スマホを使い過ぎると腱鞘炎になる?手首や親指が痛くなる原因や対策7項目

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スマホを片手で操作することが多いと、腱鞘炎になってしまうことがあります。

右利きの方なら、右手でスマホを持ち、右手の親指だけでスマホを操作する。ありふれた光景ですが、この動作が続くことで腱鞘炎になることはあり得ます。

そして、腱鞘炎になった結果として、手首や親指の付け根などが痛くなる。または、日常生活のその他の動作でも痛みが出てしまう。

こういう状態は困りますよね。では、なぜスマホのような軽い物を持って操作しているだけで腱鞘炎になるのでしょうか?そしてその場合はどうすれば良いのでしょうか?

スマホを頻繁に使って腱鞘炎になる原因、そして、その場合にできる対策などについて解説をしています。

スマホを使って腱鞘炎になってしまった方は続きをどうぞ。

1 スマホを使い過ぎると腱鞘炎になる理由

黒板

スマホを使い過ぎると、腱鞘炎になり手首や親指の付け根が痛くなる。その理由は、親指を動かす腱や筋肉に疲労が重なり、固まってしまったためです。

スマホの操作なんて、手に力を入れるわけでもないのにと思うかもしれません。ですが、頻繁に使い続けると、痛みの原因になってしまいます。軽い荷物でも、長時間持ち続けると疲れるのと同じ。

スマホの操作時はそれほど痛くなくても、タオルを絞ると痛いとか、荷物を持つと痛い。そんな状態なら、親指を動かす腱や筋肉が痛みの原因になっています。

2 手首や親指の痛みはここが原因

スマホを使い過ぎた結果、腱鞘炎になり手首や親指の付け根が痛む。その場合は、腱や筋肉に原因があります。

では、原因になりやすい部分は具体的にどこなのかを解説します。写真をご覧ください。

腱鞘炎の原因になる腱と筋肉

手首の腱や腕の筋肉が原因になる

親指の付け根の痛みの原因になる筋肉

手のひらや腕の筋肉が原因になる

2枚の写真それぞれに、赤い印とバツ印を付けています。赤い印の部分には、親指を動かす時の腱や筋肉があります。

この腱や筋肉が固まってしまうと、バツ印の部分に痛みが出やすくなります。片手でスマホを操作することが多いと、赤い印の部分の腱・筋肉を使うことになります。

そのため、頻繁にスマホを使っていると、バツ印の部分に痛みが出るようになるわけですね。

3 腱・筋肉が原因の痛みに対して最初にできること

腱鞘炎による手首の痛み

腱・筋肉が固まってしまい、その結果として腱鞘炎の痛みが出ている。そんな状況で最初にできることは、スマホの使用頻度を下げることです。

仕事やプライベートで使わなければいけないことは当然あると思います。ですから、それ以外での使用頻度を下げること。空き時間にちょっと見たり、電車の中で見る。

こういう時に、必要なら良いと思います。ですが、そうでなければスマホを見るのをちょっと控えてみてください。それが結局は、腱・筋肉を休めることにつながります。

4 痛み止めについて知って欲しいこと

痛み止めの薬

腱鞘炎で手首や親指の付け根が痛む場合、病院で痛み止めの飲み薬を処方されることがあります。ただ、飲んでも効かない場合があります。なぜか?というと、痛みの原因を知れば分かります。

腱鞘炎の痛みは、固まった腱や筋肉の場合と、炎症の場合の2つがあります。それらが同時に出ていることもあります。そして、痛み止めは消炎鎮痛剤。

ですから、炎症が原因の痛みが出ている腱鞘炎であれば、飲み薬の痛み止めの効果はあるでしょう。しかし、炎症がなければ、そもそも原因が違うので効かないということになります。

痛み止めを飲んでも効かない場合、薬が正しい・間違っているではなく、そもそも原因が違う可能性があることを知ってもらえればと思います。

※ちなみに、湿布は貼る消炎鎮痛剤です。痛み止めと同じように考えてみてください。

腱鞘炎で痛み止めが効かない!ロキソニンを飲んでも痛む理由と対処法

5 痛み止めの注射について知って欲しいこと

痛み止めの注射

スマホを頻繁に使っていて、腱鞘炎になり痛みがある。その痛みが、湿布や薬で治まらない場合、病院では注射をする場合があります(医師の診断によります)。

ただ、注射を打ってもらっても、腱鞘炎の痛みには効かないことも珍しくありません。なぜかというと、理由は飲み薬の痛み止めや湿布と同じ。

注射も消炎鎮痛剤と思ってください。ですから、炎症による痛みがあれば有効。ですが、腱や筋肉が原因の痛みには効果は期待できないでしょう。

腱鞘炎で注射をしても効かなかった方に知って欲しい9つのこと

6 腱・筋肉が固まったことによる痛みへの対策

腱鞘炎

スマホを頻繁に使っていたため、手首や親指の付け根が痛む。そんな腱鞘炎の痛みの原因が、固まった腱や筋肉にある場合には、腱・筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術があります。

腱・筋肉は固まると痛みの原因になります。その原因になっている部分に対して直接鍼の施術をするという方法です。ですから、スマホの使い過ぎによる腱鞘炎なら施術が可能。

親指を動かすと痛む。手首を動かすと痛む。その他、手に力を入れたときなどに痛むような状態なら、トリガーポイント鍼療法での施術ができるということですね。

腱鞘炎にトリガーポイント鍼療法をする理由や施術の実際など7項目

7 スマホを使い過ぎて腱鞘炎になってしまった方へ

スマホを使っていただけなのに、腱鞘炎になるなんてと思った方も多いかもしれません。ですが、パソコンのキーボードを頻繁に使っていて腱鞘炎になることもあります。

ですから、指先の軽い作業でも、時間が長いと痛みの原因になってしまうということですね。

そして、そういった痛みの原因は、多くの場合で腱や筋肉が固まってしまったことにあります。炎症が関係していることもありますが、腱・筋肉が主な原因になっていることが多いのが実際。

腱・筋肉が固まったことによる痛みに必要なのは、それらがゆるんで元の状態に戻ることです。ですから、薬や注射がダメだからといって、手術と考えるのは早いということ。

薬・注射でもダメな理由は解説したとおりです。そんな場合は、手術を考える前にまず、スマホの使用頻度を下げ、そして腱や筋肉への対策をする。

そういう方法もあるということを知ってもらえればと思います。

スマホの使い過ぎで腱鞘炎になり痛みでお困りならこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • スマホを使っていて、手首や親指の付け根が痛くなる。そんな腱鞘炎の原因は、親指を動かすための腱・筋肉に疲労が重なり固まってしまったことにある
  • 腱・筋肉が原因で腱鞘炎の痛みが出ている場合、最初にできることとしてはスマホの使用頻度をできるだけ下げること
  • 腱・筋肉が固まったことで出ている腱鞘炎の痛みには、飲み薬の痛み止めや注射の効果は期待できない。なぜなら、薬も注射も消炎鎮痛剤だから

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