腰のヘルニアで手術後も痛みが変わらないのはなぜ?理由と対策8項目

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腰のヘルニアで、手術後も腰や足の痛みが取れない。

薬もブロック注射もダメで、あまりにも痛みが続くため思い切って手術を受けた。それなのに、手術後も何も変わらない。

こういう状況はつらいですよね。体の痛みだけではなく、精神的にも落ち込んでしまうかもしれません。

ただ、手術をしてもまだ痛いのはなぜでしょうか?また、現実として残っている痛みはどうすればいいのでしょうか?

腰のヘルニアで手術後も痛みが変わらない理由、そして続く痛みの対策などについて解説しています。

手術後の痛みがある方は続きをどうぞ

1 腰のヘルニアで手術後も痛む理由

黒板

腰のヘルニアで手術後も痛みが取れない理由は、痛みの原因が神経圧迫ではなかったからです。

このことについて詳しく解説しますね。

1-1 神経圧迫だけが痛みの原因ではない

腰のヘルニアで強烈な痛みがあるとしても、その痛みの原因は神経圧迫だけではありません。

神経圧迫が原因なら、手術をすれば痛みはきれいに消えるはずです。ですが、痛みが変わっていない。つまり、原因は他にあるということ。

そのため、手術は上手くいったのでしばらく様子を見ましょうということになるのです。

1-2 手術は上手くいっても痛むなら原因は?

腰のヘルニアで手術は上手くいき、神経圧迫の状態はなくなった。でもまだ痛いなら、痛みの原因は筋肉。

イメージしづらいかもしれませんが、筋肉が固まってしまうと痛みの原因になります。

筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群といい、手術後も痛みが変わらないならこれが原因と考えられます。

1-3 もともと筋肉が原因だった可能性が高い

腰のヘルニアで手術は上手く行っても、手術後の結果は変わらない。

こんな場合は、もともと神経圧迫ではなく固まった筋肉が原因だった可能性が高いです。

ヘルニアの状態になっていても、痛みやしびれといった症状が何もない人もいるのですから。

2 もし、再手術と言われたら

手術

腰のヘルニアで手術を受けたけど、痛みが手術前と比べて何も変わらない。

そんな時、もし再手術や別の方法での手術を提案されると迷いますよね。迷う方に知って欲しいことを解説します。

2-1 手術は本当に必要だったのか?

腰のヘルニアで手術後も痛みが変わらない。この場合、手術が不要だった可能性もあります。

神経圧迫=痛みとは限りません。筋肉が固まったことで痛みが出ているケースの方が多いのが実情。

神経圧迫を取り除いても、それが原因でなければ痛みは変わりません。また、神経圧迫を取り除いても、固まった筋肉はゆるみません。

ですから、迷うとは思いますが、本当に再手術の必要があるのかも良く考えて欲しいと思います。

2-2 手術が必要なのはこんな症状

腰のヘルニアで、手術になる可能性が高い症状があります。

それは、膀胱直腸障害と麻痺の2つ。

これは、神経が障害された結果として出る症状です。そして、この場合は手術をしないと後遺症が出ることもあります。

また、緊急で手術をしなければいけないケースもあります。

3 手術後の痛みがこんな場合は筋肉が原因

腰痛

腰のヘルニアで手術後の痛みが、どういう場合なら筋肉が原因なのか?具体的な例を挙げながら解説しますね。

3-1 動作に伴って痛む

手術後の痛みが、例えば動作に伴って出るとか強くなるなら筋肉が原因です。

筋肉が原因の痛みは、固まった筋肉を動かした時に出るのが特徴の1つ。

立ち上がろうとした時に腰やお尻が痛む、歩いているとだんだん足が痛くなるようなら筋肉が原因と言えますね。

3-2 痛みの強さが変わる

腰やお尻、足に痛みがあり、その痛みの強さが例えば日によって変わるなら筋肉が原因です。

神経圧迫による痛みなら、痛みの強さに変化はありません。

ですが、体が疲れている時は痛みも強く、調子のいい時は痛みも軽い。こんな状況なら筋肉が原因です。

3-3 痛む場所が変わる

腰のヘルニアで痛む場所が日によって変わる。そんな状況なら筋肉が原因です。

複数の筋肉が固まっている場合、それぞれが別の場所に痛みを出します。

ふくらはぎが痛いと思ったら、別の日は脛が痛い。こんな状況なら筋肉が原因です。

4 筋肉が原因の痛みに痛み止めは?

薬

腰のヘルニアで、手術後も痛みが変わらない。そしてその痛みの原因が、固まった筋肉にの可能性がある。

こんな時、痛み止めはどうなのか?と思いますよね。詳しく解説します。

4-1 炎症が原因の痛みには痛み止め

痛みの原因には、神経や筋肉以外に炎症もあります。

風邪をひいて熱がある時、関節が痛む経験をしたことがありませんか?あの痛みが炎症の痛み。

腰のヘルニアでも炎症の痛みが出ていることはあります。手術後の痛みも、炎症が原因で出ているなら痛み止めが良い可能性があります。

4-2 筋肉が原因の痛みには?

固まった筋肉が原因で、腰やお尻、足などに痛みが出ている。

そんな痛みには、残念ながら痛み止めの効果はあまり期待できません。

無意味ではありませんが、痛み止めの主な作用は筋肉をゆるめることではないからです。

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5 手術後も痛みが変わらないなら

医師

腰のヘルニアで手術をしたけれど、痛みがほとんど変わらず痛い。

そんな場合、まずは別の医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか。本来なら手術前が良いですが、セカンドオピニオンですね。

担当の先生に悪い気がする。そんな風に気遣ってしまうかもしれませんね。

ですが、そこは自分の体を第一に考えましょう。新しい意見が聞けるかもしれませんよ。

6 手術後も痛みが変わらない時にやってはいけないこと

バツ

腰のヘルニアで手術後も痛みが変わらない。そんな状況の時に、やってはいけないことがありますので解説します。

6-1 ウォーキング

手術後も痛みが変わらない場合、例えば早起きして30分のウォーキングなどはしないでください。

固まった筋肉が原因で痛みが続いている場合、ウォーキングで痛みが増すことも。

ウォーキング=治るではありません。完全に良くなってから、予防のために行って下さいね。

6-2 筋力トレーニング

手術後の痛みの原因が筋肉にある場合、筋力トレーニングもしないでください。

痛みがあるのは筋力がないからではありません。筋肉が固まったままの状態であることが問題なのです。

固まった筋肉に必要なことは、鍛えることではなくゆるむことです。

6-3 痛みの出る体操

手術後の痛みが変わらない時に、痛みが出るような動きの体操は絶対にしないでください。

痛みが出ても、我慢して体操をしなければ良くならない。そんなことは絶対にないです。

仰向けになって足を上げるような動作は、特に避けて欲しい体操です。

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7 手術後も痛みが変わらない時にはこんな施術もある

トリガーポイント鍼療法

腰のヘルニアで、手術後も痛みが変わらない。そんな時には、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

ほとんどのヘルニアは、神経圧迫ではなく筋肉が原因。手術後の痛みが取れない時も、筋肉が原因の可能性は大。

そのため、固まった筋肉に対して施術をする、トリガーポイント鍼療法という方法があるのです。

こういう施術もあるということも覚えていただければと思います。

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まとめ

  • 腰のヘルニアで手術後も痛みが変わらないのは、神経圧迫ではなく筋肉が原因の痛みだったから
  • 手術は上手くいっても痛みは取れないなら、そもそも手術が不要だった可能性もある
  • 手術後も痛みが変わらないなら、別の医師に診察をしてもらうという選択肢もある

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