脊柱管狭窄症に痛み止めが効かない理由とそんな時はどうすればいい?

痛み止め
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脊柱管狭窄症になり痛み止めを処方されて飲んだけれど効かない。

痛み止めを飲んでも、足に痛みやしびれがあり、歩いているとだんだん足が痛くなり途中で休みたくなる。

脊柱管狭窄症で、こうなってしまうのにはちゃんと理由があります。そして、痛みやしびれへの対処法も。

では、その理由は何か?そして痛み止めをちゃんと飲んだにもかかわらず、効かない時はどうすればいいのかについて解説しています。

1 脊柱管狭窄症で痛み止めが効かない理由

黒板

脊柱管狭窄症で痛み止めを飲んでも効かない。その理由は、痛みの原因が神経ではない場合があるからです。

詳しく解説しますね。

1-1 筋肉が原因の痛みに痛み止めは効かない

脊柱管狭窄症の痛みは、神経だけではなく筋肉が固まったことで出ている場合が非常に多くあります。

筋肉が固まったことによる痛みに対して、飲み薬の痛み止めは効果がありません。

理由はシンプルで、痛み止めには種類別にいろいろ作用がありますが、主な作用が筋肉を緩めることではないからです。

1-2 痛み止めの種類

脊柱管狭窄症に対して、一般的に処方されることが多い痛み止めをあげてみます。

  • 消炎鎮痛剤(ロキソニン:NSAIDs)
  • 神経障害改善薬(リリカ・プレガバリン)
  • ビタミンB12製剤
  • 筋弛緩薬

消炎鎮痛剤は、炎症による痛みに対しての薬。神経障害改善薬は、神経障害性疼痛といういわゆる神経が原因の痛みに対する薬。

そして、ビタミンB12は神経の修復を目的とした薬。筋弛緩薬は、筋肉の緊張を取ることを目的とした薬となります。

4つのうち3つの薬の作用は、固まった筋肉を緩めるではありませんね。

残る筋弛緩薬は、確かに筋肉の緊張を取るための薬です。しかし、固まった筋肉すべてを緩めるという意味では不十分なのです。

だから、痛み止めを飲んでも効かないことがあるのです。

2 痛み止めは無意味なの?

薬

脊柱管狭窄症で痛み止めを飲んでも効かないのなら、無意味なのかと思うかもしれません。ですが、それは間違い。

なぜなら、筋肉が原因の痛みには効かないことが多いですが、それ以外が原因の痛みに対しては有効なことも多いからです。

脊柱管狭窄症の痛みは神経圧迫だけが原因と思われがち。ですが、実際には神経の場合も、炎症の場合もあります。そして筋肉の場合も。

神経や炎症が原因の場合には、その原因に対しての作用がある薬は意味があります。ですから、医師に処方された場合は、用法・用量を守って服用するのが良いと思います。

飲むことで気分が悪くなるなど、体調に変化がある場合は医師に相談するのが良いですね。

3 痛み止めが効かない場合はどうなるの?

注射

脊柱管狭窄症で、痛み止めが効かない。そんな場合、病院では治療としてブロック注射をすることがあります。

ただ、痛み止めが効かないのは、筋肉が固まったことに原因がある場合です。そして、これはブロック注射に対しても同じこと。

ですから、ブロック注射をしてもらっても、痛みの原因が筋肉が固まったことにあるのなら効かない場合が多いでしょう。

脊柱管狭窄症でブロック注射が効かない!そんな時の理由と対処法

4 痛み止めが効かない筋肉が原因の痛みはどうすればいい?

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症の痛みの原因が筋肉にあり、痛み止めを飲んでも効かない。こんな場合はどうすればいいのか?

詳しく解説しますね。

4-1 トリガーポイント鍼療法

筋肉が原因で薬がダメな場合は、筋肉を緩める他の方法があります。そのうちの1つが、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法。

トリガーポイントというのは、簡単に言うと筋肉にできた痛みの発生源。筋肉にある痛みを出している部分ということ。

トリガーポイントとは?痛みや痺れの原因トリガーポイントを徹底解説

そのトリガーポイントを施術することができるのが、トリガーポイント鍼療法なのです。

4-2 痛み止めが効かない痛みの原因になるのはどこ?

脊柱管狭窄症で痛み止めが効かない筋肉が原因の痛み。これは、どこの筋肉が原因になりやすいのかを解説します。

写真をご覧ください。

筋肉が原因の痛みやしびれ

腰とお尻にバツ印をつけています。この筋肉が固まると、お尻や足に痛みが出やすくなります。

もう1枚写真をご覧ください。

股関節周りの筋肉

股関節周囲にバツ印をつけています。ここにある筋肉が固まった場合は、ひざから下に痛みが出やすくなります。

こういった、筋肉が固まってしまうことによる痛みは筋膜性疼痛症候群と呼ばれます。そして、筋膜性疼痛症候群には、飲み薬の痛み止めは効かないことが多いです。

脊柱管狭窄症の痛みやしびれにトリガーポイント鍼療法をする5つの理由

5 脊柱管狭窄症で痛み止めが効かない方へ

脊柱管狭窄症でい痛み止めを飲んでも効かない。

こうなると、どうすればいいのかと思いますよね。そして、手術の不安も出てくるかもしれません。

ですが、脊柱管狭窄症の痛みには、今回解説してきたようにいくつかの原因があります。そして、それぞれに必要な対処法も異なります。

ですから、痛み止めが効かない=手術でもありませんし、他の方法もあるということが事実。

痛み止めが効かなくても焦らず、筋肉が原因の場合もあるということを知って欲しいと思います。そして、筋肉が原因の場合の対処法もあるということも。

脊柱管狭窄症で痛み止めが効かない方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 脊柱管狭窄症で痛み止めが効かないのは、痛みの原因が神経ではない場合が多くあるから
  • 痛み止めには炎症や神経が原因の痛みに対しての作用はあるが、筋膜性疼痛症候群の痛みに対する作用はない
  • 痛み止めが効かない場合はブロック注射が効かないことも多いが、だからといって手術になるとは限らない

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