腰のヘルニアで神経圧迫が原因と言われた方に知って欲しい18のこと

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腰のヘルニアの痛みやしびれは、神経圧迫とはほぼ無関係です。

こう言われると、MRIの画像を見たし、医師の診断も受けた。そう思う方が多いでしょう。

ですが、神経圧迫は一部の場合を除いて、痛みやしびれとは関係ないことがほとんど。

腰のヘルニアと神経圧迫が関係ないということは、痛みやしびれの原因が別にあり、対処法も異なるということ。

今、腰のヘルニアで神経圧迫が原因と言われ、日々症状に向き合っている方に知って欲しいポイントについて解説しています。

1 症状に変化があるなら神経圧迫は関係ない

腰椎ヘルニア

腰のヘルニアの痛みやしびれの状態が日によって変わるなら、原因は神経圧迫ではありません。

神経圧迫の状態は常に変わりません。それなのに、痛みやしびれが強くなったり弱くなる。そして、時には症状がないことも。

神経圧迫の状態が、それほど頻繁に変わることはないのです。ですから、症状が変わるということは、原因は神経圧迫ではないと言えます。

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2 ヘルニアになっていても症状がない人がいる

世の中には、ヘルニアの状態になっていても何の症状もない方がいます。

なぜでしょうか?理由は簡単。神経圧迫が痛みやしびれの原因ではないということ。

3 ヘルニアの位置と症状の出る場所が異なる人がいる

腰のヘルニアの患者さんで、例えば右に飛び出したヘルニアがあるのに症状は左という方がいます。

そして、逆の場合の方も。これはどういうことかというと、理由は先ほどと同じ。

神経圧迫が痛みやしびれとは関係がないからこういうことが起きるのです。

4 炎症がなければいいとは言うけれど

薬

神経圧迫の部分で、炎症が起きていなければ痛みやしびれは出ないとも言われます。

ですが、これもはっきり言って関係ありません。神経圧迫の部分で起きた炎症が原因なら、なぜ消炎鎮痛剤が効かないのでしょうか?

神経圧迫部分の炎症と、痛みやしびれとの関係がないから消炎鎮痛剤が効かないということですね。

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5 歩くと痛くなり休むと治まるのは?

腰のヘルニアになった方で、歩くとだんだん痛みが出るけれど、休むと治まるということがあると思います。

これは、歩くことで神経圧迫が強くなり、休むと神経圧迫が弱くなるのでしょうか?

そんなことはあり得ません。神経圧迫の状態は一定。それにもかかわらず痛みに強弱があるのは、神経以外が原因ということですね。

6 前屈は痛くないけど後屈が痛いのは?

腰のヘルニアの方で、腰の前屈は痛くないけれど後屈は痛いという方がいます。

これは、前屈した場合神経圧迫が解放され、後屈すると神経圧迫が強くなるからではありません。

世の中には逆の方もいますし、前屈も後屈も痛い方もいます。また、ヘルニアになっていても前屈も後屈も痛くないという方もいるのです。

7 腰痛はないけど坐骨神経痛はあるのは?

考える

腰のヘルニアの方で、腰は痛くないけれど足には坐骨神経痛があって痛いという方がいます。

腰椎のどこかで神経が圧迫されていることが原因なら、腰痛があってもおかしくないですよね。

ですが、腰痛はない方がいる。これも神経圧迫が原因ではないということですね。

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8 お風呂上りが楽なことがあるのはなぜ?

腰のヘルニアの方で、お風呂上りは少し楽という方がいます。

これは、お風呂に入ることで神経圧迫の状態が良くなったのでしょうか?そんなことはありません。

お風呂に入ることで痛みやしびれの原因になっている筋肉が少し緩んだ。そのため、少し楽になったということですね。

9 朝起きた時が強烈に痛むのはなぜ?

朝起きた直後は強烈に痛みがあり、起き上がることすら大変という方がいます。

これは、朝起きた直後だけ神経圧迫が強くなったのでしょうか?そんなことはあり得ません。

そうではなく、起きた直後は筋肉も固まっています。その状態で動くから強烈に痛むのです。

10 レーザー治療を受けても痛むのはなぜ?

腰

腰のヘルニアで、レーザー治療を受けても痛みが変わらないという方がいます。

神経圧迫部分にレーザーを照射し、除圧するのがレーザー治療。しかし、上手く行ったにも関わらず痛みが変わらない。

これも、神経圧迫が原因ではないからです。

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11 手術後も痛みやしびれが変わらないのは?

腰のヘルニアで、手術を受けたけれど痛みや痺れが変わらないのは、神経圧迫が原因ではなかったからです。

根本原因とされる神経圧迫を取り除いた。それなのに痛いししびれる。

これは、神経圧迫が根本原因ではなかったということの明らかな証明ですね。

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12 痛みやしびれの原因は筋肉

腰のヘルニアによる痛みやしびれは、ほとんどの場合で筋肉に原因があります。

筋肉は固まってしまうと痛みやしびれの原因になり、こういう症状を筋膜性疼痛症候群と言います。

動くと痛いとか、同じ姿勢で痛くなる。これは、固まった筋肉を使うため痛みが増すということですね。

13 ヘルニアの激痛は手術しなければいけないのか?

腰に手を当てる女性

腰のヘルニアで激痛の場合、神経圧迫を取り除く手術しか方法はないのでしょうか?

そんなことはありません。激痛=神経圧迫が原因ではなく、筋肉が原因の痛みの方が圧倒的に多いです。

ですから、激痛だからと言って手術しなければいけないことの方が少ないのです。

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14 手術後にまた痛くなったら再手術?

腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。しかし、手術後しばらくして再発してしまった。

こういう場合、再手術しか方法がないのかというと、そんなことはありません。筋肉が原因なら再手術は不要です。

何でも神経圧迫が原因ではないのです。

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15 保存療法で良くなるのは神経圧迫が原因ではない証拠

腰のヘルニアで、膀胱直腸障害や足の麻痺といった重度の症状がなければ、治療は保存療法から始まるのが一般的。

保存療法とは、痛み止めやブロック注射、リハビリなどですね。保存療法は、当然ですが直接神経圧迫に対しての治療ではありません。

これらで症状が治まるのは、神経圧迫が原因ではない証拠です。そして、筋肉が原因という証拠でもあります。

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16 必要なのは筋肉が緩むこと

腰痛

腰のヘルニアは、ほとんどの場合で筋肉に原因がある筋膜性疼痛症候群です。

※膀胱直腸障害や足の麻痺が出ている場合は神経が原因です。

簡単に言うと、固まった筋肉が原因で痛みやしびれが出ているということ。この状態に必要なのは筋肉が緩むこと。

筋肉が原因で筋肉が緩めば良い状態に、神経圧迫を取り除くために全身麻酔をして手術を受ける必要はありません。

筋肉が緩むためには、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

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17 ヘルニアなんて怖くない!

ほとんどの腰椎椎間板ヘルニアは、筋肉に原因がある筋膜性疼痛症候群です。

痛みやしびれはつらいと思います。ですが、決して怖い病気ではないのです。

膀胱直腸障害や足の麻痺が出てしまったなら、これは残念ながら手術の必要性が高いです。しかし、そこまでなってしまう方はほとんどいません。

痛みやしびれが強くても、原因は筋肉が固まっただけ。固まったというのは壊れたわけではありません。

大丈夫ですよ!

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18 神経圧迫は過去の話

腰のヘルニアの原因が神経圧迫のみとされたのは、もうすでに過去の話です。

確かに神経圧迫が原因の場合もあります。ですが、それは本当に重度の神経症状が出た場合だけ。

それ以外は、筋肉に原因があるということも分かっているのです。過去の話は捨てて、新しい知識と技術でヘルニアを克服しませんか?

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まとめ

  • 腰のヘルニアで、神経圧迫が原因の場合はほとんどない
  • 痛みやしびれの状態が変わったり、痛みがないことがあるのは神経圧迫が原因ではない証拠
  • 手術を受けても症状が変わらないのは、神経圧迫が原因ではなく筋肉に原因があるから

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