テニス肘で肘を伸ばすと痛む場合の原因と伸ばしやすくするためのポイント

腕のストレッチ(掌側)
LINEで送る
Pocket

テニス肘になると、肘を伸ばすと痛むことがあります。

肘を曲げると痛い場合と、伸ばすと痛い場合があり、それぞれに痛みの原因があります。

では、伸ばした時に痛む原因はどこなのか?そして、肘を伸ばすと痛む時はどういうことをすれば良いのか?について解説をしています。

テニス肘になり、肘を伸ばした時に痛む方は続きをどうぞ。

1 肘を伸ばすと痛む理由

黒板

テニス肘で肘を伸ばすと痛む時の理由は、主に肘の裏側にある筋肉が固まってしまっているからです。

固まった状態の筋肉を動かすと痛みの元になります。ですから、肘を伸ばした時に痛みが出る状態も筋肉に原因があると言えます。

骨折や捻挫といった明らかなケガをしているわけではない。でも、肘をピンと伸ばすと痛みが出る。そんな時は、骨や関節ではなく筋肉に原因があると言えますね。

2 肘を伸ばすと痛む時の原因はここ

肘を伸ばした時に痛みが出るのは、肘の裏側にある筋肉が原因だと説明しました。では、具体的にどの辺りかを続けて説明します。

写真をご覧ください。

肘を伸ばした時の痛みの原因1

上腕部分に赤い印を、そして肘にバツ印をつけています。赤い印の部分にある筋肉は、肘を伸ばす際に動く筋肉です。

ここにあるのは、上腕三頭筋という筋肉。この筋肉が固まってしまっていると、肘を伸ばした時に痛みが出る原因となるのです。

もう1枚写真をご覧ください。

肘を伸ばした時の痛みの原因2

肘の外側に赤い印とバツ印をつけています。ここには小さな筋肉があり、先ほどと同様この筋肉が固まってしまうと肘を伸ばした時に痛みが出る原因になります。

ここにあるのは、肘筋という小さな筋肉です。ですが、厚みがあり肘を伸ばす際には負担がかかる筋肉なので、固まると痛みの原因になりやすいのです。

3 筋肉が原因の痛みについて

肘を伸ばした時の痛みは、筋肉が固まったことに原因があると説明しました。この、筋肉が原因の痛みについてもう少し掘り下げて説明をします。

筋肉が原因の痛みというと、多くの方が連想するのは筋肉痛かもしれません。ですが、ここで言う筋肉が原因の痛みは筋肉痛とは違います。

そうではなく、筋肉に疲労が重なるとだんだん柔軟性を失い固まってしまいます。その状態が続くと痛みの元になってしまうということ。

そして、痛みの元になってしまった筋肉を動かすと痛みが出るということなのです。こういった痛みのことを、筋膜性疼痛症候群と言います。

4 肘を伸ばして痛むなら湿布を貼れば良いのでは?

湿布

肘を伸ばして痛む原因が筋肉にある。それなら、その痛む部分に湿布を貼れば良いのではと思う方は多いと思います。ただ、残念ながらこの場合湿布は効かないことが多いでしょう。

なぜなら、湿布は消炎鎮痛剤だからです。つまり、炎症が原因で肘の痛みが出ているなら良いです。ですが、痛みの元が固まった筋肉にある時には、そもそも炎症を抑える必要がないのです。

ですから、湿布がダメということではなく、筋肉が原因の場合には効果がないということですね。

5 テニス肘用のサポーターをすればどうか?

サポーター

テニス肘で肘を伸ばすと痛みが出る。そんな時に、テニス肘用のサポーターをしてみてはどうかと思う方もいるでしょう。

そういったサポーターのような補助具は、使って楽なら使う。変わらないなら使わない。という判断で構いません。一番良くないのは、着けても変わらないのに使い続けること。

それだと、単に締め付けているだけです。ですから、変わらないなら外しておくのが良いということですね。

6 肘を伸ばして痛む時は冷やす?温める?

女性

肘を伸ばすと痛みが出る場合、冷やすのか温めるのかどちらが良いのでしょうか?伸ばして痛むという場合は、温めることが基本的には良いですね。

なぜなら、固まった筋肉が原因なので、温めることで少し筋肉もゆるみます。ですから、温める方が良いということ。ただし、温めて痛みが増すなら温めることは止めましょう。

その場合は、筋肉が原因の痛みと同時に炎症が起きている可能性があるからです。そんな時は、まず湿布で炎症を鎮めて、その後温めても痛くならなくなったら温めるのが良いですね。

テニス肘の痛みは冷やす?温める?どちらが良いのかとその理由について

7 肘を伸ばすと痛む時にやってはいけないこと

バツ

テニス肘で肘を伸ばすと痛む。そんな時に、やってはいけないことがいろいろとありますので挙げてみます。

  • 痛みを我慢しながらのスポーツ
  • 痛む動作をくり返す
  • 痛みを我慢しながらの力仕事
  • 患部を強くマッサージし過ぎること
  • 炎症があるのに温めること

こういったことは、痛みを悪化させたり長引かせる要因です。ですから、仕事で仕方がない面もあるとは思いますが、必要以上に腕を使わないようにすることが大切ですね。

テニス肘でやってはいけないことは?理由や痛みについての解説

8 テニス肘で肘を伸ばすと痛む場合の施術

肘

テニス肘で肘を伸ばすと痛む状態の原因は、肘周りの筋肉が固まったことにあると解説をしました。そんな筋肉が固まった痛みには、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まって痛みの原因になっている筋肉に直接鍼の施術をする方法。ですから、伸ばした時に痛みが出るなら施術をすることが可能です。

肘を伸ばすと痛い、伸ばした状態で力を入れる時も痛い。そんな状態なら、施術の対象になります。

テニス肘をトリガーポイント鍼療法で施術する理由や知って欲しい7つのこと

9 テニス肘で肘を伸ばすと痛む方へ

テニス肘の痛みは肘の外側辺りが多く、さらに曲げると痛むことが多いと思います。そのため、伸ばすと痛む場合は別の症状かもと思うかもしれません。

ですが、伸ばして痛むことも決して珍しいことではないのです。肘周りには複数の筋肉があり、その中の肘を伸ばす役割をする筋肉が悪くなっていると伸ばした時に痛みます。

そんな筋肉が原因の痛みは、筋肉がゆるめばスムーズに伸ばせる状態に戻ります。

痛みの原因には炎症の場合もありますが、筋肉が原因の場合もあります。筋肉が原因なら湿布ではなく、筋肉そのものへの対策が必要。

そういったことを知ってもらえればと思います。

テニス肘で肘を伸ばすと痛む状態でお困りならこちらもどうぞ

まとめ

  • テニス肘で肘を伸ばすと痛む時の理由は、肘を伸ばす際に動く役割をしている筋肉が固まっているから
  • 伸ばすと痛いといった動作に伴う痛みは筋肉に原因がある。そのため、湿布のような消炎鎮痛剤は効かないことが多い
  • 伸ばすと肘が痛む場合、肘に負担のかかることをくり返すと悪化や長引く要因になってしまうのでできる限り控える

施術をご希望の方へ

ご来院された患者さん

完全予約制

三宅鍼灸院

筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法を行っています。

受付時間

当院へは名古屋市北区、中村区、東区、守山区、瑞穂区、中川区、中区、緑区、小牧市などからもご来院頂いております。