梨状筋症候群でイスに座るとお尻や足が痛くなる場合はどうすればいい?

イス
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梨状筋症候群になり、イスに座っているとお尻や足が痛くなる。

座り始めは良いけれど、時間とともにだんだんお尻のイスに当たる部分や、太ももの付け根やふくらはぎの外側辺りがしめつけられるように痛くなる。

そして、ちょっとお尻を浮かしたり、立ち上がったりすると一瞬楽にはなるけれど、再度座るとまた同じ。こんな風だと困ってしまいますよね。デスクワークの方なら特に。

梨状筋症候群でイスに座ると痛くなる場合、なぜ痛くなるのかというと、神経ではなく別のことに原因があります。ではその原因は何で、どうすれば良いのか?などについて解説をしています。

梨状筋症候群でイスに座ると痛くなる方は続きをどうぞ。

1 梨状筋症候群でイスに座ると痛くなる理由

黒板

梨状筋症候群で、イスに座るとお尻や足が痛くなる。この理由は、固まった筋肉がイスに座ることで刺激を受けるからです。神経が圧迫されるからではありません。

固まった筋肉は強い痛みの原因になります。そういった筋肉に、イスに座ることで負荷がかかります。そのため痛くなるということ。神経圧迫が原因なら、いつでもイスに座ると痛むはずです。

イスに座ると痛くなる。その時に、ちょっとお尻を浮かすとか、一回立ち上がると楽になる。これは、筋肉への刺激がなくなるためなのです。神経は関係ありません。

2 イスに座ると痛くなる場合の原因はここ

梨状筋症候群で、イスに座ると痛くなるのは固まった筋肉が原因ということをお伝えしました。では、どの筋肉が固まると座った時の痛みの原因になるのか?

具体例を挙げて解説をします。

2-1 腰やお尻の筋肉

座ると痛む場合の原因

腰やお尻の筋肉が原因で太ももの付け根や足が痛くなる

腰やお尻の筋肉が固まってしまうと、イスに座っている時にお尻や、太ももの付け根、足に痛みが出るようになります。

座っている時でも、筋肉はその姿勢を維持するために働いています。また、イスに当たる部分は刺激されています。そのため、腰やお尻の筋肉が固まると痛みが出るということですね。

2-2 股関節周りの筋肉

股関節周りの筋肉

股関節周りの筋肉が原因でお尻や足が痛くなる

股関節周りの筋肉が固まってしまった場合も、お尻や足に痛みが出るようになります。場所が離れているので意外に思うかもしれません。ですが、多くの方で悪くなりやすい部分です。

痛みを感じる部分だけが悪い部分ということではなく、離れている部分であったとしても痛みの原因になるということですね。

3 イスに座ると痛む場合の対策は?

足を組む

梨状筋症候群になり、イスに座るとお尻や太ももの付け根、さらには足が痛くなる。そんな場合には、どういう対策をすれば良いのでしょうか?

簡単に取り組める対策を紹介します。

3-1 クッションやタオルを挟む

最も簡単に取り組めるのが、クッションや折りたたんだタオルを挟んで座ることです。イスに当たる部分にクッションやタオルを挟むことで、やや痛みが緩和することがあります。

デスクワークや車の運転時にはこういう方法が良いですね。

3-2 楽になるなら足を組む

イスに座っているとだんだんお尻や足が痛くなる場合に、足を組むことで楽になるならそれでも構いません。

仕事中はできないかもしれませんが、家にいる時で足を組んで座っているとあまり痛くない。そういう状態なら、足を組むということでも良いですね。

3-3 イスを変えてみる

座るとお尻や足が痛くなる場合、イスを変えることで痛みが減る場合があります。例えば、ソファのような柔らかく沈む所に座ると痛い。

でも、木製でやや硬めのイスなら座布団を挟んで座れば痛くない。こういうことはあり得ます。対策の1つとして試してみてください。

3-4 座り方や姿勢を変える

イスに座ると痛くなる場合、座り方や姿勢を変えるというのも対策になります。深く座ってみたり、浅く座ってみたりしてちょうど良い加減の場所を探してみてください。

同時に、姿勢を変えるのも良いですね。背中を伸ばして座る、やや曲げて座る。いろいろと試してみて、楽な状態があればその状態で座るようにしてみてください。

いわゆる正しい姿勢が良いわけではありません。それよりも、痛みがある時はどうすれば楽か?という視点で探してみてくださいね。

4 セルフケアとしてマッサージやストレッチをしてもいい?

腰のストレッチ

梨状筋症候群でイスに座ると痛くなる。そんな場合は固まった筋肉に原因があります。ですから、セルフケアとしてマッサージやストレッチをしても構いません。

腰やお尻、股関節周りなどが原因になりやすいので、そういった部分の筋肉が緩むようにケアしてみてください。ただし、梨状筋のような体の奥にある筋肉を緩ませるのは少し難しいです。

ですから、無理をせず、心地よく感じる程度で終わるようにしてくださいね。やり過ぎると翌日痛みが増すことがありますから。

梨状筋症候群にはどんなストレッチがいい?簡単にできる方法3選

6 筋肉が原因でイスに座ると痛む場合の施術

梨状筋症候群

固まった腰やお尻などの筋肉が原因で、イスに座るとお尻や足が痛くなる。そんな場合、いろいろな対策やセルフケアでも治まらなければ、トリガーポイント鍼療法という筋肉専門の施術があります。

筋肉に直接鍼の施術をする方法です。そのため、表面の筋肉でも梨状筋のような奥にある筋肉でも施術をすることができます。

座っていると痛くなるけれど、お尻を浮かせたり、立ち上がると痛みが少し和らぐ。そんな場合は筋肉が原因ですから、トリガーポイント鍼療法で施術が可能ということが言えます。

梨状筋症候群にトリガーポイント鍼療法をする理由と具体例の解説7項目

7 イスに座るとお尻や足が痛くなる方へ

梨状筋症候群になってしまい、イスに座るとお尻や足が痛くなる。こういう方で、デスクワークや仕事で運転することが多い方は本当に困ると思います。

今回、イスに座ると痛いという場合、原因は神経圧迫ではなく筋肉にあるということを解説してきました。筋肉が原因ということを聞いたのは初めてという方も多いでしょう。

ですが、神経が圧迫されて痛むなら、梨状筋症候群になっていない方でもイスに座ると痛むはずです。実際そんなことはありませんよね。だから、筋肉が原因と言えるのです。

筋肉が原因ということは、壊れてしまい元に戻らないということではありません。あくまでも、縮んで固まってしまっただけ。強めの肩こりが、腰やお尻にできてしまったような状態と同じなのです。

ですから、対策としては神経に対する痛み止めは効かないことが多いです。その代わり、筋肉を緩めることを目的とした対策が良いということですね。

何でも神経が原因ではありません。筋肉が原因でも痛みは出るということ、そして、その場合には対策がちゃんとあるということを知ってもらえればと思います。

梨状筋症候群でイスに座るとお尻や足が痛む方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 梨状筋症候群になり、イスに座るとお尻や太ももの付け根、足などが痛くなる場合、原因は神経圧迫ではなく固まった筋肉にある
  • 腰やお尻、股関節周りなどの筋肉が固まってしまうと、イスに座った時に出る痛みの原因になりやすい
  • 固まった筋肉が原因でイスに座った時の痛みが出ている場合、クッションを敷く、イスを変える、座り方や姿勢を変える、ストレッチやマッサージなどの対策がある

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