頚椎症は筋力トレーニングすれば良くなる?筋トレの目的とタイミング

ダンベル
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「頚椎症の痛みやしびれは、筋力トレーニングをすれば良くなるのかな?」

頚椎症の方なら、こんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。ただ、筋力トレーニングをしても良いのかどうかで迷ってしまうと思います。

筋力トレーニングで、頚椎症が良くなればもちろんそれは良いことです。ですが、場合によっては、症状が増してしまうことも十分考えられるのです。

では、頚椎症になってしまったら、筋力トレーニングをすれば良くなるのでしょうか?また、行うならどういう目的で、いつ行うのが良いのでしょうか?

こういった、頚椎症と筋力トレーニングの関係、そしてその他、頚椎症の痛みやしびれの対策などについて解説をしています。

頚椎症で筋力トレーニングをしようと思っている方は続きをどうぞ。

1 頚椎症は筋力トレーニングをすれば良くなる?

黒板

頚椎症の痛みやしびれは、筋力トレーニングをすれば良くなるのか?このことに関しては、そもそも鍛えることと、治すことは別というように考える必要があります。

頚椎症の症状は、筋肉に原因があることが多いです。ですから、症状が治まってから取り組むなら予防としては良いです。ですが、症状が悪化してしまうこともあるのです。

ですから、筋力トレーニングで良くなるかどうか?という視点を変える必要があるということ。つまり、筋力トレーニングをするなら、どういう状態になったら始めるのが良いか?ということですね。

2 筋力トレーニングをして良い時・ダメな時

マルとバツ

頚椎症で、筋力トレーニングをするならどういう時が良いのか?これは、症状の程度で判断するのが良いですね。

頚椎症の痛みやしびれは、首や肩周りなどの筋肉が固まった結果出ていることが多いです。ですから、その状態で筋力トレーニングをして負荷をかけると、症状が悪化する場合もあるということ。

ですから、症状がかなり回復しているなら、筋力トレーニングをしても良いです。ですが、症状がまだ強い時に行うのは控えましょう。

3 筋力トレーニングが良い場合とその理由

ダンベル

頚椎症で筋力トレーニングが良い場合は、痛みやしびれなどの症状がほぼ良くなった状態の時です。

完全に回復したわけではない。でも、痛みやしびれがほぼ出ないし、出た場合でもかなり軽い。この状態まで良くなったなら、筋力トレーニングをしても良いですね。

頚椎症の原因は、首や肩周りの筋肉にあります。ですから、首や肩周り、背中などのトレーニングにより、筋力が付けば再発の対策にもつながります。

4 筋力トレーニングがダメな場合とその理由

バツ

頚椎症で筋力トレーニングがダメなのは、症状がまだ強い時。また、症状が半分程度良くなった程度の時もダメです。

頚椎症は、固まった筋肉が原因で痛みやしびれが出ることが多いです。ですから、少し症状が良くなった程度でトレーニングをすると、せっかく良くなった状態が戻ってしまうことも考えられます。

筋肉が原因で痛みやしびれが出ているのは、ケガをしているのと同じ状態。切り傷がある時、筋力トレーニングで良くなることはありませんよね。頚椎症もこれと同じなのです。

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5 頚椎症について知っておいて欲しいこと

頚椎症性神経根症の症状の特徴

頚椎症と、筋力トレーニングの関係について解説をしてきました。筋力トレーニングをして良い時とダメな時、そしてその理由についてご理解いただけたでしょうか?

頚椎症は、頚椎の変形等により神経が圧迫されることが原因と言われます。ですが、実際には、神経ではなく固まった筋肉に原因があることの方が多数。

筋肉が原因でも痛みやしびれは出ます。そういう状態を、筋膜性疼痛症候群と言います。だからこそ、頚椎症を筋力トレーニングで治そうとするのは間違いなのです。

頚椎症性神経根症の原因は?頚椎症の痛み・しびれの原因や対策など8項目

6 筋力トレーニングで悪化したらどうすればいい?

首の痛み

頚椎症の痛みやしびれが、筋力トレーニングをした後に悪化した。そういう場合は、まず病院を受診してください。最初に診断を受けた先生の所で構いません。

単に症状が強くなっただけなら、時間の経過とともに症状も落ち着くでしょう。ですが、痛みの原因はいろいろです。悪化した際に、何が原因かをはっきりさせる必要があります。

筋肉が原因のことが多いですが、炎症が起きていることも考えられます。そんな場合には、炎症に対する薬が必要なこともあるのです。ですから、病院を受診するのが良いですね。

7 筋肉が原因なら筋肉の状態が良くなる必要がある

頚椎症

頚椎症の症状は、固まった筋肉が原因で出ています。この場合、筋肉の状態が良くなることが必要。痛みやしびれが強い時は、筋力トレーニングで鍛えるのはまだ早い段階。

筋肉の状態を良くするためには、安静やその他のケアが必要。そのための方法の1つが、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術です。

固まった筋肉を施術する方法なので、筋肉が原因の症状なら施術が可能ということですね。痛みやしびれが強いなら、筋トレの前にまずはこういった対策が必要ということなのです。

頚椎症にトリガーポイント鍼療法をする理由や施術の実際8ポイント

8 筋肉の状態が良くなったら筋力トレーニング

筋力トレーニング

頚椎症の痛みやしびれが、ほとんどでなくなった。時には痛むことやしびれることはあるけれど、それでもほとんど大丈夫。こんな状態なら、筋力トレーニングをしても良いですね。

筋肉の状態が良くなり、痛みやしびれが出なくなってきた。こういう段階で筋肉を鍛えておくと、痛みやしびれが出にくい状態になっていきます。

運動をしない人が急に運動をすると筋肉痛になりますよね。そんな方でも、運動を続けると筋肉痛は出にくくなる。理屈はこれと同じです。

9 頚椎症で筋力トレーニングをしようと思っている方へ

頚椎症で筋力トレーニングをして良い時・ダメな時。そして、その理由などについて解説をしてきました。

筋力トレーニング自体は、頚椎症に限らず体にとって良いことです。ですが、いつでも取り組んで良いことか?というと、決してそうではありません。

良かれと思って始めたことが、後から悪化につながってしまうことがあるのです。ですから、鍛えることと、治すことは別ということを忘れないで欲しいのです。

早く良くなるために何かしたい。そう思う気持ちはよく分かります。ですが、症状が強い時ほど、安静にしていることも薬です。ですから、筋トレは我慢してください。

そして、まずは、筋肉の状態を良くすることを優先する。その後から、痛みやしびれの出にくい状態を作るために筋力トレーニングに取り組む。こういう順番が良いですね。

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まとめ

  • 頚椎症は筋力トレーニングをして治すものではない。症状の状態によって筋トレに取り組むかどうかを判断することが大切
  • 頚椎症の痛みやしびれは、固まった筋肉が原因のことが多い。そのため、症状が強い時は筋トレで悪化することもあるが、かなり良くなった状態なら筋トレは体にとって良いと言える
  • 筋力トレーニングをする前に、まずは固まった筋肉の状態が元に戻るようにすることを優先することが良い

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