鵞足炎で膝の内側が痛む時のトリガーポイント鍼療法

鵞足炎
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鵞足炎になると、膝の内側が痛くなります。その時に、トリガーポイント鍼療法という施術があります。

トリガーポイント鍼療法とは、筋肉に対して施術をする鍼の方法の1つです。

では、なぜ鵞足炎の痛みに対してトリガーポイント鍼療法をするのか?そして、実際に施術をするならどのように施術をするのか?などについて解説をしています。

鵞足炎で膝の内側が痛む方は続きをどうぞ。

1 鵞足炎にトリガーポイント鍼療法をする理由

黒板

鵞足炎で膝の内側が痛む場合に、トリガーポイント鍼療法という施術をする。その理由は、鵞足炎の原因の1つが筋肉や腱にあるからです。

鵞足というのは、膝の内側にある筋肉や腱のことを言います。その部分に炎症が起きたり、筋肉や腱が固まってしまうことで痛みが出ます。

炎症による痛みに対して鍼は作用がありません。ですが、固まった筋肉や腱が原因なら、鍼の施術をすることが可能。そのため、鵞足炎に対してトリガーポイント鍼療法を行うのです。

2 鵞足炎の原因になる筋肉や腱

鵞足炎の原因の1つが、筋肉や腱にあるということをお伝えしました。では、どの辺りの筋肉や腱が原因になりやすいのかを続けて解説します。

写真をご覧ください。

鵞足炎

右足の内側に赤い丸を2つ付けています。赤い丸の部分にある筋肉は、膝の内側までつながっています。鵞足炎と呼ばれる症状は、ここの筋肉や腱が固まってしまうことで痛みが出ることを言います。

この筋肉や腱が固まってしまうと、膝の曲げ伸ばしや、歩く、深くしゃがむなどの動作時に痛みが出ることが多いです。

3 炎症による痛みと筋肉や腱による痛みの違いは?

鵞足炎の痛みには、炎症と筋肉や腱という2つの原因があります。では、それぞれの違いは何かについて解説をします。

3-1 炎症が原因の痛み

炎症が原因で痛みが出ている時には特徴があります。それは、腫れ、熱感、発赤、痛みです。膝の内側が腫れて、触ると何となく熱い。そして、動いていなくても痛みもある。

そんな場合は炎症が原因の痛みが起きていると考えられます。

3-2 筋肉や腱が原因の痛み

筋肉や腱が原因で痛みが出ている時も、炎症と同様に特徴があります。それは、動きや特定の姿勢で痛みが出るということです。

歩く、膝を曲げ伸ばしする、正座をする、長時間立ったままでいる。こういった、足の筋肉を使った時に痛みが出る。そんな場合は、筋肉や腱が原因と考えられます。

4 2つの原因が同時に出ていることも多い

鵞足炎の痛みには、炎症と筋肉や腱という2つの原因があると解説しました。この2つの原因ですが、両方が同時に痛みの元として出ていることも珍しくありません。

炎症による痛みのため、熱感や痛みがある。そして、筋肉や腱による痛みのため膝を動かしたり体重を乗せると痛い。そんな時は両方の原因で痛みが出ていると考えられます。

たくさん歩いた後に、上記のような状態になり膝の内側が痛い。そんな時は、炎症と筋肉や腱の両方が原因で痛みが出ていると言えます。

5 腫れや熱感がある時はどうすれば良い?

鵞足炎で腫れや熱感等があり痛む場合は、炎症による痛みが出ていると考えられます。そういった場合は、炎症への対策が必要になります。

具体的な例を挙げると、冷やす、消炎鎮痛剤としての湿布を貼る、整形外科を受診して薬や注射を処方してもらうなどの方法があります。

一時的な腫れや熱感なら湿布でも良いでしょう。ただし、かなり腫れて熱感も強いような場合は必ず病院を受診しましょう。

6 筋肉や腱が原因の痛みに対する施術

鵞足炎で筋肉や腱が原因の場合は、トリガーポイント鍼療法での施術が可能です。では、どの辺りを施術するのかについて解説をします。

写真をご覧ください。

鵞足炎の施術部位1

太ももの内側、膝の内側に施術します

鵞足炎の施術部位2

太もも、ふくらはぎにも施術をすることがあります

2枚の写真それぞれに赤い丸を数カ所付けています。トリガーポイント鍼療法で施術をするのは主にこういった部分です。

鵞足と呼ばれる部分だけではなく、膝の曲げ伸ばしなどの動作をする際に働く筋肉を施術するということがポイントです。

7 鵞足炎で膝の内側が痛くてお困りの方へ

鵞足炎に対して、トリガーポイント鍼療法という施術を行う理由について解説をしてきました。

鵞足炎と言っても、原因は炎症による痛みのこともあれば、筋肉や腱が原因で痛む場合もあるということでした。そして、それぞれ必要な対策が異なるということもご理解いただけたかと思います。

炎症が原因なら、炎症に対して必要なことをすれば良いです。そして、筋肉や腱が原因なら、筋肉や腱に対して必要なことをすれば良いです。それが、トリガーポイント鍼療法。

ただ、残念ながら筋肉や腱が原因なのに、炎症への対策ばかりが行われていることも事実です。具体的に言うと、筋肉や腱が原因なのに湿布を貼り続けているような状態。

これだと痛みは変わりません。湿布が良い・悪いではなく、湿布には湿布の作用があるということなのです。

原因が何かを判別することは難しいと思います。ですから、まずは病院へ。そして、その後から原因に対して必要なことをすれば良いということなのです。

筋肉や腱が原因の鵞足炎なら、対策はちゃんとあるということを知ってもらえればと思います。

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まとめ

  • 鵞足炎で膝の内側が痛む症状に対して、トリガーポイント鍼療法をする理由は筋肉や腱が痛みの原因になっていることがあるから
  • トリガーポイント鍼療法による主な施術部位は、太ももの内側や、裏側、ふくらはぎなどになる
  • 鵞足炎の痛みは、炎症によって起きていることもある。この場合は、冷やしたり湿布を貼るなど炎症への対策が必要

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