梨状筋症候群で手術を考えている方にお伝えしたい13のこと

手術
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梨状筋症候群の痛みが続いているため手術を考えている。

お尻や足の痛みが毎日つらくて、痛み止めを飲んでも、ブロック注射を打ってもらっても効かない。できればしたくはないけれど、手術しか残されていないのかなと思ってしまう。

こういう状況だと、日々本当に不安だと思います。痛みに加えて、気持ちも不安だと、仕事に集中できないですよね。

ただ、そんな方にこそお伝えしたいことがあるのです。梨状筋症候群で痛みが続いている場合、なぜ何をやっても痛みが取れないのか?そして、手術しか方法が残されていないのかなど。

手術が必要な場合もあるとは思います。でも、手術をせずにすむならそれがベストですよね。

そんな方にお伝えしたいことをまとめましたので続きをどうぞ。

1 梨状筋症候群で手術は必要か?

黒板

梨状筋症候群でいろいろ試しても痛みが治まらない。こんな場合に手術は必要かというと、痛み以外でどういう症状が出ているかで判断するのが良いです。

例えば、痛みやしびれといった症状だけなら、痛み止めやブロック注射で治まらなくても、他にも対策の方法があります。

ですが、足首から先がほとんど動かせないとか、感覚がかなり鈍い。そんな場合は手術が必要な可能性が高いです。その場合は、他の脊椎疾患の有無なども含めての判断になると思います。

2 痛みやしびれだけなら手術以外の方法もある

梨状筋症候群で痛みやしびれが続いていて治まらない。痛み止めも飲んだし、ブロック注射もしてもらったけれどダメ。そんな場合でも、手術以外の方法はあります。

なぜかと言うと、梨状筋症候群の痛みやしびれは固まった筋肉が原因で出ていることが多いからです。筋肉が原因の痛みやしびれには、実は痛み止めやブロック注射は効かないことが多いのです。

3 筋肉が原因の痛みやしびれとは?

考える

筋肉が固まってしまうと、筋肉そのものが痛みやしびれの原因になります。こういった症状を、筋膜性疼痛症候群と言います。

歩くと痛い、立ったままでいるとしびれてくる。そういった状態なら、神経ではなく固まった筋肉に原因があると考えられます。

4 梨状筋症候群は筋肉が原因

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梨状筋症候群は、お尻の梨状筋という筋肉に坐骨神経が圧迫されることで痛みやしびれが出るとされています。ですが、実は多くの場合でこれは間違い。

神経が圧迫されるのではなく、先ほど解説したように筋肉が原因で痛みやしびれが出ていることがほとんど。動作や特定の姿勢に伴って痛みやしびれが出るなら筋肉が原因です。

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5 筋肉が原因の痛みに痛み止めは効かない

痛み止め

梨状筋症候群の痛みやしびれの原因が固まった筋肉にある。そんな場合は、痛み止めを飲んでも症状が治まらないことが多いです。

なぜなら、痛み止めは炎症や神経の興奮を抑えることが目的の薬だからです。つまり、固まった筋肉を緩める作用がありません。そのため、飲んでも効かないということなのです。

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6 筋肉が原因の痛みにブロック注射は効かない

注射

梨状筋症候群の痛みやしびれの原因が固まった筋肉にある。そんな場合は、痛み止めと同様にブロック注射が効かないことも多いです。

なぜなら、ブロック注射は神経への麻酔だからです。神経への麻酔ですから、一時的な痛みが治まることはあっても、根本的な解決ではないということなのです。

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7 あなたの梨状筋症候群が良くならないのは何が原因?

梨状筋症候群と言われ、痛み止めを飲み続けても、ブロック注射をしてもらっても良くならない。そんな場合、筋肉が原因の可能性が高いです。

筋肉が原因なのにも関わらず、神経や炎症に対しての薬や注射ではいつまでも良くなりません。

8 肩こりで手術は変ですよね

首のヘルニアで見られる症状

梨状筋症候群の痛みやしびれが、神経ではなく固まった筋肉にある。そんな場合でも手術は必要でしょうか?梨状筋症候群と言っても、ひどい肩こりがお尻の筋肉にできた状態と思ってください。

肩こりで手術というのは、ちょっと変ですよね。そもそも不要。つまり、梨状筋症候群でも、固まった筋肉が原因なら手術も必要ないということが言えるのです。

9 筋肉への電気治療でも良くならないのはなぜ?

梨状筋症候群の痛みやしびれの原因が筋肉にある。でも、今までお尻に電気治療をしてもらったけれど、良くならなかったという方も多いと思います。

電気治療で良くならない理由は、痛みやしびれの原因になっている筋肉へ刺激が届いていないからです。梨状筋はお尻の奥にある筋肉。そのため、電気治療では不十分ということですね。

10 マッサージでも良くならないのはなぜ?

マッサージ

梨状筋症候群と言われ、リハビリとして臀部のマッサージを病院で受けていた。ちゃんと通っていたけれど、痛みやしびれは変わらなかったという方もいると思います。

マッサージは、先ほどの電気治療よりは患部への刺激が届きます。ですが、それでもまだ不十分なこともあるのです。そのため、マッサージでも治まらないということですね。

11 筋肉が原因の痛みやしびれはどうすればいい?

梨状筋症候群

固まった筋肉が原因で痛みやしびれが出ている梨状筋症候群には、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まって痛みやしびれの原因になっている筋肉に鍼の施術をします。鍼ですから、体の奥にある梨状筋でも十分に刺激が届きます。

歩くと足が痛くなってくるとか、座っているとだんだんお尻が痛くなる。そんな状態は筋肉が原因ですから、トリガーポイント鍼療法での施術が可能ということですね。

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12 手術と言われた方に考えて欲しいこと

ここまで、梨状筋症候群の原因や、薬や注射が効かない理由について解説してきました。固まった筋肉が原因の場合は、動いた時や特定の姿勢が続いた時に痛みやしびれが出ます。

それが、筋肉が原因の特徴。そんな場合でも手術は必要でしょうか?もし、今まで筋肉へのしっかりとした治療などを受けたことがないのなら、一度考えてみて欲しいのです。

神経が原因ではなく、あなたの症状も筋肉が原因かもしれないということを。そして、筋肉が原因なら、手術以外に対策があるということを。

13 最後に

梨状筋症候群の痛みの元は神経ではなく筋肉。そう言われても、本当かな?と疑ってしまうというのが本音だと思います。でも、これは本当のこと。

神経が原因の場合は、その他の脊椎疾患があったり、痛みやしびれだけではなく他の重度な症状が見られるはずです。そんな場合は手術が必要なこともあるでしょう。

ですが、日常生活は痛いながらも何とかできる。でも、薬や注射では症状が変わらない。そんな場合は、筋肉が原因のことがほとんどなのです。

できれば手術はしたくないと誰もが思うことでしょう。手術は悪いことではありませんが、完全というわけでもありません。それならまず、筋肉への対策をしてみてはいかがでしょうか?

梨状筋症候群の原因は筋肉にある。そして、その場合の対策もあるということを合わせて知ってもらえればと思います。

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まとめ

  • 梨状筋症候群で手術が必要かどうかは、痛みやしびれ以外にどういう症状が出ているかで判断するのが良い
  • 神経圧迫ではなく、固まった筋肉が原因で症状が出ていることが多く、その場合は痛み止めやブロック注射が効かないことが多い
  • 電気治療やマッサージで筋肉への治療をしても、梨状筋のような体の奥にある筋肉には十分な刺激が届かないため良くならないことが多い

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