腰のヘルニアにウォーキングは効果的?歩いて良い時とダメな時の違い

ウォーキング
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腰のヘルニアになった場合、ウォーキングをしてもいいのだろうか?

歩かないと何となく不安だし、でも歩くことで悪化したらどうしようかという迷いもある。

こういう時はどうすれば良いのでしょうか?

腰のヘルニアの方が、ウォーキングをして良いかどうかはその時の症状によります。

では、どんな時は歩いて良いのか?逆に、どんな時は歩くのはダメなのか?について解説しています。

ウォーキングで迷う方は続きをどうぞ。

1 ウォーキングをしても良い時

ウォーキング

腰のヘルニアの方がウォーキングをしても良いのは、痛みやしびれなどの症状がかなり治まった状態の時です。

痛みやしびれが最も強い時の3分の1以下程度。そんな状態なら、少しずつ始めれば良いでしょう。

歩いてもあまり痛くないし、しびれも出てこない。痛みやしびれが出たとしても、少しだけですぐ治まる。

こんな状態ならウォーキングOKです。

2 ウォーキングの目的は何?

ウォーキング

腰のヘルニアの方で、症状がかなり治まってきているならウォーキングをしても構いません。

ですが、目的を間違えないようにしましょう。歩くことで腰のヘルニアを治すのではありません。

そうではなく、痛みであまり動けなかった状態から、ウォーキングで体力を戻すことを目的にしてください。

だからこそ、先ほども触れたように、最初は少しずつから始めて体を慣らすようにしていくことが大切ということですね。

3 ウォーキングを始める時の注意点

注意点

腰のヘルニアで痛みがかなり治まっている方が、ウォーキングをする時に注意して欲しいことを解説します。

3-1 いきなり長く歩かない

ウォーキングを始める時の注意点は、いきなり長く歩かないということ。

腰のヘルニアの症状がかなり良くなったなら、ウォーキングを始めても構いません。

しかし、意気込んで最初から長時間歩く。これは、良くなっている痛みやしびれが、再度強くなってしまう可能性が高いです。

ですから、たとえ完全に腰のヘルニアが良くなったとしても、最初は少しずつから始めてください。

3-2 痛くなったら必ず止める

ウォーキングをして、痛みやしびれが出てくるようなら必ず止めましょう。

無理して歩くと、後から症状が強く出てしまうこともあります。

痛くなったら途中でも止める。または、その日は休む。それが結局は、体にとっては良いことなのですから。

4 ウォーキングをしてはいけない時

歩く

腰のヘルニアの方がウォーキングをしてはいけないのは、痛みやしびれなどの症状が強い時です。

その理由について解説しますね。

4-1 腰のヘルニアは筋肉が原因

痛みやしびれが強い方がウォーキングをしてはいけない理由は、腰のヘルニアは筋肉に原因があるからです。

筋肉は固まってしまうと、痛みやしびれの原因になります。たとえ神経圧迫になっていても、筋肉が原因のことが圧倒的に多数。

歩くとだんだん痛くなってくる、しびれが強くなるという場合は神経ではなく筋肉が原因の証拠です。

4-2 痛みやしびれを我慢して歩かなくても大丈夫

腰のヘルニアで足が痛む時、痛みを我慢してでも歩かないと、将来歩けなくなると困ると考えてしまう方は多いです。

ですが、そんなことはありません。歩かなくても大丈夫。

腰のヘルニアの症状は筋肉が原因。その状態で無理に筋肉を使う必要はないのです。

つまり、固まった筋肉が原因で痛みやしびれが出ているのに、歩くことで筋肉を使うのは症状が増す可能性が高いということ。

何かしないと不安という気持ちは分かります。ですが、症状がある時に必要なのは安静です。

5 痛くても歩けば楽になるなら良いのでは?

考える女性

腰のヘルニアの方で、最初は痛くても歩き出せば痛みも治まってくる。だからウォーキングは良いのでは?

こう思う方もいるのではないでしょうか。この場合について解説しますね。

5-1 歩くと楽になることがあるのは筋肉が原因の証拠

歩き始めは痛くても、だんだん痛みが治まってくる。これは、腰のヘルニアの原因が筋肉にある証拠です。

なぜなら、固まった筋肉が歩くことで少し緩む。だから、それに伴って痛みも少し治まってくるからです。

スポーツの前にウォーミングアップをすると、体を動かしやすくなるということと同じですね。

5-2 筋肉を使えば使うほど症状が長引く

痛くても歩けば楽になる。だから、早起きして無理してでも30分のウォーキング。

これを続けると、歩いている時は少し楽になるかもしれません。ですが、結局は症状が長引きます。

なぜなら、固まった筋肉は、使えば使うほどいつまでも疲労が抜けず緩まないからです。

5-3 必要以上に筋肉を使わないことが大切

腰のヘルニアの原因が固まった筋肉にある。そんな時は、必要以上に筋肉を使わないことが大切です。

固まった筋肉を必要以上に使うということは、自分怪我の傷口を広げるのと同じこと。

仕事や家庭内のことなどで動くことは仕方がありません。ですが、それ以上に動くのは結局回復を遅らせてしまうのです。

6 再発予防のためのウォーキングと捉える

黒板

ウォーキングは、腰のヘルニアの再発を予防するために行うのが良いです。

理由について説明しますね。

6-1 歩く=治るではない

ウォーキング自体は悪いことではありませんが、痛みを治すためにすることではありません。

痛みやしびれといった症状の原因を特定し、それに対しての治療や施術をすることが治すことです。

ですから、歩くことは治すことにはならないのです。

6-2 筋肉が原因だから再発予防になる

ウォーキングは、腰のヘルニアが良くなった後、再発予防のために取り組むというのが良いです。

なぜなら、痛みやしびれの原因は固まった筋肉だからです。

回復後、歩くことで体力をつけ、そして筋肉がまた固まってしまわないために歩く。

こんな風にウォーキングを捉えるようにしてみてください。

7 最後に

腰のヘルニアで痛みがあるのに、歩いたほうが良いと思って無理して歩いていた。

こういう方は結構多いです。

ヘルニアの痛みは、怪我のように目に見えるものではないですよね。そのため仕方がないのかもしれませんが、無理をする方が後を絶ちません。

ですが、痛みがあるということは、怪我をしているのと同じです。

足を骨折している時に、ウォーキングで治そうとは思いませんよね。腰のヘルニアも、同じように考えてみてください。

痛みやしびれが良くなったら、いくらでも歩いて構いません。ただし、それまでは安静を心掛けてくださいね。

腰のヘルニアで歩けないならこちらもご参考下さい

まとめ

  • 腰のヘルニアの方が、ウォーキングをしても良いのは痛みやしびれがかなり治まった状態の時
  • 痛みやしびれがまだ強い時は、ウォーキングをしてはいけない。歩くことと治すことは別と考える
  • ウォーキングは腰のヘルニアの再発を予防するために行うのが良い

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