ヘルニアの手術後にしびれが残った場合は何が原因でどうすればいいのか?

ふくらはぎ
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ヘルニアの手術後、足にしびれが残ってしまった。

お医者さんは、手術は上手く行ったのでしばらく様子を見ましょうと言っている。

そこで、リハビリを受けたり薬を飲みながら様子を見ているけれど、一向に手術後のしびれが変わらない。

こういう状況困りますよね。

今回は、手術後に残ったしびれの原因は何か?そしてどうすればいいのか?について解説したいと思います。

1 ヘルニアの手術後にしびれが残った場合の原因は何?

考える女性

ヘルニアの手術を受けたけれど、足にしびれが残ってしまった。この場合の原因は何かというと筋肉です。

神経圧迫の状態が、手術できれいに取り除くことが出来た。でもしびれが残ったのは、手術が失敗だったということではありません。

そうではなく、そもそもしびれの原因が神経圧迫ではなかったということ。そして、筋肉が原因だったということになります。

だから手術で神経圧迫の状態を取り除いても、しびれが残ったということですね。

2 ヘルニアのしびれ「そもそも論」

黒板

そもそもですが、ヘルニアによるしびれの原因はほとんどの場合神経圧迫ではありません。

このことについて詳しく解説しますね。

2-1 筋肉は固まるとしびれの原因になる

腰のヘルニアなら、腰やお尻、股関節周囲の筋肉が固まってしまったことが原因でしびれが出ることは多いです。

筋肉でしびれというのは、なかなか結び付きにくいかもしれません。ですが、筋肉が固まってしまうとしびれが出るのは事実。

歩いているとしびれが強くなるとか、安静にしているとしびれが弱いこともある。そんな状態なら神経ではなく筋肉が原因といえます。

2-2 もし、神経圧迫が原因なら

神経が原因でしびれが出る場合もありますが、ヘルニアで本当に神経が原因なら重い症状が出ます。

例えば、排泄が困難になったり、逆に失禁してしまう膀胱直腸障害。これは、神経が障害された症状です。

そういったことがない。でもヘルニアでしびれるという場合は、筋肉が原因のことがほとんどなのです。

3 ヘルニアの手術後にしびれが残ったらどうすればいい?

ヘルニアの手術後にしびれが残ってしまった。こんな場合どうすれば良いのかについて解説します。

3-1 まずは医師に伝える

医師

ヘルニアの手術後足にしびれが残った場合、まずは、そのことを担当の医師に話しましょう。

そして例えば、「手術は上手くいったので、しばらく様子を見ましょう」と言われたならまずは様子を見てみる。

手術直後はしびれていても、時間の経過に伴って治まってくるかもしれません。ですから、しばらく待つことも大切ですね。

3-2 薬やリハビリについて言われたら

ヘルニアの手術後にしびれが残っている。その状態で、薬を処方されたり、リハビリを受けてくださいと言われる。

こんな場合も、まずは医師の指示に従いましょう。

しびれが残ったからと言って、何もしないのは良くありません。薬やリハビリをしていく中で治まることも考えられますから。

3-3 それでもダメなら他の方法を考える

ヘルニアの手術後にしびれが残っている。医師から言われたとおり、しばらく様子を見て待った。薬も飲んだしリハビリも受けた。

でもやっぱりしびれる。そんな状況なら他の方法を考えても良いでしょう。

4 手術後のしびれがこんな状況なら筋肉が原因

ふくらはぎのしびれ

手術後にしびれが残った場合、神経ではなく筋肉が原因でしびれていることがあります。

どういう状態なら筋肉が原因のしびれと考えられるのかについて解説します。

4-1 歩くとしびれが強くなるなら筋肉が原因

ヘルニアの手術後、足にしびれが残っている。そのしびれが、歩くとだんだん強くなるようなら筋肉が原因の可能性が高いです。

筋肉は固まるとしびれの原因になる。このことはすでに解説しました。

つまり、歩くことでしびれの原因になっている筋肉を動かす。そのため、しびれがだんだん強くなるということですね。

4-2 しびれの状態が日によって異なるなら筋肉が原因

足に残ったしびれの状態が日によって異なる場合も、神経ではなく筋肉が原因でしびれが出ている可能性が高いです。

筋肉の状態は、体の状態によって左右されます。

疲れている日はしびれが強く、休日はいつもよりしびれが軽い気がする。そんな状況なら筋肉が原因と考えられます。

4-3 お風呂上がりにしびれが軽くなるなら筋肉が原因

お風呂に入った後は、足のしびれがいつもより少し軽くなる。この場合も、筋肉が原因のしびれの可能性が大ですね。

固まった筋肉が体が温まることで少しゆるむ。そのためしびれも少し軽くなるということ。

しびれの強さだけではなく、範囲が狭くなるような場合も同じです。

5 ヘルニアで足のしびれの原因になりやすい筋肉

ヘルニアで足のしびれがある場合、神経ばかりではなく筋肉が原因のことも非常に多いです。これは、手術後にしびれが残った場合でも同じ。

では、どの筋肉がしびれの原因になりやすいのかを解説します。

5-1 腰の筋肉

足のしびれの原因になりやすい筋肉1

腰が原因でお尻や足にしびれが出る

腰の筋肉が固まってしまうと、足のしびれの原因になりやすいです。

バツ印をつけている部分にある筋肉が固まると、矢印の先にある部分にしびれが出やすくなるということ。

傾向としては、太ももやふくらはぎのやや外側、くるぶし辺りにしびれが出ることが多いです。

5-2 お尻の筋肉

足のしびれの原因になりやすい筋肉2

お尻の筋肉もしびれの原因になる

お尻の筋肉が固まった場合も、足のしびれの原因になりやすいです。

傾向としては、ひざ裏、ふくらはぎのやや外側辺りのしびれの原因になることが多いです。

5-3 股関節周りの筋肉

足のしびれの原因になりやすい筋肉3

股関節の筋肉は脛のしびれの原因になりやすい

あまり知られていませんが、股関節周りの筋肉が原因で足のしびれが出ることも多いです。

股関節や足の付け根辺りですね。この部分の筋肉が固まると、傾向としては脛、脛の外側、足の甲、指先などのしびれの原因になることが多数。

6 手術後のしびれがある時に注意して欲しいこと

ヘルニアの手術後に足のしびれが残った場合、注意して欲しいことがありますので解説します。

6-1 無理に歩かない

歩く

ヘルニアの手術後、足のしびれがある時に無理に歩く必要はありません。

しびれ=歩けば良くなるということではないからです。また、歩くとしびれが強くなる方は特にですが、我慢しながら歩かない方がいいです。

必要な範囲で歩くことは構いません。ですが、筋肉が原因でしびれているなら、歩くよりむしろ筋肉を休ませることが大事。

ちなみに、プールでも歩かない方がいいですね。歩くのは良くなってから。

6-2 治療と予防を間違えない

しびれに限らずですが、何らかの症状がある時に治療と予防を間違えがちです。

症状が出ないようにするのが予防ですが、症状が出てから予防のための行動をとっている方は多いです。

例えば、運動や筋トレ。本来なら症状がない時にするのが良いですよね。

何かしなければと思う気持ちはよく分かります。ですが、しびれなどの症状がある時は、運動や筋トレは控えてくださいね。

7 手術後のしびれ対策として

トリガーポイント鍼療法

ヘルニアの手術後に足のしびれが残ってしまった。そんな場合の対策の1つとして、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まった筋肉が原因でしびれが出るということは、すでにお伝えしてきたとおりです。

何でも神経が原因ではありません。こういう施術もあるということを知ってもらえればと思います。

ヘルニアの手術後も足にしびれが残っているならこちらもどうぞ

まとめ

  • ヘルニアの手術後しびれが残った場合、手術が失敗したのでなければ原因は神経ではなく筋肉にある可能性が高い
  • 手術後に足にしびれが残っている場合、まずは担当の医師にそのことを伝えそして薬やリハビリなどの指示に従う
  • 手術後のしびれが残っている場合、無理に歩いたり運動はしなくても良い

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