坐骨神経痛の原因が筋肉にある場合の6つの特徴と5つの対処法

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坐骨神経痛による痛みの原因は筋肉にある。

こう言われても、ちょっと疑わしいと思う方がほとんどではないでしょうか。坐骨神経痛の痛みは、まさに神経痛といった痛みですから当然かと思います。

ですが、神経痛のような痛みがするとか、MRIで神経圧迫の状態になっていた場合でも、筋肉が原因の場合は非常に多くあります。

そして、筋肉が原因で坐骨神経痛による痛みが出ている場合は、神経などが原因の場合とは異なる特徴があります。

では、その特徴とは何か?そして、筋肉が原因の坐骨神経痛にはどういう対処が必要なのか?具体例を挙げながら解説をしています。

坐骨神経痛の痛みが続いている方は続きをどうぞ。

1 坐骨神経痛の原因が筋肉とはどういうこと?

考える

坐骨神経痛による足の痛みというと、坐骨神経痛という名前や感じる痛みからしても神経が原因と思われがち。ですが、実際には神経よりも筋肉が原因のことが多いのです。

筋肉は固まってしまうと、強い痛みの原因になります。こういった痛みは、筋膜性疼痛症候群と呼ばれています。そして、筋肉が原因の痛みにはいくつか特徴があるのです。

例えば、歩くとだんだん足が痛くなってくるというのは、原因となっている筋肉を使って歩いた結果の痛みということですね。

2 坐骨神経痛の原因が筋肉にある場合の6つの特徴

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合には特徴があります。まずは、そのことについて解説をしていきます。

2-1 歩くと痛みが出る

足が痛い

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合の特徴1つ目は、歩くと足の痛みが出るということです。

痛みの原因になっている筋肉を、歩くという動作によって使う。そのため痛みが出るということですね。切り傷がある部分を動かすと痛むということと理屈は同じ。

歩き始めは良くても、距離が伸びるにつれてだんだんふくらはぎやふくらはぎの外側が痛くなる。そんな状態なら筋肉が原因の坐骨神経痛と言えます。

2-2 長時間立ったままでいると痛くなる

坐骨神経痛

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合の特徴2つ目は、長時間立ったままでいるとだんだん足が痛くなるということです。

歩くことと同様ですが、立っている時も筋肉を使っています。そのため、固まって痛みの原因になっている筋肉があると、立っている時間に比例して痛みも出てくるということ。

立ち仕事などで、時間の経過に伴いだんだん足が痛くなる。そして、途中で少し座ると痛みも治まってくる。こんな状態なら筋肉が原因と考えられます。

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2-3 座っていると痛くなる

イス

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合の特徴3つ目は、座っているとイスに当たる部分や足がだんだん痛くなるということです。

座っていてだんだん痛くなるという場合、お尻の筋肉や股関節周囲の筋肉に原因があることが多いです。座っている状態でも、筋肉が原因の場合には痛みが出ます。

座っていて痛みが出てきて、途中で立上がってしばらくすると痛みが治まる。そんな状態なら筋肉が原因の坐骨神経痛と言えますね。

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2-4 前屈をすると足に痛みが出る

腰

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合の特徴4つ目は、前屈をすると足に痛みが出るとか、痛みのため前屈が少ししかできないということです。

主に腰やお尻の筋肉が固まってしまうと、体を前に屈めようとしてもできないことが多いです。また、体を前に倒そうとした時に、太ももやふくらはぎに痛みがでるためできないということも。

朝、顔を洗おうと思って前かがみになりたいけれど、前にかがむと足が痛むとかそもそも痛くてできない状態なら筋肉が原因の坐骨神経痛と言えます。

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2-5 朝起きた直後が強烈に痛い

ふくらはぎの激痛

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合の特徴5つ目は、朝起きた直後が強烈に痛いということです。

固まった筋肉が原因で足に痛みが出ている。その状態で寝ると、朝起きた時に強烈に痛むことがあります。これは、固まった筋肉が寝ている間は動かさないので、さらに固まってしまった結果です。

朝、起きた直後は強烈に痛くて起き上がるのも大変。でも、起きて動いているうちに少しずつ強烈な痛みは治まってくる。そんな状態なら、筋肉が原因の坐骨神経痛ですね。

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2-6 お風呂上がりは少し楽なことがある

シャワー

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合の特徴6つ目は、お風呂上がりは足の痛みが少し楽な場合があるということです。

固まった筋肉が原因で痛みが出ている場合、その筋肉が緩んで元の状態に戻れば痛みも楽になります。お風呂上がりが少し楽というのは、温めることで筋肉が少し緩んだためですね。

お風呂上がりは少し痛みが楽になるけれど、時間が経つとまた痛くなるという状態なら筋肉が原因の坐骨神経痛と言えます。

3 筋肉が原因の坐骨神経痛に痛み止めは効かない

薬

坐骨神経痛の原因が、固まった筋肉にある。そして、先ほど挙げたような時に痛みが出る場合は、痛み止めを飲んでも効かないことが多いです。

なぜなら、痛み止めの作用は、炎症を抑えることや神経の興奮を抑えることにあるからです。つまり、固まった筋肉を緩める作用はないということ。

炎症や神経が原因の痛みなら、痛み止めが有効なことは多いです。痛み止めを飲んでも効果がなく、歩いたり立ったままの痛みが変わらないなら筋肉が原因ということですね。

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4 筋肉が原因の坐骨神経痛にブロック注射は効かない

注射

固まった筋肉が原因の坐骨神経痛の痛みには、ブロック注射をしてもらっても効かないことが多くあります。

ブロック注射は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の痛みが強い時にされることが多いです。ですが、ブロック注射には筋肉を緩める作用はあまりありません。

麻酔を注入するので、一時的に痛みが治まることはあっても、時間が経つとまた痛むということが多いです。

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5 筋肉が原因の坐骨神経痛への5つの対処法

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、筋肉にある場合はどう対処すれば良いのかと思う方も多いと思います。5つの方法を挙げますのでご参考ください。

5-1 腰や臀部のストレッチ

腰のストレッチ

筋肉が固まってしまったことで坐骨神経痛の痛みが足に出ているなら、腰やお尻などの筋肉を伸ばしてあげることは有効です。

ただし、力任せに伸ばしたり、長時間ストレッチをやり過ぎると後から痛みが増すことがあります。ですから、適度な時間で心地よく感じる程度に行ってください。

5-2 筋肉をマッサージする

固まった筋肉が原因で坐骨神経痛の痛みが足に出ているなら、その筋肉をマッサージでほぐすということも良いでしょう。

ただし、ストレッチと同様に、過剰な刺激を筋肉に与えると後から痛みが増します。ですから、適度な加減と時間で行うようにしてください。

5-3 温める

固まった筋肉が原因の坐骨神経痛なら、温めることで楽になる場合もあります。例えばお風呂で温まることで筋肉が緩む。その結果、痛みも少し緩和するということですね。

お風呂上がりは痛みが少し楽という状態なら、温めるのが体の状態に合っているということが言えます。ただし、これも過度に温め過ぎないよう気をつけてくださいね。

5-4 できるだけ安静をこころがける

固まった筋肉が原因で坐骨神経痛の痛みが出るということは、その筋肉を使ったら使っただけ痛みが出たり、長引いたりするということになります。

ですから、必要な場合を除いてできるだけ安静にすることも対策になります。筋肉が原因なら、鍛えたり運動すれば良いのではというのは間違いですから気をつけてください。

5-5 筋肉が原因ならこんな施術もある

痛い

坐骨神経痛による足の痛みが、固まった筋肉が原因で起きている。そんな場合には、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まった筋肉が原因ということは、その筋肉が緩む必要があります。トリガーポイント鍼療法は、そんな固まって痛みの原因になっている筋肉を施術する方法。

薬や注射が良いとか悪いではなく、そもそも原因が固まって筋肉にあるならこういう施術もあるということですね。

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6 坐骨神経痛で足が痛くてお悩みの方へ

坐骨神経痛で足が痛む場合、神経が原因と誰もが思うことでしょう。MRIの検査で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断され、神経圧迫の画像を見た方ならなおさらだと思います。

ですが、たとえ神経が圧迫されている場合でも、筋肉に原因があることは多いのです。むしろ、神経よりも筋肉に原因があることが多いといっても過言ではありません。

筋肉が原因というのは、ちょっと信じられないかもしれません。ですが、筋肉が原因なら神経は正常ということですし、神経ではなく筋肉への対処をすれば良いということ。

痛み止め、ブロック注射が効かない。こうなると、手術を考える方もいると思います。ですが、その前に筋肉が原因の場合もあるということを忘れないで欲しいのです。

筋肉が原因ということは、神経は正常ということ。なので、神経に対しての治療ではなく、筋肉への施術をすれば良いのですから。

筋肉が原因で坐骨神経痛による足の痛みが出ることは多くある。そして、その場合は筋肉への対処をすれば良いということを知ってもらえればと思います。

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まとめ

  • 坐骨神経痛による足の痛みの原因が、神経ではなく筋肉にある場合は非常に多く、そういう痛みは筋膜性疼痛症候群と呼ばれている
  • 筋肉が原因の坐骨神経痛の場合、歩いたり、立ったままや座ったままが続くと痛くなるという特徴がある
  • 筋肉が原因で坐骨神経痛の痛みがある状態に対しては、ストレッチやマッサージ、筋肉を温めることなどが良い

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