頚椎症性脊髄症とは?原因や具体的な症状についての解説など6項目

肩
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頚椎症性脊髄症という症状があります。

首や肩、腕などに痛みやしびれが出る症状です。この症状ですが、原因はいったい何なのでしょうか?

そして、痛みやしびれに対してはどういった対策があるのでしょうか?頚椎症性脊髄症の原因や対策についてまとめましたのでご参考下さい。

1 頚椎症性脊髄症とは?

黒板

頚椎症性脊髄症とはどういう病気かについて、まずはでできるだけ簡単に解説します。

頚椎というのは首の骨のこと。そして、この頚椎の中に脊柱管という神経の通り道があります。その脊柱管の中にあるのが脊髄です。

この脊髄の部分が圧迫され、結果として首や肩、背中や腕、指先などに痛みやしびれが出る症状のことを頚椎症性脊髄症と言います。

同じような病気に、頚椎症性神経根症という病気もあります。合わせてご参考ください。

2 頚椎症性脊髄症の原因は何?

肩の痛み

先ほど頚椎症性脊髄症は、脊髄が圧迫されることで痛みやしびれの症状が出るとお伝えしました。では、何が脊髄を圧迫するのかというと、主な原因は次の2つです。

  • 加齢により頚椎が変形した結果できた骨棘
  • 椎間板の膨隆

これらについて、解説を続けます。

2-1 頚椎の変形について

加齢に伴い、頚椎が変形してしまうことがあります。そして、骨棘(こつきょく)という変形した状態ができてしまう。その骨棘が神経を圧迫することがあるのです。

レントゲンやMRIの検査で、こういった変形が見つかります。

2-2 椎間板の膨隆

頚椎の間には、椎間板と呼ばれるクッションの役割をしている部分があります。その椎間板が、膨隆してしまい神経を圧迫することもあります。

これも、頚椎症性脊髄症の原因になります。

3 頚椎症性脊髄症で見られる主な症状

首の痛み

頚椎症性脊髄症になった場合、主にどのような症状が見られるのかについて解説をします。

3-1 痛みやしびれ

頚椎症性脊髄症になると、痛みやしびれが出ます。首や肩、腕、背中。さらには、足にも痛み・しびれが出ることも珍しくありません。

3-2 運動神経の障害

痛みやしびれ以外の症状として、運動神経の障害が見られることもあります。

運動神経に障害が出ると、手先で細かな作業がしづらくなります。たとえば、ボタンを留めるとか、お箸を使うという動作。また、足がふらつくなどの症状が出ることもあります。

3-3 膀胱直腸障害

膀胱直腸障害とは、簡単に言うと排泄が困難になってしまったり、逆に失禁してしまう症状のことです。

脊髄が圧迫されることで、自律神経が障害された結果としてみられる症状です。膀胱直腸障害が起きた場合は、かなり重度とお考えください。

4 頚椎症性脊髄症にはどういった治療があるのか?

頚椎症性脊髄症になってしまった場合、症状の程度にもよりますが保存療法から始まることが多いです。

保存療法には、どういった方法があるのかについて解説をします。

4-1 投薬

薬

保存療法として、投薬が行われることは多いです。病院の先生の診断次第ですが、いわゆる痛み止めなどの処方ですね。

ただ、実際には薬を飲んでも、痛みやしびれが治まらないこともあります。

4-2 装具療法

頚椎カラー

装具療法というのは、頚椎カラーのことです。頚椎カラーをすることで、首の動きをサポートします。

頚椎カラーは治療というよりも、悪化を防ぐためにあると考えるのが良いですね。

4-3 その他リハビリ

整形外科などの病院では、頚椎症性脊髄症のリハビリとして電気治療、温熱治療、マッサージなどを行っている所もあります。

いずれも、医師の診断でリハビリが良いとされた場合に行われます。

5 頚椎症性脊髄症の手術

手術

頚椎症性脊髄症が、重度になると手術が必要な場合もあります。特に、膀胱直腸障害が起きてしまった場合は、手術をしないと後遺症が出ることもあります。

誰でも手術はしたくないと思います。ですが、医師が手術が必要と診断した場合は、手術を受けるべき状態になっているということなのです。

6 頚椎症性脊髄症でお困りの方へ

頚椎症性脊髄症は、重度になると手術が必要なこともある重い症状です。ですから、手足の痛みやしびれ、そして、足のふらつきなど今回解説した症状が出た場合はすぐ病院を受診しましょう。

軽度であれば、保存療法で大丈夫なこともあります。ですが、重度の症状が出た場合は手術が必要なこともあるのです。

初期段階で症状が軽い時は、放っておけばそのうち良くなると思ってしまうかもしれません。ですが、症状が軽いほうが、治療法もいろいろあるのです。

おかしいなと思ったら、とにかく早めの病院受診を忘れないようにしてください。

まとめ

  • 頚椎症性脊髄症とは、加齢に伴う頚椎の変形などにより、脊髄が圧迫されることで痛みやしびれが出る病気
  • 主な症状としては、痛みやしびれ、手先で細かな作業がしづらくなる、足がふらつく、重度の場合は膀胱直腸障害などがある
  • 治療としては、症状が軽ければ保存療法から始まることが多い。しかし、重度の場合は手術が必要なこともある

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