腱鞘炎にトリガーポイント鍼療法をする理由や施術の実際など7項目

腱鞘炎
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腱鞘炎で手首が痛むなどの場合に、トリガーポイント鍼療法という施術があります。

腱鞘炎というと、親指や手首を動かすと手首が痛むとか、荷物を持つと手首が痛むといった状態のことですね。

そういった腱鞘炎の痛みに対して、なぜトリガーポイント鍼療法という施術をするのか?これにはちゃんと理由があります。

では、その理由は何か?また、トリガーポイント鍼療法とは、どういった鍼の施術なのか?などについて解説をしています。

腱鞘炎で手首が痛い。湿布もサポーターもイマイチ。そういった状態でお困りなら、お読みいただければと思います。理由が分かりますから。

腱鞘炎でお困りの方は続きをどうぞ。

1 腱鞘炎にトリガーポイント鍼療法をする理由

トリガーポイント鍼療法をする理由

腱鞘炎にトリガーポイント鍼療法をする理由は、痛みなどの原因が固まった筋肉や腱にあるからです。そのため、筋肉や腱に鍼をするトリガーポイント鍼療法で施術ができるということ。

腱鞘炎という言葉から「炎症」が原因と思われがち。確かに、炎症が原因の場合もあります。しかし、固まった筋肉や腱が原因になっている割合の方が大きいのです。

親指や手首を動かす、荷物を持つ。こういった動作に伴って手首が痛む。この場合は、固まった筋肉や腱が原因なのです。

2 腱鞘炎に痛み止めが効かない理由

痛み止めの薬

腱鞘炎で手首が痛む場合、病院で処方される飲み薬の痛み止めは効かないことが多いです。その理由はシンプル。

痛み止めは、炎症や神経に対しての作用がある薬が多いです。ですが、腱鞘炎の痛みが炎症や神経ではなく、筋肉や腱にある場合は効果は期待できません。

指や手首を動かして痛む。カバンやフライパンなどを持つと痛む。こういう場合は、固まった筋肉や腱が原因の痛み。そのため、痛み止めが効かないのです。

腱鞘炎で痛み止めが効かない!ロキソニンを飲んでも痛む理由と対処法

3 腱鞘炎に痛み止めの注射が効かない理由

痛み止めの注射

腱鞘炎になり、痛み止めの注射をしてもらった方もいると思います。しかし、効果はあまりなかった。そういう方も多いのではないでしょうか。

なぜ、痛み止めの注射が効かないのかと言うと、薬と同じで筋肉や腱が原因の痛みに対する作用がないからです。

痛み止めの注射はステロイドを使っています。ステロイドの役割は、炎症を抑えること。ですから、炎症が原因の痛みなら良いですが、原因が筋肉や腱なら効かないということですね。

4 痛みの原因が筋肉にあるかどうかを知る方法

腱鞘炎の痛みは、炎症が原因の場合と、固まった筋肉や腱が原因の場合があります。

では、どういう時が筋肉や腱に原因があるのか。それをチェックする方法を紹介します。

次の挙げる動作をしてみてください。その際に、手首などにいつもと同じ痛みが出るようなら筋肉や腱が原因です。

4-1 親指を大きく広げる

親指を広げる

親指を広げて手首が痛むなら筋肉や腱が原因

写真のように、親指を大きく広げてみてください。その際に、手首に痛みが出るとか、痛みのため大きく広げることができない。

そんな状態なら、筋肉や腱が固まったことによる痛みが出ている状態です。

4-2 親指を起こす(反らす)

親指を起こす

親指を起こす動作で痛むなら筋肉や腱が原因

写真のように親指を起こしてみてください。この動作で手首に痛みが出るなら、固まった筋肉や腱が原因です。

4-3 親指を握って手首を曲げる

フィンケルシュタインテスト

親指を握ったまま手首を曲げて痛むなら筋肉や腱が原因

写真のように、親指を握った状態で手首を曲げてみてください。曲げた時に、手首が痛むなら筋肉や腱が原因で痛みが出ている状態。

ちなみに、この動作はフィンケルシュタインテストと呼ばれています。

4-4 手首を曲げる

手首を返す

手首を曲げて痛むなら筋肉が原因

写真のように手首を曲げて痛むなら、腕の筋肉が固まったことで痛みが出ている状態です。

手首を起こす動作だけではなく、いろいろな方向へ動かしてみてください。その際に手首が痛むなら、筋肉や腱が原因と考えることができます。

5 腱鞘炎の原因になる筋肉・腱

腱鞘炎の痛みが、固まった筋肉や腱に原因がある。その場合は、主にどの辺りの筋肉や腱が原因になるのかを解説します。

写真をご覧ください。

腕の筋肉

腕の筋肉が腱鞘炎の原因になる

腕に赤い印を付けています。腕の筋肉は、指を動かす腱につながっています。そのため、腕の筋肉が固まってしまうと、手首の痛みの原因になりやすいです。

腱

腱が固まると痛みの原因になる

親指にバツ印を付けています。バツ印の部分には、親指を動かす腱があります。この腱が固まってしまうと、痛みの原因になりやすいです。

筋肉も腱も、疲労が溜るとだんだん固まってきます。固まるというのは、簡単に言うとひどい肩こりのような状態。

その固まった筋肉や腱を動かしたり、力を入れて使うからズキンと痛むということですね。

6 腱鞘炎に対するトリガーポイント鍼療法

トリガーポイント鍼療法

腱鞘炎になり手首が痛む。その原因が、固まってしまった筋肉や腱にある。その場合には、トリガーポイント鍼療法という施術があります。

固まって痛みの原因になっている筋肉や腱に鍼をする方法です。そのため、腱鞘炎でも筋肉や腱に原因がある場合なら施術が可能ということ。

親指を動かすと手首が痛む。荷物を持ったり、手に力を入れると手首が痛む。そんな場合は、筋肉や腱が原因なので施術の対象になります。

7 腱鞘炎による手首の痛みでお困りの方へ

腱鞘炎で手首が痛い。そのため、手を使うことをする際に何かと困る。薬や注射は効かないし、サポーターをしても邪魔なだけ。

こういう方は多いですね。使わない方が良いのは分かるけど、手なので現実的にはそういうわけにもいかないと思います。

薬や注射が効かないのは、筋肉や腱が固まったことによる痛みの証拠。なので、無理のない範囲で使いながら、原因になっている筋肉や腱の状態を良くしていく必要があります。

薬や注射が効かないと、手術を考える方もいると思います。腱鞘炎の手術は確かにありますが、手術の前にまだまだできることはあります。

それが、固まった筋肉や腱をゆるめるということ。そして、そのための方法の1つが、今回解説したトリガーポイント鍼療法なのです。

痛み止めの薬、注射が効かなかった。固定のサポーターをしても邪魔なだけだった。そんな方は、一度トリガーポイント鍼療法をお試しください。

腱鞘炎の痛みでお困りの方はこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 腱鞘炎による手首などの痛みにトリガーポイント鍼療法をする理由は、痛みの原因が固まった筋肉や腱にある場合が多いから
  • 固まった筋肉や腱が原因の腱鞘炎による痛みには、痛み止めの薬や注射の効果は期待できない。なぜなら、痛み止めは多くの場合、炎症が原因の痛みに有効な方法だから
  • 親指を動かすとか、荷物を持つなど動作や力を入れた時に手首が痛む。そういう場合は、固まった筋肉や腱が原因で痛みが出ている腱鞘炎と考えることができる

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