腰のヘルニアで足の痛みが毎日つらい!そんな痛みの原因や対策7項目

ふくらはぎの痛み
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腰のヘルニアになり、足が痛くて毎日つらい。

お尻や太ももが痛むし、さらにふくらはぎの外側が一番痛みが強いので5分も歩けない。

こういう状況つらいですよね。

この足の痛みの原因は神経とは限らず、他にも考えられる原因があります。そして、原因が違えば対策も異なるということが言えます。

足が強く痛む時の原因は何か?そして、その場合にはどんなことが大切なのかについて解説しています。

気になる方は続きをどうぞ。

1 足が痛い時に必要なのは筋肉がゆるむこと

筋肉がゆるむこと

腰のヘルニアになり、足が痛くてつらい。そんな時に必要なのは、固まった筋肉が緩むことです。

なぜ筋肉なのか?このことについて解説しますね。

1-1 足が痛むのは神経だけが原因ではない

腰のヘルニアで足が痛むのは、神経圧迫が原因ではなく固まった筋肉が原因。

足の痛みで歩けない場合でも、歩き始めは痛みが軽いとか、痛みがないという状況ではありませんか?

神経圧迫が原因なら、常に一定の強さで痛みます。ですが、歩く距離に比例して痛みが出たり強くなるのは筋肉が原因の証拠なのです。

1-2 筋肉が原因でも強烈に痛む

筋肉は固まってしまうと、動きや特定の姿勢に伴って痛みを出すようになります。

こういった筋肉が原因の痛みを、筋膜性疼痛症候群といいます。

腰やお尻、股関節周りの筋肉が固まってしまうと、太ももやふくらはぎの外側などに痛みが出て歩けなくなるのです。

1-3 固まった筋肉が緩む必要がある

固まった筋肉が原因で痛みが出ているなら、その原因になっている筋肉が緩む必要があると言えますね。

腰のヘルニアの場合も、多くの筋肉が固まってしまい強い痛みが出ていることが大半。

ですから、筋肉が緩む必要があるということになります。

腰のヘルニアで足が痛くて毎日つらい方はこちらもどうぞ

2 足が痛む場合の原因はどこにある?

腰のヘルニアで、足が痛くて歩くのがつらいほど強い痛みは筋肉が原因でも出ます。

では、どこの筋肉が原因になりやすいのか具体的に解説したいと思います。

2-1 腰の筋肉

足の痛みの原因になりやすい筋肉1つ目は腰です。

足の痛みの原因になりやすい筋肉1

バツ印をつけている部分が、足の痛みの原因になりやすい部分です。

背骨のすぐ外側や、そこからもう少し外側の腰の筋肉。

この辺りの筋肉が固まってしまうと、傾向として痛みが出やすいのは次の部分です。

  • 太ももの裏
  • ひざの裏
  • ふくらはぎ
  • ふくらはぎの外側
  • くるぶし辺り

主にこういった辺りに痛みが出やすくなります。

さらに、腰の筋肉が原因の場合、腰を反らすと痛みが出ることも多いです。

2-2 お尻の筋肉

足の痛みの原因になりやすい筋肉2つ目はお尻です。

足の痛みの原因になりやすい筋肉2

お尻にバツ印をつけています。

お尻でちょうどポケットの高さ辺りや、そこからやや外側、股関節周り。

そういった部分の筋肉が固まると、傾向として痛みが主に出やすくなるのは次の部分。

  • ひざ裏
  • ふくらはぎ
  • ふくらはぎの外側
  • くるぶし辺り

主にこういった部分に痛みが出やすいですね。

お尻の筋肉が原因で足が痛む場合、お尻を拳でトントンと叩きたくなるというのが特徴。

歩くと足が痛くなる方、叩きたくなりませんか?

2-3 股関節周りの筋肉

足の痛みの原因になりやすい筋肉3つ目は股関節周りです。

足の痛みの原因になりやすい筋肉3

意外に思う方も多いかもしれませんが、股関節周りの筋肉が足の痛みの原因になることは非常に多いです。

ここの筋肉が固まってしまうと、傾向としては主に次の部分の痛みの原因に。

  • 足の甲
  • ふくらはぎの外側

主にこういった部分で、しめつけられるような痛みの原因になりやすいです。

また、長く座っているとだんだん足が痛くなる。そんな時は、ここが原因の可能性があります。

もう1枚写真をご覧ください。

股関節

親指で股関節を押さえたくなるならここも原因

普段から、足が痛くなると股関節を親指でギューッと押したくなる。そういう状況なら、股関節の筋肉が固まっていることで足に痛みが出ていると考えられます。

3 腰のヘルニアで足が痛いのは神経が原因ではない?

考える女性

腰のヘルニアと診断され、MRIの画像もちゃんと見た。それなのに、足の痛みは神経じゃなく筋肉が原因ってどういうこと?と思いますよね。

詳しく解説します。

3-1 痛みの原因は複数ある

腰のヘルニアで痛みがある。この場合、痛みの原因は1つではなく複数あります。

  1. 神経
  2. 炎症
  3. 筋肉

基本的にはこの3つのことが多いです。

3-2 神経圧迫と痛みは関係ないことが多い

神経圧迫が主な原因と思われがちですが、実はそれは違います。

神経圧迫の状態になっていても、そうなっているというだけで痛みとは関係ないケースが大半。神経が損傷された結果足に痛みが出ているなら、痛みは常に一定のはず。

ですが、歩き始めはあまり痛くないけれど、だんだん痛みが強くなる。

こういう場合は、神経ではなく固まった筋肉を使うため、痛みがだんだん強くなるのです。

3-3 神経が原因なら違う症状が出る

神経が圧迫されたことが原因なら、痛みではなくもっと重い症状が出ることが多いです。

例えば、排尿・排便の障害が起きる膀胱直腸障害。

歩くと足が痛くなるけれど、そういった症状がなければ筋肉が原因の可能性が高いと言えます。

4 足の痛みに薬が効かないのはなぜ?

薬

腰のヘルニアで、痛み止めをちゃんと飲んでいる。でも痛みが変わらず、やっぱり長くは歩けない。

こういう方は多いと思います。では、痛み止めは無意味なのでしょうか?本当に効かないのでしょうか?

このことについて解説を続けますね。

4-1 痛み止めが効かない理由

痛み止めを飲んでも足が痛い。そんな場合の理由は、痛みの原因が違うからです。

先ほど痛みの原因を3つ挙げました。痛みの原因が複数あるように、痛み止めにもそれぞれ役割があります。

  • 炎症に対しての痛み止め
  • 神経に対しての痛み止め

薬の役割が炎症や神経が原因の痛みに対してなのに、肝心の痛みの原因が筋肉が固まったことにある。

そんな場合は、薬の効果は低いでしょう。炎症や神経が原因の痛み止めには、固まった筋肉を緩める作用はないのですから。

4-2 ロキソニンやリリカについて

腰のヘルニアで足が痛い。そんな時にロキソニンやリリカを処方された方は多いのではないでしょうか。

これらの薬の役割はこうなります。

  • ロキソニン:炎症が原因の痛みに対する薬
  • リリカ:神経が原因の痛みに対する薬(神経の働きを抑制)

どちらの薬も、筋肉をゆるめることが主な効果ではありません。

4-3 夜、痛みで目が覚めるなら

夜、寝返りをしたわけでもないのに痛くて目が覚める。

そんな場合は、炎症による痛みが出ている可能性が高いです。炎症による痛みが出やすいのは安静時。

そんな場合は、痛み止めが良いということが言えますね。

痛み止めについてもっと詳しくはこちらもどうぞ

ヘルニアで痛み止めが効かないのはなぜ?理由や対策がわかる7項目

5 ブロック注射をしても足が痛いのはなぜ?

注射

腰のヘルニアで歩くと足が痛くなる。そんな状況が続くのでブロック注射をしてもらったけれど痛い。

なぜそうなるのか?について解説しますね。

5-1 ブロック注射は麻酔

ブロック注射というのは、簡単にいうと麻酔です。

麻酔で神経の働きを文字通りブロックする。そのため、痛みが治まるというよりも感じなくなる。

ですが、麻酔ですから、いわゆる効果が切れたらまた痛いということになります。

5-2 痛いだけでまったく効かなかったのは?

ブロック注射は痛いだけでまったく効かなかった。こういう方もおられますが、その理由は、筋肉が原因の痛みだったからです。

麻酔で神経の働きを抑えても、筋肉が固まった状態は変わらないことが多いです。

ですから、注射は痛いし足の痛みも変わらない。そんな結果になることもあるわけですね。

腰のヘルニアでブロック注射が効かない理由とそんな場合の対処法

6 こんな場合は筋肉が原因の痛み

足の痛み

腰のヘルニアで足が痛い。その原因が筋肉にあるのはどういう場合か?

このことについて解説します。

6-1 筋肉が原因なのはこんな時

腰のヘルニアで筋肉が原因の痛みが出ているのは、動作や特定の姿勢に伴って痛みが出る場合です。

固まった筋肉は痛みの原因になります。つまり、その原因の筋肉を動かしたり使った時に痛みが出るということ。

例を挙げます。

  • 歩くとだんだん痛みが出て数分しか歩けない
  • 前屈みになると足に痛みがはしる
  • 腰を反らすと足も痛くなる
  • 長く立ったままでいると足が痛くなる
  • 長時間座ったままでいるとだんだんふくらはぎが痛くなる

こういった状況なら、神経圧迫の状態になっていても筋肉が原因で痛みが出ていると考えられます。

6-2 動いていなければ痛みはないなら筋肉が原因

筋肉が原因で痛みが出る場合は、逆にいうと安静にしている時は痛くないということにもなります。

例えば、歩くと足が痛くなるけれど、途中で少し休むと痛みが治まってきてまた歩けるようになる。

こういう場合は、筋肉を使っていないから痛くないということになります。つまり、筋肉が原因ということ。

6-3 お風呂上がりが楽なら筋肉が原因

腰のヘルニアで足に痛みがある方の中で、お風呂上がりは少しだけ痛みが楽になることがある。

そんな場合は、固まった筋肉が温まることで少し緩んだため、痛みも少しだけ軽くなったということが言えます。

7 筋肉が原因ならどんな対策がある?

トリガーポイント鍼療法

腰のヘルニアによる痛みの原因が筋肉にある場合、対策の1つに筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まった筋肉に対して施術をする鍼の方法です。

筋肉が原因で出ている痛みなら、こういう方法もあるということを知っていただければと思います。

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まとめ

  • 腰のヘルニアで歩けないほど足が痛む時に必要なのは、多くの場合固まった筋肉がゆるむこと
  • 腰のヘルニアになっていても必ず神経圧迫が原因とは限らず、また痛みの原因も複数あるのが通常
  • 足の痛みの原因が筋肉にある場合、痛み止めやブロック注射の効果が低い場合もある

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