坐骨神経痛で夜間痛が出る原因は?痛みで目が覚めないために必要なこと

ふくらはぎの痛み
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坐骨神経痛になり、夜間痛があるけれど原因は何だろうか?

夜寝ていると、寝返りをしたわけでもないのにズキズキとうずく。そして、その痛みで自然と目が覚めてしまう。

毎晩こんな風だとつらいですよね。では、夜間痛の原因は何でしょうか?坐骨神経痛だから、神経が原因と思う方は多いと思います。

ですが、夜間痛に関しては神経が原因ではないことがほとんど。そして、神経が原因ではないわけですから、神経への治療を続けても夜間痛は治まりません。

では、夜間痛の原因は何で、目が覚めないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

朝までぐっすり眠りたい方は続きをどうぞ。

1 坐骨神経痛に伴う夜間痛の原因は何?

黒板

坐骨神経痛に伴い夜間痛があり、毎晩痛みで夜中に目が覚めてしまう。この場合の原因は炎症にあると考えられます。

坐骨神経痛なんだから、神経が圧迫されているとか骨に触れていることが原因と思う方は多いと思います。ですが、そうではなく、炎症が原因でも足に強い痛みは出ます。

炎症が原因の痛みは、安静にしている時にうずくように痛むという特徴があります。寝ていて、ズキズキうずくように痛むので目が覚めてしまうなら炎症が原因のことが多いです。

2 坐骨神経痛による足の痛みには3つの原因がある

3つの原因

坐骨神経痛になると、お尻や太もも、ふくらはぎなどに痛みが出ると思います。この痛みには、実は3つの原因があります。

  1. 神経
  2. 筋肉
  3. 炎症

この3つが痛みの原因。神経が原因と思われることが多いですが、実際には神経が原因で痛みが出ている方はほとんどいません。神経による痛みは、かなり重症な場合と思ってください。

一般的に多いのは、筋肉と炎症が原因の痛み。この2つが原因で足に痛みが出ていることがほとんど。そして、夜間痛の原因は炎症による場合です。

日中、歩くとだんだん足が痛くなってくるような場合は筋肉が原因。夜寝ていてい、動いていないのに痛みで目が覚めるなら炎症が原因とお考えください。

3 炎症が原因の痛みはどうすればいいの?

薬

坐骨神経痛に伴う夜間痛の原因が炎症にある。そんな場合はどうすればいいのかというと、炎症が治まる必要があるので痛み止めが良いということになります。

炎症による痛みというのは、簡単に言うと熱が出ていることによる痛みです。ですから、その熱を下げるために消炎鎮痛剤としての痛み止めが必要。

病院でロキソニンを処方された方は多いと思います。ロキソニンは消炎鎮痛剤なので、医師が炎症による痛みが出ていると診断したためということですね。

痛み止めは飲みたくないという方も多いかもしれません。ですが、炎症が原因なら消炎鎮痛座が良いですよ。ただし、筋肉が原因の痛みへの効果はほとんどありません。

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4 炎症が原因なら湿布を貼るという方法もある

湿布

坐骨神経痛による夜間痛の原因は、炎症による場合がほとんどです。そのため、炎症による痛みを抑えるためには湿布を貼るという方法もあります。

湿布は貼る消炎鎮痛剤です。ですから、夜間痛で目が覚めてしまうなら、痛みを感じる部分に貼って寝るのが良いですね。

ふくらはぎや脛、脛の外側など痛む部分に貼って寝てみてください。かぶれやすい方には不向きですが、その場合は塗り薬でも良いでしょう。

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5 夜間痛がある時にやってはいけないことは?

迷う

坐骨神経痛に伴い夜間痛がある時に、やってはいけないことがあるので解説します。

5-1 温めてはいけない

坐骨神経痛に伴う夜間痛がある時に、やってはいけないことがあります。その中で、特に注意して欲しいことは何かというと温めることです。

温めるということは、坐骨神経痛に対して何となく良いイメージがあるかもしれません。実際に温めた方が良い場合もありますが、夜間痛がある場合は避けてください。

温めることで炎症による痛みがさらに強くなる可能性が高いです。お風呂上がりが痛むなら特にです。炎症が増さないよう、シャワー程度で済ますようにしてください。

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5-2 運動をしてはいけない

坐骨神経痛になり夜間痛がある場合、運動はしないでください。ハードなスポーツはもちろんですが、ウォーキングのような手軽に取り組める運動もしないでください。

坐骨神経痛の痛みは、炎症や筋肉が原因のことが大半。ですから、運動によって炎症が増したり、筋肉がさらに疲労して固まってしまうことが考えられます。

たくさん動いた日は、夜間痛もいつもより強く感じる。そんな状態なら、軽い運動でも体にとっては良くないということですね。

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6 夜間痛が悪化した場合はどうすればいい?

アイシング

坐骨神経痛による夜間痛が悪化してしまい、夜中の痛みが強烈になってしまった。そんな場合は、応急処置としてはアイシングがあります。

夜間痛の原因は炎症。そして、その夜間痛が増したということは、炎症が強くなったということが考えられます。そのため、アイシングをするのが良いということ。

冷却シートや、冷たい水で濡らしたタオルなどで一時的に冷やしてみてください。その上で、冷湿布を貼るのも良いですね。長時間冷やし過ぎる必要はありませんので気をつけてくださいね。

痛み止めを飲んだり、アイシングや湿布をしても強い夜間痛が治まらない。そんな状態が続くなら、病院の先生に相談するのが良いです。

担当の先生の判断によりますが、ブロック注射という方法があります。主に神経に対しての注射ですが、炎症がひどい場合はステロイドを注入する場合もあります。

ただし、ブロック注射で夜間痛が弱くなった場合でも、筋肉が原因の痛みには効果はあまり期待できません。

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7 夜間痛が治まっても歩くと痛む場合は?

痛い

坐骨神経痛による夜間痛が、痛み止めや湿布などを続けることで治まった。でも、日中動いた時の痛みが治まらないなら、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

夜間痛の原因は炎症。ですが、動作に伴う痛みの原因は固まった筋肉。そのため、その筋肉の状態を良くしてあげる必要があるということですね。

トリガーポイント鍼療法は、固まった筋肉を施術する方法です。そのため、坐骨神経痛でも固まった筋肉が原因で痛みが出ているなら施術ができるということになります。

坐骨神経痛にトリガーポイント鍼療法をする理由を解説7項目

8 坐骨神経痛による夜間痛で眠れない方へ

坐骨神経痛による夜間痛の原因が、炎症にあるというのは意外に思った方も多いのではないでしょうか。坐骨神経痛=神経が原因と思ってしまいますものね。

ですが、実際には神経が原因で痛みが出ていることはほとんどありません。夜間痛は炎症、動いて痛むのは筋肉という場合が多いのです。

痛み止めは飲みたくないという方も、炎症が原因なら痛み止めが良いということが分かれば飲んでみようと思った方もいるかもしれません。

炎症が原因なら、消炎鎮痛剤が良いですね。ただ、夜間痛が治まっても日中の痛みが取れないので、痛み止めなんか効かないということになってしまう。

これについては、そうではなく、筋肉が原因の痛みが残っているからということ。そのため、夜間痛には痛み止め、日中の痛みには筋肉への対策が必要ということですね。

複数の原因があるという前提で、坐骨神経痛への対策に取り組んでもらえればと思います。

坐骨神経痛による夜間痛だけではなく日中の痛みでお困りならこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 坐骨神経痛による夜間痛の原因は炎症にあることがほとんどで神経が原因の場合はかなり少ない
  • 夜間痛の原因は炎症にあるため、対策としては消炎鎮痛剤としての痛み止めや冷湿布を貼るという方法がある
  • 夜間痛の原因は炎症にあるので、炎症が増すようなこととして体を過度に温めたりスポーツをするのは避けるべき

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