梨状筋症候群で立ち仕事ができない!仕事を休まないための7つの知識

痛い
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梨状筋症候群でお尻や足が痛むため立ち仕事ができない。

最初はなんともないけれど、立っている時間が長くなるにつれてだんだん痛みが強くなり立っていられなくなる。少ししゃがんだり、ちょっと歩くと治まるけれど結局はまた同じ。

こうなると、立ち仕事ができないばかりか、ひどい場合は仕事を休まなければいけないこともあるかもしれませんね。

このように、立ち仕事ができない方に知って欲しいことがあります。それは、神経は痛みの原因ではないということや、どうすれば立ち仕事をしても大丈夫になれるのか?などです。

原因が分かれば対策も分かります。そして、どうすれば仕事を休まなくても良くなるのかということも。

梨状筋症候群で立ち仕事がつらくてお困りなら続きをどうぞ。

1 立ち仕事でお尻や足が痛くなる理由

黒板

梨状筋症候群になった場合、立ち仕事でお尻や足が痛くなる理由は筋肉にあります。立っていることで、お尻などの筋肉に負担がかかるため痛みが出ます。神経が圧迫されるからではありません。

筋肉は、体を動かす時に働きます。それと同時に、姿勢を維持するためにも働きます。立っている時は、姿勢維持のためにお尻などの筋肉が働いているということ。

立ち仕事で、最初は良くてもだんだん痛くなる。これは、痛みの元になっている筋肉に負担がかかるからです。そのため、少ししゃがんだり、歩くと一時的に負担が減るため楽になるということですね。

2 梨状筋症候群は神経圧迫が原因じゃないの?

考える

梨状筋症候群によるお尻や足の痛みは、梨状筋という筋肉によって坐骨神経が圧迫されることが原因とされます。ですが、実際にはそうではありません。

筋肉によって神経が圧迫されて痛むことはないです。そんなことがあったら、毎日体重が乗る足の裏の神経はどうなるのでしょうか?こう考えると間違いということが分かりますよね。

本当に神経が圧迫されてしまった場合は、痛みやしびれではなくもっと重い運動麻痺などの症状が出ます。

姿勢維持に働く筋肉が固まって痛みを出している。その状態で立ち仕事をしようとするから痛みが出てくるというのが正解なのです。

梨状筋症候群の原因は?お尻や足の痛みの原因と知って欲しい7つのこと

3 筋肉が原因の痛みについて知って欲しいこと

注意点

梨状筋症候群による痛みは、神経ではなく筋肉に原因があるとお伝えしました。筋肉が原因の痛みと言っても、筋肉痛ではありません。

筋肉は疲労が重なると、固まってしまい痛みを出すようになります。イメージとしては、古いゴムのような状態。古いゴムは、縮んで柔軟性がありませんよね。

筋肉も固まってしまうと柔軟性がなくなります。そして、動いたり力が入ると痛みを出すのです。こういう症状を筋膜性疼痛症候群と言います。

ちなみに、こういった筋肉が原因の痛みはレントゲンやMRIでは分かりません。なぜなら、筋肉の形状は分かっても、固まっているかどうかまでは画像では分からないからです。

4 立ち仕事で痛くなるのは梨状筋だけが原因ではない

梨状筋症候群で立ち仕事でお尻や足が痛くなる。その時の原因は神経ではなく筋肉にあります。さらに、梨状筋だけではなく他にも原因になる筋肉があるのです。

写真をご覧ください。

足の痛みの原因になりやすい部分1

腰、お尻、足の筋肉が痛みの原因になりやすい

股関節周りの筋肉

股関節周りの筋肉も痛みの原因になりやすい

腰、お尻、足、股関節周りにバツ印を付けています。このバツ印の部分にある筋肉が、立ち仕事で痛みむ場合の原因になりやすい筋肉です。

梨状筋以外にも、これら複数の筋肉が原因でお尻や足に痛みが出るのです。

5 立ち仕事ができるようになるために何をすればいい?

梨状筋症候群による痛みのため立ち仕事ができない。そんな時に必要なことは、固まって痛みの原因になっている筋肉が緩むことです。

では、筋肉を緩めるためにはどういう手段があるのか解説をします。

5-1 入浴後のストレッチ

固まった筋肉を緩めるために自分でできることとして、お風呂上がりに筋肉をストレッチするという方法があります。お風呂上がりなら、筋肉も緩みやすいです。

先ほど挙げた、原因になりやすい4カ所の筋肉を伸ばしてみてください。適度な強さで行えば十分です。決してやり過ぎないように気をつけてくださいね。

梨状筋症候群にはどんなストレッチがいい?簡単にできる方法3選

5-2 テニスボールなどを使ってマッサージ

腰やお尻の筋肉を緩める場合、テニスボールを使って行うと簡単です。仰向けになり、腰やお尻の気になる部分にテニスボールを当てるだけです。

あとは自分の体重をボールに乗せればOK。この方法なら、テレビを見ながらでも取り組めると思いますし、指を使ってやるよりも楽ですよね。

5-3 必要以上に動かない

固まった筋肉が原因で痛みが出ている場合、必要以上に動かないということも大切です。痛みがあると、運動すれば良くなるのではと思ってしまいがちですよね。

ですが、筋肉に負荷をかけることは回復を遅らせます。痩せたいと思ったら、食べる量を減らしますよね。筋肉が原因の場合も、理屈はこれと同じです。

梨状筋症候群で痛む時にやってはいけないことは?理由と7つの具体例

6 筋肉が原因で立ち仕事ができない時にはこんな方法もある

梨状筋症候群

固まった筋肉が原因による痛みのため、立ち仕事がつらくてできない。そんな場合には、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

一般的な鍼治療とは異なり、固まってしまい痛みの原因になっている筋肉を施術する方法です。そのため、梨状筋症候群と言われた場合でも筋肉に原因がある場合は施術が可能ということ。

立ち仕事をしていると、時間に伴ってお尻や太ももの裏、ふくらはぎなどが痛くなる。そんな場合は筋肉に原因がありますから、トリガーポイント鍼療法の施術範囲に入るということですね。

梨状筋症候群にトリガーポイント鍼療法をする理由と具体例の解説7項目

7 梨状筋症候群で立ち仕事がつらい方へ

梨状筋症候群で立ち仕事ができないのは、神経圧迫が原因ではなく固まった筋肉に原因があるということを解説してきました。

筋肉が原因の場合、実は痛み止めやブロック注射が効かないことが多いです。なぜなら、薬や注射には筋肉を緩める作用がないからです。

また、筋肉が原因の場合、ウォーキングなども厳禁です。理由は解説してきたとおりですね。それなのに、無理に歩いて症状が悪化している方も多くおられます。

誰でも、できるだけ仕事は休みたくないですよね。だからこそ、早く良くなるためにはより正しい知識を知って欲しいのです。間違った知識は、症状が長引いたり悪化の元です。

梨状筋症候群と言われた場合でも、神経が壊れてしまった分けではありません。単に筋肉が固まっただけなのです。そしてその場合には、セルフケアも専門的な施術もあるということ。

正しい知識を身につけることで、梨状筋症候群の対策ができるということ。そして、立ち仕事もちゃんと出来るようになるということを知ってもらえればと思います。

梨状筋症候群の痛みのため立ち仕事がつらい方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 梨状筋症候群で立ち仕事が痛くてできない場合、その痛みの原因は神経圧迫ではなく固まった筋肉にある
  • 神経が圧迫されているなら、痛みやしびれといった症状ではなく運動麻痺などのもっと重い症状が出なければおかしい
  • 筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群と言い、梨状筋症候群と言われた場合でも実際には腰やお尻、足、股関節周りといった複数の筋肉に原因がある

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