テニス肘に痛み止めの注射が効かないシンプルな理由と別の対処法

注射
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テニス肘になり、肘の外側が痛むので痛み止めの注射をしてもらったけれど効かない。

塗り薬も効かず、湿布も効かず、サポーターをしても変わらない。そこで、痛み止めの注射ならと思って打ってもらったけれど、結果は何も変わらず今までと同じ。

こうなると、どうすれば良いのかな?と思いますよね。また、そもそも、注射までしたのになんで痛いのか?と疑問に感じる方もいるでしょう。

実は、テニス肘で痛み止めの注射をしても痛む場合、その理由はとてもシンプルです。そして、注射がダメでも他の対処法はちゃんとあるのです。今回は、そういったことについて解説しています。

テニス肘で痛み止めtの注射が効かなかった方は続きをどうぞ。

1 テニス肘に痛み止めの注射が効かない理由

黒板

テニス肘の痛みに対して、痛み止めの注射をしても効かなかった。そんな時の理由は、痛みの原因に対して注射の作用が合っていないからです。

テニス肘の痛みは、多くの場合で筋肉が固まったことにあります。それに対して、痛み止めの注射は炎症を抑えることが主な作用。そのため、効かないということ。

ですから、注射が良い・悪いではないのです。大切なのは組み合わせ。お腹が痛い時に目薬を差しても効きませんね。理屈はこれと同じです。

2 痛み止めの注射の多くはステロイド注射

注射

痛み止めの注射は多くの場合ステロイド注射で、その中身は消炎鎮痛剤です。ステロイドとは、副腎と呼ばれる体内で作られるホルモンのこと。

それを薬用として作ったのがステロイド注射です。ステロイド注射の主な作用は、抗炎症作用と言って炎症を抑える働きがあります。ですから、炎症による痛みに有効ということですね。

炎症の代表的な例として多くの方が知っているのが膝の水です。膝に炎症が起きるため水がたまる症状ですね。そうった痛みに用いられるのが痛み止めの注射なのです。

3 痛み止めの注射で良くなる人がいるのはなぜ?

肘の痛み

テニス肘の痛みが、痛み止めの注射で良くなったという話を見たり聞いたりしたことがある。自分は良くならなかったのに、なぜ良くなる人がいるのか?と思うかもしれません。

これは、テニス肘の痛みが炎症によって起きていたため注射が効いたと考えられます。テニス肘の痛みは、炎症による場合もあります。ですから、消炎鎮痛剤としてのステロイド注射が効いたということ。

先ほど大切なのは組み合わせと説明しました。つまり、炎症による痛みに対して、炎症を抑えるステロイド注射をしたため良くなったということですね。

4 多少は良くなったけど完全ではない場合

2

テニス肘で痛み止めの注射をしてもらったら、多少は良くなったけれど完全じゃない。その理由は、痛みの原因が2つあったからと考えられます。

1つは炎症でもう1つが筋肉。つまり、炎症による痛みは痛み止めの注射で治まったけれど、固まった筋肉が原因の痛みは注射では作用がないので残ったままということ。

これは珍しいことではなく、むしろ多くある状態です。ですから、こうなった場合はもう1度注射ではなく、筋肉への対策が必要ということになります。

5 テニス肘の原因はこの筋肉

テニス肘の原因は、筋肉が固まったことにあるということをお伝えしました。では、具体的にどの辺りかを解説します。写真をご覧ください。

テニス肘の原因になりやすい筋肉

写真の左腕に赤い印を付けています。この辺りのの筋肉が固まってしまうと、バツ印を付けた肘の辺りに痛みが出るようになります。

こういった筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群と言い、簡単に言うと筋肉に疲労がたまった結果起こる症状です。

6 筋肉が原因の痛みはどうすれば良いのか?

テニス肘で痛み止めの注射が効かない場合は、痛みの原因が筋肉にあるからということをお伝えしました。では、そのためにはどういう方法があるのかについて続けます。

6-1 筋肉が原因なら筋肉をゆるめることが必要

固まった筋肉が原因で痛みが出ている場合、何をすれば良いかというと、筋肉をゆるめることを目的とした方法です。

専門的なことは省きますが、固まった筋肉は痛みの原因になります。だから、ゆるめれば良いということ。とてもシンプルですね。

6-2 ストレッチやマッサージは?

固まった筋肉が原因なら、ストレッチやマッサージが良いのでは?と思った方もいることでしょう。

そういった方法は、やり方さえ間違えなければ良いですね。やり方と言っても、無茶苦茶しなければ良いということです。やり過ぎたり、力一杯揉んだりはダメですね。

心地よく感じる程度の力加減で、ちょっと物足りないなくらいの時間がちょうど良いですよ。

7 筋肉が原因ならこんな施術もある

肘

テニス肘の痛みに痛み止めの注射が効かなかった。そんな時は、筋肉を鍼で施術するという方法もあります。

鍼ですから、表面の筋肉も奥の方にある筋肉もどちらも施術が可能。また、筋肉をゆるめるという目的においては、マッサージやストレッチよりもさらに良いですね。

そういった、筋肉を施術してゆるめることを目的とした鍼の方法には、トリガーポイント鍼療法という施術があります。

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8 テニス肘で痛み止めの注射が効かなかった方へ

テニス肘の痛みが、痛み止めの注射までしたのに治まらない。こうなると、手術しなければいけないのかな?と考える方もいるかもしれません。

湿布、飲み薬、そして注射という順番で来たと思います。それでもダメだったのなら、残るは手術か?と思っても不思議ではありません。

ですが、テニス肘の原因は、今回解説してきたように筋肉にあることがほとんどです。そして、注射の作用は抗炎症作用だから効かないということもお伝えしました。

注射が効かないとガッカリするかもしれません。ですが、あくまでもこれは痛みの原因と注射の作用が合っていなかったというだけ。

そして、固まった筋肉が原因の痛みというのは、ひどい肩こりのような状態と思ってください。いくらひどくても、肩こりで手術は不要。

これは、テニス肘でも同じことです。筋肉が原因の痛みには注射が効かない。そして、筋肉が原因の痛みは、筋肉がゆるむことが必要でそのための対策もあるということを知ってもらえればと思います。

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まとめ

  • テニス肘で痛み止めの注射が効かない時の理由は、痛みの原因に対して注射の作用が合っていないから
  • 痛み止めの注射は多くの場合でステロイド注射。ステロイドの作用は抗炎症作用といって、炎症が原因の痛みに対して有効
  • 固まった筋肉が原因の痛みに対して、ステロイドの注射は効かない。この場合は、筋肉がゆるむことを目的とした対策が必要

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