腰のヘルニアで太ももの裏側や付け根が痛む時はどうすればいい?

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腰のヘルニアになり、太ももの裏側や付け根辺りが痛い。

痛み止めを飲んだり、座薬も使ったけれど痛みは変わらない。病院でブロック注射も受けたけれど、やっぱり痛いまま。

手術をした方がいいのかな?と思うけど、やっぱり怖くて迷ってしまう。

こういう状況つらいですよね。ただ、薬や注射がダメだったから手術しかないというのはまだ早いです。

太ももの裏側や付け根の痛みには、ちゃんと原因や対処法があります。

いろいろ試したけれど痛い。でも手術はできればしたくない。そんな方は続きをどうぞ。

1 太ももの裏側や付け根の痛みの原因

黒板

腰のヘルニアで太ももの裏側や付け根が痛む原因は、腰やお尻の筋肉にあることが多いです。

詳しく解説しますね。

1-1 筋肉が固まると痛みの原因になる

筋肉は固まってしまうと、強い痛みの原因になります。

腰のヘルニアの場合でも、筋肉が原因で痛みが出ていることは多く、こういう症状を筋膜性疼痛症候群と言います。

歩くと太ももの裏側が痛い、座っているとイスに当たる付け根の部分が痛い。こういう場合は筋肉が原因と考えられます。

1-2 神経圧迫は関係ないの?

腰のヘルニアで太ももの裏側や付け根が痛むことと、神経圧迫の関係はないことがほとんどです。

神経圧迫=痛みの原因ではありません。神経圧迫の状態になっていても、そうなっているだけのケースは多いです。

太ももの裏側や付け根の痛みが日によって変化する。そんな状態なら、神経圧迫ではなく筋肉が原因。神経圧迫なら24時間変わらず痛いはずですから。

2 痛み止めや座薬が効かないのはなぜ?

薬

腰のヘルニアで太ももの裏側や付け根の痛みに対して、痛み止めや座薬が効かないのはなぜか?

理由は簡単です。

痛み止めや座薬は消炎鎮痛剤です。つまり、炎症(熱)に伴う痛みに対しては有効ということ。ですが、それらが効かないということは、原因が炎症(熱)ではないからということですね。

炎症があれば、痛み止めや座薬が効くでしょう。ですが、効かないのは炎症がないからということなのです。

痛み止めや座薬=すべての痛みに有効ということではないのですから。

ヘルニアに痛み止めが効かないのはなぜ?理由や対策がわかる7項目

3 ブロック注射が効かないのはなぜ?

注射

太ももの裏側や付け根の痛みがあり、ブロック注射をしてもらったけれど効かなかった。

こういう場合も理由は簡単です。

筋肉が固まったことによる痛みには、ブロック注射は効かないことが多いです。効いたとしても、麻酔の効果がある間だけのことも。

より詳しくはこちらで解説していますのでご参考ください。

腰のヘルニアでブロック注射が効かない理由とそんな場合の対処法

4 太ももの裏側や付け根の痛みの原因

腰のヘルニアで太ももの裏側や付け根が痛む場合、原因のほとんどは固まってしまった筋肉にあります。

詳しく解説しますね。

4-1 腰とお尻の筋肉

太ももの裏側と付け根の痛みは、主に腰とお尻の筋肉がその原因になりやすいです。

写真をご覧ください。

太ももの裏側と付け根

腰とお尻にバツ印をつけています。

そして、太ももの裏側と付け根に赤い印をつけています。

バツ印の辺りにある筋肉が固まってしまうと、矢印の方向に向かって痛みが出ることが多いです。つまり、腰とお尻の筋肉が、太ももの裏側と付け根の痛みの原因ということ。

離れた部分が原因というのは、ちょっと不思議に思うかもしれません。

ですが、筋肉が原因の場合は珍しいことではなく、ふくらはぎや足の裏の痛みやしびれの原因になることも多いのです。

4-2 太ももの付け根周囲の筋肉

太ももの裏側と付け根が痛む時、付け根周囲の筋肉が原因になることもあります。

写真をご覧ください。

太ももの裏側と付け根

太ももの裏側と付け根の痛む部分そのものと、やや上のお尻の辺り。

このバツ印をつけている辺りの筋肉が、痛みの原因になることも当然あります。

股関節外旋筋といって、主に股関節を動かす時に働く筋肉が固まってしまうと太ももの裏側や付け根の痛みの原因になります。

5 筋肉が原因の痛みはどうすればいい?

トリガーポイント鍼療法

腰のヘルニアで、太ももの裏側や付け根が痛い。その原因が筋肉にあるなら、トリガーポイント鍼療法という施術があります。

痛み止めも座薬も効かない。そしてブロック注射も効かないなら、筋肉が原因の可能性は大いにあります。

手術を考える前に、筋肉への施術があるということを知って欲しいと思います。

椎間板ヘルニアにトリガーポイント鍼療法をする理由がわかる7項目

6 薬や注射がダメで手術を考えている方へ

痛み止めも座薬も効かず、ブロック注射も効かない。

こうなると、手術しか方法はないのかなと思いますよね。ですが、手術も完璧ではないのです。

ヘルニア=神経圧迫が原因とされてきました。ですが、神経圧迫以外に筋肉が原因でも痛みが出ることは、もう明らかになっているのです。

手術を否定するつもりはまったくありません。実際に必要な時もあります。

ですが、筋肉が原因なら神経に対しての手術よりも、筋肉への対策をしてみてはいかがでしょうか?

腰の椎間板ヘルニアでお困りならこちらもどうぞ

まとめ

  • 腰のヘルニアで太ももの裏側や付け根が痛む場合、原因の多くは神経ではなく固まった筋肉にある
  • 痛み止めや座薬、ブロック注射が効かないのは、そもそも原因が筋肉の場合には効かないから
  • 腰やお尻、または太ももの付け根周囲の筋肉が固まってしまうと、太ももの裏側や付け根の痛みの原因になりやすい

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