頚椎症で肩が痛い!そんな時の原因や気をつけて欲しいことなど6項目

肩が痛い
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頚椎症になり、肩が痛い。

首を動かした時や、肩を回した時も痛みがある。そのため、日常生活や仕事で不便なことが多くて困っている。

病院で処方された痛み止めを飲んだり、リハビリで電気治療と牽引をしてもらってはいる。でも、結果はあまりかわらないまま。

こうなると困りますよね。薬を飲んだり、リハビリもしているのに痛いまま。なぜそうなるのかと言うと、痛みの原因を間違えていることが多いからです。

では、頚椎症で肩が痛い場合の原因は何か?そして、肩の痛みがある場合に気をつけた方が良いことなどは何か?などについて解説をしています。

頚椎症で肩が痛むなら続きをどうぞ。

1 頚椎症で肩が痛い時はこれが原因

黒板

頚椎症で肩が痛い。そんな場合の原因は、神経ではなく固まった筋肉にあります。頚椎の変形によって、神経が圧迫されていることではありません。筋肉が固まったことで痛みが出ているのです。

レントゲンや、MRIで頚椎の変形などがあればそれは事実。ですが、それはそうなっているだけのことが大半。それよりも、固まった筋肉を動かすことで痛みが出ていることが多いのです。

上を向く、首を痛む側に回したり倒してみる。そんな時に、いつもの痛みが肩に出る。こういう場合は、痛みの発生源になっている筋肉を動かしたため、肩に痛みが出ているのです。

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2 筋肉が原因の痛みはこんな風に出る

頚椎症による肩の痛みは、神経ではなく固まった筋肉に原因がある。こう言われても、ちょっとよく分からないと思います。

そもそも、首を動かしてなぜ肩が痛くなるのか分かりませんよね。神経が原因なら、何となく納得できるかもしれません。ですが、筋肉が原因でなぜ?となるかと思います。

そこで、筋肉が原因で痛みが出る場合について簡単に解説をします。

2-1 筋肉が固まると痛みの発生源になる

痛みの原因は神経。誰でもこういうイメージがあると思います。ですが、神経だけが痛みの原因ではありません。筋肉や炎症が原因の場合もあります。

そして、頚椎症でもこれは同じ。頚椎の変形がある場合でも、実際には首や肩周りの筋肉が固まって痛みが出ている。筋肉は固まってしまうと痛みの発生源になるのです。

そして、その固くなる度合いが強いほど、発生源から遠くに痛みが出るようになります。これは、関連痛と呼ばれる痛み。例を挙げますので写真をご覧下さい。

筋肉が原因

首の筋肉が原因で肩に痛みが出る例

首にバツ印を、そして肩に赤い印をつけています。これは、首の筋肉が固まってしまった場合に、その筋肉を動かすと肩に痛みが出る場合の例です。

首と肩は離れていますが、こういう痛みは出ます。バツ印の辺りを指で押さえると、肩まで痛みが響く。そんな場合は、頚椎症と言われた場合でも、首の筋肉が原因ということですね。

2-2 肩の痛みの原因になりやすい筋肉の例

頚椎症で肩が痛む場合、固まった筋肉が原因ということをお伝えしました。では、具体的にどの辺りの筋肉が原因になりやすいのか例をいくつか挙げます。

写真をご覧下さい。

首の筋肉2

首の筋肉が原因で肩に痛みが出る例その2

先ほどは、首の筋肉が原因で肩関節辺りに痛みが出る例を挙げました。他にも、首の筋肉が原因で、肩こりの肩の部分に痛みが出る例です。

うがいや目薬を差す時に、上を向くとこういう部分が痛むなら筋肉が原因です。

背中の筋肉

背中の筋肉が原因で肩に痛みが出る例

肩甲骨の筋肉

肩甲骨にある筋肉が原因で肩に痛みが出る例

首だけではなく、背中(肩甲骨の内側)や、肩甲骨にある筋肉が原因で肩に痛みが出ることも多いです。

首の前の筋肉

首の前の筋肉が原因で肩に痛みが出る

鎖骨の下にある筋肉

鎖骨の下の筋肉が原因で肩に痛みが出る

これらはちょっと意外に思うかもしれません。首の前や、鎖骨の下の筋肉が原因で、肩の前面に痛みが出ることも非常に多いです。

いくつか例を挙げましたが、これら以外にも肩の痛みの原因になりやすい筋肉が他にもあるのです。

3 肩の痛みは筋肉が原因かどうかを確認する方法

頚椎症と言われ、肩に痛みがある。レントゲンやMRIでは、頚椎が変形して神経を圧迫しているとた。そんな場合でも、筋肉が原因かどうかは、簡単に確認することができます。

それは、筋肉を動かすこと。それだけです。では、どんな風に動かすのかいくつか例を挙げます。動かして肩に痛みが出れば、原因は筋肉ということになります。

※痛みが強い方は無理に行うと痛みが増すことがあります。注意して行ってくださいね。

これから4つの動作を挙げます。それらを実際に行ってみて、肩にいつもの痛みが出る。そんな場合は、筋肉に原因があると考えることができます。

上を向く

上を向く

首を回す

右を向く(右肩が痛む場合)

首を真横に倒す

首を右へ倒す(右肩が痛む場合)

腕を上げる

右腕を上げる(右肩が痛む場合)

4つの動作を挙げました。それぞれの動作を、可動範囲一杯まで行ってみて下さい。右が痛む場合は右。左の場合は左で行って下さいね。

その時に、いつもの肩の痛みが出るようなら、筋肉が原因と言えます。すべての動作で痛みが出なくても、4つのうちどれか1つでも肩が痛くなる動作があるなら筋肉が原因ということになります。

4 筋肉が原因で痛む時に気をつけて欲しいこと

頚椎症で肩が痛い。その時の原因が、神経ではなく固まった筋肉にある。そんな場合に、気をつけて欲しいことがありますのでチェックしてみて下さい。

4-1 痛みの出る動作は控える

痛みの出る動作は控える

固まった筋肉が原因の場合、その筋肉を動かすことで肩に痛みが出ます。こういう場合、その痛みが出る動作はできる限り避けて下さい。

例えば、上を向くと痛みが出るなら、できるだけ上を向く動作はしない。仕方がない場合も当然あるでしょう。ですが、頻繁に動かせば動かすほど、いつまでも痛みが出ると思って下さい。

4-2 筋肉が原因だからといって鍛えてはいけない

痛みの原因が筋肉にある。そんな場合、鍛えれば良いのではと考える方がおられます。ですが、これは良くありません。鍛えることと治すことは別。

筋肉を鍛えること自体は良いことです。ですが、痛みがあるような時に、鍛えて治そうとするのは間違いということですね。

4-3 筋肉が原因の場合は痛み止めが効かない

薬

固まった筋肉が原因の場合、痛み止めを飲んでも効かないことが多いです。なぜなら、痛み止めには筋肉を緩める作用がないからです。

痛み止めは、神経の興奮を抑えるか、炎症を抑えることが主な作用。ですから、痛み止めを真面目に飲んでいる。でも治まらないなら、他の対策が必要ということなのです。

リリカやロキソニンといった、痛み止めを一定期間飲み続けた。でも効かない。そんな場合は、筋肉が原因ということを考えてみてください。

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4-4 電気治療や牽引では緩みきらない

頚椎症で肩が痛む原因が筋肉といっても、電気治療や牽引といったリハビリを受けているのに効果がない。なぜこうなるかというと理由は簡単。

電気治療や牽引では、痛みの発生源になっている固まった筋肉が緩みきらないからです。固まり度合いが強い、または、体の奥にある筋肉。それらは、電気治療や牽引では緩みきらないのです。

5 筋肉が原因で痛みが出ている場合にはこんな施術がある

頚椎症

頚椎症で肩が痛む原因が、首や肩、背中などの筋肉にある。そんな場合は、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まった筋肉に、直接鍼の施術をする方法。ですから、動作に伴い肩が痛む、そして痛み止めを飲んでも効かないなら筋肉が原因と言えます。

そんな場合なら、痛みの発生源になっている筋肉そのものへの対策があるということなのです。

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6 頚椎症による肩の痛みでお困りの方へ

頚椎症になり、毎日肩が痛くててつらい。そんな場合の原因は、神経にあると誰でも信じて疑わないと思います。ましてや、レントゲンやMRIの画像を見た方ならなおさら。

ですが、たとえ画像上で変形があり、その変形が神経を圧迫している場合でも、神経が原因とは限りません。むしろ、そうであっても、神経が原因の場合はかなり少ないのが実際。

神経が原因なら、24時間常に痛むはずです。ですが、実際には痛い時もあれば、痛みをあまり感じないこともあると思います。これは、神経が原因ではない証拠。

神経が原因なら、処方される痛み止めのリリカがもっと効くはずです。また、電気治療や牽引をしても、あまり変わらないのも、筋肉が緩みきっていないからです。

痛み止めやリハビリがダメ。そんな場合、他にどうすれば良いのか?と迷ってしまいますよね。ですが、筋肉への施術があることは先ほど紹介しました。

ですから、肩の痛みが続く場合でも、がっかりせずにいて欲しいのです。そして、筋肉への対策が必要ということを知ってもらえればと思います。

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まとめ

  • 頚椎症で肩が痛いという場合、原因は頚椎の変形による神経圧迫ではなく、首や肩、背中などの筋肉が固まってしまったことによる場合が多い
  • 筋肉が固まってしまい、その筋肉を動かすと、痛みの発生源となっている筋肉から離れた部分に痛みを出す。この痛みを関連痛という
  • 固まった筋肉が原因で痛みがある場合、無理に動かしたり鍛えてはいけない。また、痛み止めが効かないことや、リハビリでも効果がないことも多い

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