坐骨神経痛は温めるのか?冷やすのか?その疑問にお答えします

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坐骨神経痛で足が痛い場合、温めるのか?冷やすのか?どちらが良いのでしょうか?

温めるのも、冷やすのも、どちらも何となく良いようなイメージがあると思います。ただ、やはり間違ってしまうと足の痛みが増すことも。

では、坐骨神経痛で足が痛い場合、温めるのと冷やすのはどちらを選択すれば良いのでしょうか?また、どうやって温めたり冷やしたりするのが良いのでしょうか?

坐骨神経痛は温めるのと冷やすのはどちらが良いのか?また具体的な方法や理由などについても解説しています。

迷っている方は続きをどうぞ。

1 坐骨神経痛は温めるのか?冷やすのか?

温めるのか?冷やすのか?

坐骨神経痛で足に痛みがある時に、温めるのが良いのか?冷やすのが良いのか?これはその時、何が原因で痛みが出ているかによるというのが正解。

坐骨神経痛は、神経が圧迫されているとか骨に触れているから痛みが出るとされます。ですが、神経が原因の場合は少なく、筋肉や炎症に原因があることの方が多いです。

筋肉に原因があるなら温める方が良いですし、炎症が原因なら冷やすのが良いということになりますね。

2 こんな場合は温めましょう

足が痛い

坐骨神経痛による足の痛みがある場合で、温めた方が良いのは固まった筋肉が原因で痛みが出ている場合です。具体的な例を挙げます。

  • 歩くとだんだん痛みが強くなる
  • 立ったままや座ったままで長時間いると痛みが強くなる
  • お風呂上がりは痛みが少し楽

こんな場合は、温めるのが良いですね。筋肉が固まったことによる痛みは、主に動作や特定の姿勢が続いた時に出る特徴があります。そのため、こういう場合は温めるのが良いということになります。

3 こんな場合は冷やしましょう

ふくらはぎの激痛

坐骨神経痛による足の痛みがある場合で、冷やした方が良いのは炎症による痛みが出ている場合です。どういう場合か例を挙げます。

  • 夜寝ていてうずく痛みで目が覚める
  • お風呂上がりは足の痛みが増してしまう

こんな場合は、冷やすのが良いですね。炎症による痛みは、安静時や、体が温まって炎症が増してしまった場合に強くなることがあります。そのため、こういう場合は冷やすのが良いということ。

4 温めると良いのはどこ?

坐骨神経痛による足の痛みの原因が固まった筋肉にある。その場合、温めると良い部分は4カ所あります。

  1. お尻
  2. 股関節周り

主に痛みを感じるのは足かと思います。ですが、筋肉が原因の場合は、腰やお尻、股関節周りの筋肉から足に痛みが出ていることが多いのです。

写真をご覧ください。

坐骨神経痛

腰やお尻の筋肉が原因で足に痛みが出る

坐骨神経痛の原因になる筋肉2

股関節周りや足の筋肉が原因で痛みが出る

2枚の写真でバツ印を付けている部分があります。このバツ印の部分にある筋肉が固まってしまうと、太ももやふくらはぎ、脛などに痛みが出るようになります。

そのため、重点的に温めると良いのはこの4カ所ということになるのです。

5 冷やすと良いのはどこ?

坐骨神経痛で足に痛みがあり、その原因が炎症にある。この場合、どこを冷やせば良いかというと痛みを感じる患部を冷やしてください。

筋肉が原因の痛みと違って、炎症が原因の痛みは痛みを感じる部分そのものが痛みの発生源。ですから、うずくような痛みを感じる部分を冷やすのが良いということ。

太ももの裏がうずくなら太ももの裏を、ふくらはぎがうずくならふくらはぎを冷やすようにしてくださいね。

6 どんな方法で温めれば良いのか?

シャワー

坐骨神経痛の痛みが、固まった筋肉に原因がある。その場合は温めることがよいですが、方法としてはお風呂で温めるということで構いません。冬場なら、カイロを貼るという方法もあります。

湯船につかる、気になる部分にシャワーを当てるなど。長時間温め続ける必要はありません。心地よく感じる程度の時間で十分。温めることだけが治療ではないですからね。

筋肉の疲労が取れるように体を温め、その後、軽くマッサージやストレッチをするとさらに良いですね。

7 どんな方法で冷やせば良いのか?

湿布

坐骨神経痛による足の痛みが、炎症によって起きている場合は冷やすのが良いです。この場合、最も簡単な方法が冷湿布を貼るということ。

湿布は貼る消炎鎮痛剤です。ですから、炎症が起きている患部に貼るのが良いですね。かぶれやすい方には合わない方法ですが、そうでなければ少し広い範囲で貼ってみてください。

一日中貼っているのが嫌なら、夜寝る前に貼って朝になったら取るということでも良いでしょう。

坐骨神経痛で湿布を貼ると良い場所はどこ?4つのポイントとその理由

8 炎症が原因なら痛み止めも有効

薬

炎症が原因の痛みは冷やすのが良いとお伝えしました。炎症に対してはもう1つ方法があり、それは消炎鎮痛剤としての痛み止めを飲むということ。

湿布は貼る消炎鎮痛剤ですが、痛み止めは飲む消炎鎮痛剤。病院でロキソニンを処方された方もいると思いますが、ロキソニンは消炎鎮痛剤なのです。

痛み止めは飲みたくないかもしれませんが、炎症が原因なら冷やす以外にもこういう方法もあるということですね。ただし、痛み止めは筋肉が原因の痛みに対しての効果はありません。

痛み止めを飲んでも効かない坐骨神経痛による足の痛みの原因と対処法

9 筋肉が原因なら温める以外にこんな施術もある

痛い

坐骨神経痛による足の痛みが、筋肉に原因があるなら温めるのが良いということはすでにお伝えしました。それ以外の方法として、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術もあります。

温めて楽になるということは、筋肉が緩んだため楽になったということ。それと同じように、鍼で筋肉を緩めることを目的としたのがこの施術です。

炎症はない状態で、お風呂上がりは痛みが少し楽になる。そんな坐骨神経痛ならトリガーポイント鍼療法での施術が可能です。

坐骨神経痛にトリガーポイント鍼療法をする理由を解説7項目

10 温めるのか冷やすのかで迷っている方へ

坐骨神経痛で足が痛む時、温めるのか冷やすのかは迷うと思います。ですが、今回解説したように、痛みの原因によって使い分ける必要があるということはご理解いただけたでしょうか?

炎症があるのに温めると痛みは増しますし、固まった筋肉が原因なのに冷やしてばかりいても効果は期待できません。

今の痛みの原因がどちらか?という判断はちょっと難しいかもしれませんが、温まって楽になるかどうか?夜痛みで目が覚めるかどうかが判断のポイントです。

そして、温めたり冷やしたりに加えて、同じく解説した痛み止めや筋肉へのトリガーポイント鍼療法という施術もあるということを知ってもらえればと思います。

坐骨神経痛でお悩みの方は、温めることと冷やすことを上手に使い分けてくださいね。

坐骨神経痛による足の痛みの原因が筋肉にある場合ならこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 坐骨神経痛による足の痛みがある場合、温めるの方が良いのか冷やす方が良いのかは、その時の痛みの原因が何かによる
  • 固まった筋肉が原因ならお風呂に入るなどして温めるのが良いし、炎症が原因なら冷湿布を患部に貼るという方法が良い
  • 筋肉が原因の痛みには鍼の施術という方法もあるし、炎症が原因の痛みには消炎鎮痛剤としての痛み止めを飲むという方法もある

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