることが多いです。ですから、電気治療や牽引では十分に刺激が届いていないことが考えられます。だから、手のしびれが続くということですね。

2-3 筋肉が原因でもしびれは出る

手のしびれ=首の神経。こういうイメージがあると思います。ですが、何でも神経が原因ではありません。実際に、頚椎の変形により、神経が圧迫されていると言われた場合でもこれは同じ。

神経が原因で、手のしびれが出ることもあります。ですがかなり少数なのです。それよりも、変形があったとしても、筋肉が固まったことが原因になっている方が多数。

例えば、上を向くと手がしびれるとか、仰向けで寝ると手がしびれるのでつらい。こういう場合は、神経ではなく筋肉がしびれの発生源なのです。

頚椎症性神経根症の原因は?頚椎症による痛み・しびれの原因や対策など8項目

3 手のしびれはこの筋肉が原因

頚椎症による手のしびれは、神経ではなく固まった筋肉に原因があることが多い。そのため、薬やリハビリでは治まらないということを解説しました。

では、具体的にどの辺りの筋肉が原因になりやすいのか?手のしびれの発生源になりやすい筋肉を写真を使って解説します。

写真をご覧ください。

首の痛みと手のしびれの原因1

首や肩、背中の筋肉が手のしびれの原因になる

手のしびれの原因になる筋肉2

首の前、鎖骨の下、腕の付け根の筋肉が手のしびれの原因になる

1枚目の写真は、首や肩にバツ印を付けています。2枚目の写真は、首の前、鎖骨の下、腕の付け根にバツ印を付けています。

こういう部分にある筋肉が固まってしまうと、手のしびれの原因になりやすいです。

4 こんな時は筋肉が原因

先ほど、手のしびれの原因になる筋肉を紹介しました。では、どういう時なら筋肉が原因なのかについて解説を続けます。

4-1 動作や特定の姿勢で判断する

手のしびれの原因が、神経ではなく筋肉にある。その場合は、動作や特定の姿勢に伴って手のしびれが出たり、いつもより強くなるという特徴があります。

固まって、しびれの原因になっている筋肉がある。そして、その筋肉を使うとしびれが出たり強くなるということですね。

4-2 この動作で手がしびれたら筋肉に原因あり

これから挙げる動作をした時に、いつもの手のしびれが出るとか、強くなるようなら筋肉が原因と考えられます。

無理のない範囲で一度試してみてください。やり過ぎると、後からしびれが増すことも考えられますから注意してくださいね。

上を向く

上を向く

首を回す

首をしびれのある側に回す

首を真横に倒す

首をしびれのある側に倒す

腕を上げる

しびれのある腕を前に上げる

この4つの動作のどれかをした時に、いつもの手のしびれが出る。そんな場合は、頚椎症と言われた場合でも、筋肉が原因の状態と考えられます。

5 筋肉が原因で手がしびれる時はどうすればいい?

首のストレッチ

頚椎症と言われ、手のしびれがある。でも、そのしびれの発生源が、神経ではなく固まった筋肉にある。そんな場合はどうすれば良いのか?

固まった筋肉が原因ということは、それらが緩めば良いということになります。では、筋肉を緩めるためには何が良いのか?セルフケアとしてできることを紹介します。

5-1 首や肩周り、背中などを温める

手のしびれの原因が固まった筋肉にある場合、セルフケアとしては温めるという方法があります。

首や肩、背中などで、コリ感を感じる部分を温めてみてください。お風呂に入ってシャワーを当てるとか、湯船につかるという程度で十分。

温めてみて、お風呂上がりが少し楽に感じる。それなら、温めるのが効いているということですね。ただし、しびれが強くなるようなら、控えるようにしてください。

頚椎症は温めるのと冷やすのどちらが正解?理由と具体的な方法など8項目

5-2 首や肩の筋肉を伸ばす

手のしびれの原因が固まった筋肉にある場合、先ほどの温めること以外に、筋肉を伸ばすという方法があります。いわゆるストレッチですね。

首や肩周りの筋肉を、心地よく感じる程度で良いので軽く伸ばしてみてください。お風呂上がりが良いですね。

それで楽になるようなら、ストレッチを続けてみてください。ただし、やり過ぎると後から手のしびれが増すことがありますので気をつけてください。

6 手のしびれに対してはこんな施術もある

頚椎症

頚椎症になり、手のしびれがある。そして、そのしびれの発生源は神経ではなく筋肉にある。こういう場合は、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まってしまい、手のしびれの原因になっている筋肉を直接施術する方法。ですから、頚椎症といわれた場合でも、原因が筋肉なら施術が可能ということですね。

セルフケアももちろん良いですが、専門の施術としてこういう方法があるということも知ってもらえればと思います。

頚椎症にトリガーポイント鍼療法をする理由と施術の実際8ポイント

7 頚椎症による手のしびれでお困りの方へ

頚椎症で手がしびれる。レントゲンやMRIで変形が分かり、医師から神経が圧迫されていますとの説明をされる。

こうなると、誰でも神経が原因と思いますよね。ですが、たとえ変形があった場合でも、必ずその変形によって神経が圧迫されることがしびれの原因ではありません。

何でも神経が原因ではないのです。固まった筋肉が原因というのは、ちょっと信じがたいと思います。ですが、これは事実。

筋肉が固まっているかどうかは、残念ながらレントゲンやMRIでは分かりません。触れば簡単に分かるのですが、なぜかこういった基本的な触診ということはされないことがほとんど。

触って、動作を確認し、しびれが出たら筋肉が原因。レントゲンやMRIの検査も必要ですが、こういったアナログの検査も必要なのです。

そして、たとえ変形があったとしても、筋肉が原因ならそのためのセルフケアや専門の施術はあるということも覚えていただければと思います。

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まとめ

  • 頚椎症による手のしびれが治まらないのは、神経が原因という前提で治療が行われているから。実際には、神経ではなく固まった筋肉が原因で手のしびれが出ていることがほとんど
  • 筋肉が原因で手がしびれる場合、薬やリハビリでは効果を期待できないことが多い。なぜなら、薬には筋肉を緩める作用がなく、リハビリでは筋肉を緩めるには不十分だから
  • 上を向くとか、首を回す。こういった動作に伴って、いつもの手のしびれが出る。そういう場合は、変形があったとしても筋肉に原因がある

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