坐骨神経痛でお尻が痛む時に考えられる3つの原因とそれぞれの対処法

お尻
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坐骨神経痛でおしりが痛い。立っていても、座っていても痛いし、歩くともっと痛くなる。

仙骨や尾骨の横で奥の方がズキズキとうずくように痛むので、手でグリグリと押したくなってしまうことも頻繁にある。

こういう痛み嫌ですよね。坐骨神経痛に伴うこういったお尻の痛みですが、考えられる原因はいくつかあります。そして、原因が複数ということは対処法も異なります。

では、坐骨神経痛によるお尻の痛みは何が原因か?そして、どうすればお尻の痛みを気にしなくて良い状態になれるのか?

坐骨神経痛でお尻が痛む方は続きをどうぞ。

1 坐骨神経痛でお尻が痛む時の原因は3つ

黒板

坐骨神経痛でお尻が痛む場合、考えられる原因は大きく分けて3つあります。具体的に言うと、炎症、神経、筋肉になります。

痛みの原因が3つもあるというのは、ちょっと驚いた方もいるかもしれません。どういう時にどんな風に痛むかで原因は異なります。また、複数の原因が同時に起きている場合もあります。

夜寝ている時に痛むのか、歩くとだんだん痛くなってくるのか?などによって原因が異なるということですね。

2 炎症が原因でお尻が痛む場合

炎症による痛み

坐骨神経痛でお尻が痛む原因1つ目は炎症です。炎症による痛みというのは、簡単にいうと体の中で熱を持っている部分があるということ。

そして、その炎症がもとで坐骨神経痛特有のズキーン、ズキーンとうずくような痛みが出ているということですね。神経が原因のように感じても、原因は炎症の場合は多いです。

夜寝ていて、寝返りをしたわけではない。でも、ズキーン、ズキーンとお尻のうずく痛みで目が覚めてしまう。こういう場合は炎症が原因の痛みと考えられます。

3 神経が原因でお尻が痛む場合

腰椎

坐骨神経痛でお尻が痛む原因2つ目は神経です。坐骨神経痛は、椎間板ヘルニアなどに伴う痛み。そして、椎間板ヘルニアは神経が圧迫された状態のことを言います。

神経が圧迫されたことでも、お尻に痛みが出る場合はあります。ただ、神経が痛みの原因と思いがちですが、実は神経が原因でお尻に痛みが出ているケースはかなり少ないです。

神経圧迫が原因なら、24時間変わらず痛みがあるはず。なぜなら、神経圧迫の状態は24時間変わらないのですから。この点から考えても、神経が原因の場合は少ないと言えます。

4 筋肉が原因でお尻が痛む場合

歩けない

坐骨神経痛でお尻が痛む原因3つ目は筋肉です。筋肉が原因というと、筋肉痛を連想するかもしれません。そうではなく、筋肉が柔軟性を失い固まったことで痛みが出るということ。

筋肉が縮んで固まってしまうと、強い痛みの原因になります。そして、痛みとしては神経痛のような痛みが出ます。こういった筋肉が原因の痛みを筋膜性疼痛症候群と言います。

歩くと痛い、立ったままや座ったままなど同じ姿勢が続くと痛くなる。そんな場合なら、筋肉が原因の筋膜性疼痛症候群によるお尻の痛みと考えられます。

5 炎症が原因でお尻が痛む場合の対処法

薬

炎症が原因でお尻が痛む場合、消炎鎮痛剤としての痛み止めが必要です。炎症とは熱がある状態のことですから、それを下げるために消炎鎮痛剤が良いということ。

痛み止めは飲みたくないという方は多いかもしれません。ですが、炎症=熱です。その熱による痛みには消炎鎮痛剤が必要になります。

病院で、ロキソニンを処方されたことがある方は多いと思います。これは、お医者さんが炎症による痛みがあると診断したためです。ですから、用法・用量を守って飲むのが良いですよ。

痛み止めを飲んでも効かないと思う方もいるかもしれませんが、その場合は他の原因の痛みが出ていることが考えられます。

痛み止めを飲んでも効かない坐骨神経痛による足の痛みの原因と対処法

6 炎症が原因でお尻が痛む場合の対処法2

湿布

炎症が原因でお尻が痛む場合、飲み薬の痛み止めがどうしても嫌なら湿布という方法もあります。

痛み止めが飲む消炎鎮痛剤なら、湿布は貼る消炎鎮痛剤です。飲み薬と一緒に、ロキソニンテープのような湿布を処方されたことがある方は多いのではないでしょうか。

これも、お医者さんが炎症があると診断した結果として処方されています。薬局でも売っていますが、その場合は冷湿布で構いません。薬剤師さんに尋ねてみてくださいね。

7 神経が原因でお尻が痛む場合の対処法1

痛み止め

神経が原因でお尻が痛む場合、神経に対しての痛み止めが有効な場合があります。炎症が原因の場合の痛み止めとではなく、別の種類の痛み止めということですね。

坐骨神経痛の痛みは簡単に言うと、神経が興奮していることで出ている場合があります。ですから、その興奮を抑えるための薬ということになります。

飲んでも効かないという方も多いかもしれませんが、その場合は原因が別にある可能性が高いです。ただ、病院で処方されたなら、まずは飲んでみるのが良いですよ。

痛み止めを飲んでも効かない坐骨神経痛による足の痛みの原因と対処法

8 神経が原因でお尻が痛む場合の対処法2

注射

坐骨神経痛によるお尻の痛みの原因が神経にある場合は、ブロック注射という方法も考えられます。ただ、当然ですが注射をするかどうかはお医者さんが判断することです。

ブロック注射は、痛みが出ている部分の元にある神経へ麻酔を注入します。そして、神経の興奮を抑え痛みを取ることが目的とされています。

痛み止めがダメな場合、次の段階の治療法としてブロック注射が行われることが多いです。ですから、薬がダメならお医者さんに相談してみるのも良いかもしれません。

ただし、ブロック注射は麻酔ですから効果が一時的なこともあります。また、原因が神経でなければ注射の効果も期待できないでしょう。

坐骨神経痛でブロック注射が効かない理由と対策がわかる7項目

9 筋肉が原因でお尻が痛む場合の対処法

坐骨神経痛によるお尻の痛みの原因が、固まってしまった筋肉の場合に必要なことはその筋肉が緩むことです。では、どの辺りの筋肉が緩む必要があるのかを解説します。

9-1 お尻の痛みの原因になりやすい3カ所の筋肉

腰の筋肉が原因でおしりが痛む

腰の筋肉が原因でお尻に痛みが出るケース

おしりの筋肉が原因でおしりが痛む

お尻の筋肉が原因で痛みが出るケース

股関節の筋肉が原因でおしりが痛む

股関節周りの筋肉が原因でお尻に痛みが出るケース

3枚の写真それぞれにバツ印と赤い印をつけています。腰、お尻、股関節周りに付けたバツ印の辺りにある筋肉が固まってしまうと、矢印の先にあるお尻に痛みが出やすくなります。

1カ所だけが原因のこともありますが、ほとんどの場合で複数箇所が同時にお尻の痛みの原因になっています。

9-2 筋肉が原因の痛みならトリガーポイント鍼療法

痛い

先ほど挙げた3カ所の筋肉が固まってお尻に痛みが出ている場合は、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まった筋肉が原因の痛みということは、それらの筋肉が緩んで元通りの柔らかさになることが必要なわけです。トリガーポイント鍼療法で筋肉を施術するのはそれが目的。

痛み止め、ブロック注射のどちらも効かない場合でも、筋肉が原因の痛みは実は一番多いです。そういう場合には、鍼の施術もあるということですね。

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10 坐骨神経痛でお尻が痛む方へ

坐骨神経痛によるお尻の痛みと言っても、原因はさまざまで対処法もいろいろあるということはご理解いただけたでしょうか?

特に、筋肉が原因で痛みが出るということに関しては、初めて知ったという方も多いかもしれません。ですが、筋肉が原因で痛みが出ている方は非常に多いのが実際。

筋肉が原因なのに、炎症と神経に対しての治療しか行われていなければ、当然お尻の痛みはなかなか取れません。

また、炎症と筋肉が原因の痛みが出ている場合に、筋肉への施術だけをしていても結果は同じこと。要するに、原因がいくつあるのか?を把握して対処することが大切ということですね。

坐骨神経痛でお尻が痛い場合でも、原因が複数あり、対処法もそれぞれ違うということが分かれば気持ちの上では安心につながるのではないでしょうか?

お尻の痛みでお悩みでも、あきらめずに治療や施術を受けていただければと思います。

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まとめ

  • 坐骨神経痛でお尻が痛む場合の原因は、炎症、神経、筋肉という主に3つの原因が考えられる
  • 3つの原因に対してはそれぞれ対処法も異なるため、どれか1つがダメな場合でもそれは痛みの原因が違っている場合がある
  • 痛み止めを飲むのが嫌な方は多いと思うが、痛み止めが有効な場合も多くあるので医師から処方された場合は飲むのが良い

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