あなたの頚椎症が治らない4つの理由と痛みやしびれの対処法

肩の痛み
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頚椎症になり、痛みやしびれがなかなか治らない。

痛み止めは飲んでいるし、リハビリで牽引もしてもらっている。ブロック注射もしてもらった。でも全部ダメ。

真面目にちゃんと治療を受けているのに、頚椎症による症状が治っていかないのはなぜでしょうか。こういう時は、痛みやしびれの原因を間違えていることが考えられます。

頚椎症は、神経圧迫が原因とされています。そのため、神経に対しての治療が行われることが多いです。ですが、実際には神経以外にも原因はあるのです。

つまり、神経への治療で治らないのであれば、他の原因に対しての治療等が必要ということ。では、その原因は何で、どういうことをする必要があるのか?などについて解説をしています。

頚椎症の痛みやしびれが治らない方は続きをどうぞ。

1 頚椎症が治らない時に考えられる4つの理由

黒板

頚椎症による痛みやしびれが、なかなか治らなくて困っている。そんな場合には、考えられる理由が4つあります。

どういう理由かそれぞれについて解説します。

1-1 痛み止めが頚椎症に効かない理由

薬

頚椎症になり、痛み止めを飲んでいるけれど治らない。こういう方は多いと思います。なぜ、薬を飲んでも良くならないのかというと、痛みの原因が筋肉にあるからです。

痛みの原因は、神経ばかりではありません。筋肉が固まったことでも出ます。その場合、必要なことは筋肉がゆるむことなのです。

例えば、リリカは神経障害性疼痛という神経が原因の痛みに対する薬。ですが、筋肉が固まったことで痛みが出ている場合には、効果がない場合が多いのです。

頚椎症でリリカを飲んでも効かないのはなぜ?薬が効かない時の対処法

1-2 ブロック注射が頚椎症に効かない理由

頚椎症で、ブロック注射が効かなかったという方もいると思います。この場合の理由も、痛みの原因が神経ではなく筋肉にあるからです。

ブロック注射は、簡単に言うと神経への麻酔。ですから、一時的に痛みが治まることはあるでしょう。ですが、固まった筋肉が原因の場合は、筋肉は固まったまま。

そのため、ブロック注射をしてもらって少しの間痛みが楽だった。でも、すぐまた痛くなった。こういうことになる場合が多いのです。

1-3 牽引や電気治療は効果が低い

頚椎症で、牽引や電気治療をしてもらっても、どうもイマイチ。なぜそうなるかと言うと、牽引や電気治療では、固まった筋肉がゆるみ切らないからです。

固まって、痛みを出している筋肉に対して、牽引や電気治療の刺激では弱いということ。また、深部にある筋肉には、牽引や電気治療では十分な刺激が届きません。

そのため、牽引、電気治療では痛みやしびれが治らないことがあるのです。

1-4 筋トレやスポーツをしていると治らないことがある

頚椎症の痛みやしびれがある時に、筋トレやスポーツを続けていると治らないことがあります。なぜなら、筋トレやスポーツで、原因になっている筋肉に負担がかかるから。

頚椎症は、多くの場合で固まった筋肉に原因があります。首や肩、背中などの筋肉が、主な原因になることが多いです。

筋肉が固まって痛みやしびれを出している。その状態で、さらに筋肉に負担がかかることを続けていると、治らない状態も続いてしまうということですね。

2 頚椎症の痛みやしびれについて知って欲しいこと

頚椎症性神経根症の原因

頚椎症の原因は、神経が頚椎の変形などにより圧迫されるからと言われます。ですが、実際には神経は関係ない場合がほとんど。

変形してしまっている状態でも、神経ではなく筋肉に原因があることが多いのです。その状態に対して、神経への治療をしても症状が治らないことがあるのは当然と言えます。

神経が原因なら、神経への治療。筋肉が原因なら、筋肉への治療が必要ということですね。

頚椎症性神経根症の原因は?頚椎症の痛み・しびれの原因や対策など8項目

3 頚椎症で症状の原因になりやすい筋肉

頚椎症になると、痛みやしびれが出ます。首や肩、背中、腕、手先などですね。この場合、どの筋肉が原因になりやすいのかを解説します。

写真をご覧ください。

上を向くと痛みやしびれが出る場合の原因になる筋肉

首や肩の筋肉が原因になりやすい

腕を前に上げた時に痛みやしびれの原因になる筋肉

首の前、鎖骨の下、腕の付け根の筋肉が原因になりやすい

2枚の写真それぞれに、バツ印と赤い丸の印を付けています。

バツ印の部分にある筋肉が固まってしまうと、赤い印の部分に痛みやしびれが出やすくなります。

筋肉が原因の場合の特徴として、動作に伴って症状が出るということがあります。例えば、上を向くと痛むとか、腕を上げるとしびれるなど。

そういう状態なら、頚椎の変形があっても筋肉が原因と考えられます。

4 筋肉が原因の場合にやってはいけないこと

バツ

頚椎症の原因が筋肉にある場合、やってはいけないことがあります。それは、治らない理由の項でも挙げましたが、筋肉に負担がかかることです。

固まった筋肉がさらに疲労すると、症状がひどくなったり、長引いたりすることがあるからです。

筋肉が原因の場合は、できる限り安静が必要。じっとして寝ていなさいということではなく、必要以上に筋肉に負担をかけてはいけないということなのです。

頚椎症で首や肩、腕が痛い・しびれる時にやってはいけないこと9選

5 筋肉が原因で症状が出ている時はどんな対策がある?

頚椎症

頚椎症の痛みやしびれが、神経への治療では治らない。そんな場合は、固まった筋肉に原因があることがほとんど。

筋肉が固まったことで、痛みやしびれが続いている。この状態に必要なことは、筋肉がゆるむことです。そのための対策の1つに、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まって、痛みやしびれの原因になっている筋肉を施術する方法。神経への薬や注射で治らない場合は、こういう方法もあるということを知ってもらえればと思います。

頚椎症にトリガーポイント鍼療法をする理由や施術の実際8ポイント

6 頚椎症でいろいろ試しても治らない方へ

頚椎症で、薬や注射、リハビリなどいろいろ試しても治らない。そうなると、不安になってしまいますよね。

ただ、何をやっても治らない場合は、今回解説したように実は原因が神経ではないことが多いです。そして、固まった筋肉が原因になっているという状態。

筋肉が原因の状態で、神経への治療をしても良くならないのは当然と言えば当然。ですから、たとえ何をやってもダメな場合でも、あきらめないで欲しいのです。

筋肉が原因という状態は、筋肉が壊れたわけではありません。ただ単に、固まってしまっただけ。ですから、対策はいろいろあるのです。

頚椎症の症状が、何をやっても治らない。そんな時は、神経圧迫ではなく筋肉が原因の可能性が高い。そして、筋肉が原因なら、対策はあるということを知ってもらえればと思います。

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まとめ

  • 頚椎症の痛みやしびれがなかなか治らない。そんな場合には、神経圧迫ではなく筋肉に原因がある可能性が高い
  • 筋肉が原因で痛みやしびれが出ている。その状態には、神経に対しての薬や注射は効かないことが多い。また、牽引や電気治療では、筋肉がゆるみきらない
  • 筋肉が原因の場合、筋トレやスポーツなど筋肉に負担がかかることをすると、さらに治らない状態が続くことが予想できるので控えるのが良い

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