坐骨神経痛の原因になる疾患と痛みについて知って欲しい7ポイント

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坐骨神経痛になると、足に痛みやしびれ、その他にも原因や程度によってさまざまな症状が見られるようになります。

この坐骨神経痛ですが、原因となる疾患がいくつかあります。そして、その時の状況によって痛みやしびれなどの状態も変わります。

原因がいくつかあり、そして、痛みやしびれといった症状も原因によって変わってくる。つまり、何が原因かによって対応も変えなければいけないということ。

では、坐骨神経痛の原因となる疾患は何か?そして、原因によって異なる対処法にはどういったことがあるのか?

坐骨神経痛の原因について続きをどうぞ。

1 坐骨神経痛の原因になる疾患

黒板

坐骨神経痛を引き起こす原因となる疾患がいくつかあります。代表的な疾患は、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群です。

こういった疾患になることにより、神経が圧迫された結果として坐骨神経痛が出るとされています。また、こういった疾患になっていなくても、坐骨神経痛の痛みが足に出ることはあります。

坐骨神経痛の原因になる疾患、そして、坐骨神経痛の痛みを引き起こす原因があるということですね。

2 坐骨神経痛の痛みは神経だけが原因ではない

坐骨神経痛による足の痛み

先ほど、坐骨神経痛の原因になる主な疾患を挙げました。どれも神経が原因とされています。ですが、坐骨神経痛の痛みは、神経だけが原因ではありません。

他にも痛みを引き起こす原因があるのです。このことについて解説します。

2-1 炎症が原因

坐骨神経痛の痛みが足に出ている場合、神経だけが原因ではなく炎症が原因のことも多々あります。

炎症による痛みは、簡単にいうと熱に伴って起きている痛み。体の中で発熱している部分があり、そこが痛みの元になっているということですね。

安静にしていてもズキズキとうずくように足が痛む。そんな場合は、炎症が原因で坐骨神経痛が出ていると考えられます。

2-2 筋肉が原因

これはちょっと意外に思うかもしれませんが、筋肉が固まってしまったことで坐骨神経痛の痛みが足に出ることも非常に多くあります。

筋肉が原因と言っても筋肉痛ではありません。固まった筋肉は強烈な痛みの原因になります。こういった痛みは、筋膜性疼痛症候群と呼ばれています。

筋肉が原因の場合、歩く、前屈みになる、立ったままでいるなど、動作や姿勢に伴って痛みが出るという特徴があります。

2-3 神経が原因

坐骨神経痛の痛みは、神経が原因とされることが多いです。ですが、実際には神経が原因の場合は少ないです。

MRIで神経圧迫の状態になっていても、そのことが痛みの原因になるとは限りません。神経圧迫の状態になっていても、痛みの原因は他にあることが多いのです。

神経圧迫の状態になってはいるけれど、痛みの原因は炎症や筋肉にあるということが多いのが実際です。

2-4 坐骨神経痛は複数の原因が混合した状態が多い

坐骨神経痛による足の痛みは、神経だけではなく炎症や筋肉が原因のこともあるということをお伝えしました。そして、実際にはこういった複数の原因が同時に起きていることが多いです。

例えば、炎症による痛みと筋肉による痛みが同時に起こっているということですね。原因が1つという場合もありますが、ほとんどの場合で複数と思ってください。

例えば、日中動くと痛いのは筋肉が原因、夜寝ていて痛みで目が覚めるのは炎症が原因ということですね。

3 坐骨神経痛は原因によって対策が異なる

坐骨神経痛による足の痛みなどの症状は、神経だけではなく他にも原因があるということをお伝えしました。

原因が異なるということは、当然必要な対策も違ってきます。このことについて解説を続けます。

3-1 炎症が原因の場合に必要なこと

ふくらはぎの痛み

坐骨神経痛で足に痛みがあり、その原因が炎症にある。そんな場合に必要なことは、炎症による熱が下がることです。

熱に伴って痛みが出ているわけですから、その熱を下げる必要があります。方法としては、消炎鎮痛剤としての痛み止めや湿布が良いですね。

病院でロキソニンや湿布を処方されることがあるのは、こういうことが理由なのです。

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3-2 筋肉が原因の場合に必要なこと

坐骨神経痛による足の痛みの原因が、固まってしまった筋肉にある。その場合に必要なことは、単純ですがその筋肉が緩んで元の状態に戻ることです。

固まってしまった状態とは、簡単に言うと柔軟性がなくなっている状態。そのため、筋肉を緩める必要があるということですね。

病院で筋肉への薬が処方されることもありますし、セルフケアならマッサージやストレッチでも良いでしょう。

3-3 神経が原因の場合に必要なこと

坐骨神経痛による足の痛みが、神経が圧迫されたことに原因がある。そんな場合は、神経に対しての治療が必要です。

薬や注射という方法がありますが、症状によっては手術が必要なこともあります。痛みやしびれなら、薬や注射で対応できることもあります。

ですが、麻痺や膀胱直腸障害といった重度の症状が出ている場合は、手術をしなければ後遺症が出ることも考えられます。

4 最も多いのは炎症と筋肉が原因の場合

坐骨神経痛による足の痛みの原因は複数あり、そして、原因が異なるということは対策も違うということをお伝えしました。

複数ある原因の中で、最も多いと思われるのは炎症と筋肉の両方の原因が同時に出ているパターンです。こういった痛みは混合痛と呼ばれます。

原因が2つということは、必要な対策も2つということ。そして、炎症が原因なら消炎鎮痛剤、筋肉が原因なら筋肉が緩むことが必要。この2つの対策が同時に必要ということですね。

5 痛み止めを飲んでも痛いのはなぜ?

薬

坐骨神経痛になった方で、痛み止めを飲んでも効かないと思った方は多いのではないでしょうか。では、なぜ効かないと感じるかと言うと、痛みの原因が複数あるからです。

坐骨神経痛の痛みは複数の原因があり、それぞれ対策も違うということはお伝えしました。そのため、痛み止めで治まる痛みもあれば、治まらない痛みもあるということ。

痛み止めを飲んで炎症による痛みは治まっても、固まった筋肉が原因の痛みが残っている。こんな場合は、効果を感じにくいことが多いでしょう。

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6 筋肉が原因の痛みにはこんな方法もある

痛い

坐骨神経痛の痛みの原因として、炎症と筋肉による組み合わせのパターンが多いということはお伝えしました。炎症には消炎鎮痛剤が良いですが、筋肉の場合はどうすればいいのか?

この場合、筋肉が緩む必要があるので、方法の1つとして筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。固まった筋肉を直接施術する鍼の方法です。

そのため、筋肉が固まったことで坐骨神経痛の痛みが足に出ているなら、施術が可能ということですね。

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7 坐骨神経痛による足の痛みなどでお困りの方へ

坐骨神経痛の原因について解説してきました。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症になり、神経圧迫が原因といわれた方にとっては、筋肉が原因というのは信じがたいことかもしれません。

ですが、何でも神経が原因ではないのです。そして、筋肉と炎症が原因で痛みが出ている方が圧倒的に多いということも事実。

ですから、いろいろ試してみても坐骨神経痛が治まらない。そんな方は、筋肉が固まったままの可能性が高いです。

痛み止めやブロック注射がダメでも、まだ筋肉が原因で残っているのなら対策はあります。ですから、足の痛みが長引いていても、あきらめないで欲しいと思います。

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まとめ

  • 坐骨神経痛の原因になる疾患には、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などがある。
  • 坐骨神経痛による足の痛みは、神経圧迫だけではなく、炎症や筋肉にも原因があり、実は神経が原因で痛みが出ていることは少ない
  • 痛みの原因は複数あり、炎症と筋肉の2つの原因が同時に出ていることが多い。そして、原因が異なるということは対策も変えなければいけない

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