よく分かる!腱鞘炎の原因とよくある症状や対策まとめ

よく分かる!腱鞘炎の原因とよくある症状や対策まとめ
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腱鞘炎になると字を書く時や荷物を持った時などに手首がズキンと痛むことがあります。

こういった腱鞘炎の原因は指や手首を動かす時に働く筋肉などが固まってしまったことが原因です。ですから、その固まってしまった部分を元に戻す必要があります。

ではそのためにはどういうことをすれば良いのか?

今回は腱鞘炎の原因やよくある症状そして実際になってしまった場合にはどういう対策が必要なのかについてまとめました。

1 腱鞘炎とは?

腱鞘炎とは?

人の体には腱と腱鞘という部分があり、この2つの間で炎症が起こった状態を腱鞘炎と言います。

腱というのはアキレス腱の腱と同じで、腱鞘というのは腱が通るトンネルのようなものとお考えください。

通常、腱はこの腱鞘の中をスムーズに通ることが出来るのですが、何らかが原因で炎症が起きてしまうとこの動きが滑らかではなくなってしまいます。

そしてその炎症に伴い痛みが出ている状態が腱鞘炎なのです。

2 腱と腱鞘について

腱と腱鞘

腱と腱鞘についてもう少し詳しく解説しますね。

上の写真をご覧下さい。

矢印の先にうっすらとスジのように見えるのが腱です。そして、その腱の左右2カ所に赤い印を付けています。

腱鞘というのはこの赤い印のように腱を押さえる役割をしている部分のことを言います。

この腱という組織は筋肉につながっていて、筋肉が動くことで腱も一緒に動きます。そのため、指を曲げたり伸ばしたりという動作が出来るわけですね。

ですが、何かをきっかけに腱と腱鞘の間で炎症が起きたり、その他の原因などにより痛みが出るというのが腱鞘炎なのです。

3 腱鞘炎の原因は?

スマホ腱鞘炎

腱鞘炎の原因についてです。

3-1 炎症が原因

腱鞘炎の原因の1つ目は炎症です。

炎症というのは何かというと、簡単に言えば熱を持っている状態とお考えください。そして、炎症が起きるとその炎症に基づく痛みというのが出ます。

風邪を引いて熱が出た時に節々が痛むことがあると思います。これと似たような状態と言えば分かりやすいでしょうか。

3-2 筋肉や腱が原因

腱鞘炎の原因の2つ目は筋肉や腱です。

筋肉や腱というのは頻繁に使ったり、負荷がかかるようなことをし続けていると疲労が溜りだんだん固まってしまいます。

簡単に言うと肩こりのような状態になるとお考えください。

そして、腱鞘炎では腕の筋肉や腱が固まってしまうことで指や手首を動かすとか、力を入れる、荷物を持つなどの動作をした時にズキンとした痛みがはしるのです。

筋肉や腱が原因の例を1つ挙げると、最近ではスマホの使いすぎがあります。

指先でスマホを操作することが多いため筋肉や腱が疲労してしまい、その結果として腱鞘炎になってしまったという方は多いです。

3-3 ホルモンバランスの変化

腱鞘炎の原因としてホルモンバランスの変化も考えられます。

これは主に女性に多い原因です。

産後や更年期の時にホルモンバランスが崩れてしまい、その結果として腱鞘炎になる方も多いです。

4 筋肉や腱が固まってしまうとはどういう状態か?

筋肉や腱が固まってしまうとは?

先ほど腱鞘炎の原因の1つとして筋肉や腱が固まってしまうことを挙げました。

このことについてもう少し詳しく説明しておきたいと思います。

古くなった輪ゴムは、柔軟性がなくなっているので伸ばそうとしても伸びないですし、無理に伸ばすとプツンと切れてしまいますね。

筋肉や腱が固まってしまうという状態は、この古くなった輪ゴムの状態に似ています。

腕や指先を使う事や負荷がかかることを多くしていると、筋肉や腱に疲労が溜りだんだんと固まって古い和合のようになってしまうのです。

もちろん筋肉や腱が輪ゴムのように簡単に切れてしまうことはありません。ですが、柔軟性を失っている状態の筋肉は十分に伸び縮みすることが出来ません。

そのため、指や手首の動きが何となく悪くなったり、力を入れると痛みがはしったりする状態になるのです。

5 腱鞘炎の症状

腱鞘炎の症状

腱鞘炎になってしまった場合に主に見られる症状を挙げていきます。

5-1 痛み

腱鞘炎の症状として痛みがありますが、痛みの出方には2種類あります。

  1. 安静時の痛み
  2. 動かした時の痛み

5-1-1 安静時の痛みについて

安静時の痛みというのは手や指先を全く使っていないし動かしてもいないのにズキズキと疼く状態です。

テレビを見ていてズキズキするとか、夜寝ていて疼く痛みのため目が覚めるということがあります。

安静時の痛みは主に炎症が原因で起きることが多いです。

5-1-2 動かした時の痛みについて

動かした時の痛みは文字通り手や指先を使っている時に手首がズキンと痛むと言った場合です。

どういった動作で痛むことが多いかの例を挙げてみます。

  • 肘を曲げ伸し刷る時に痛む
  • タオルを絞る時に痛む
  • 鞄のような荷物を持つ瞬間に痛む
  • テニスやゴルフといったスポーツをする際に痛む
  • 字を書いていたりキーボードを打ち続けていると痛む
  • スマホを使い続けていると痛む
  • 赤ちゃんを抱き上げる時に痛む

他にもいろいろ痛みの出る動作はありますが、こういった場合の原因は筋肉や腱が固まってしまっていることにあります。

6 腱鞘炎の症状の現れ方

腱鞘炎の症状

腱鞘炎がどのように進行するのかについて解説します。

  1. 手や指を使うとだるさを感じる
  2. 手や指を使った後に時々痛みが出るが比較的すぐに治まる
  3. 手や指を使った後に痛みが続く
  4. 安静にしていても動かしても痛む

最初は何となくだるいとか重いという状態から始まることが多いです。

そしてその後はだるいとか重いといった感覚が痛みに変わり、痛みの出る頻度がやつ良さが徐々に増していくという順番で進行していきます。

7 腱鞘炎かなと思ったら何科を受診すればいい?

病院

指先や手を使っているとだんだん手首が痛くなってくる。

こんな症状になり、腱鞘炎かな?と思ったら整形外科を受診するのが良いですね。

痛みも軽いから放っておいても大丈夫だろうと思ってしまうかもしれません。ですが、だんだん痛くなることも考えられますから早めがよいですよ。

8 腱鞘炎の治療方法

ブロック注射

腱鞘炎に関して病院で行われている主な治療方法を挙げてみます。

  • 電気治療
  • マッサージ
  • 固定
  • 注射
  • 手術

基本的には保存療法として電気治療やマッサージから始まることが多いです。

そして、それに加えて手首を固定する装具や痛み止めを処方されることもあります。

こういったことを試しても痛みが改善しないようなら注射を行ったり、さらには最終的な手段として手術になる場合もあります。

9 腱鞘炎の固定について

腱鞘炎の固定についてですが、全てにおいて固定することが有効かというとそうではありません。

筋肉や腱が固まってしまって痛みが出ている場合、その状態のまま固定すると動かさないから楽というだけで装具を外せばまた痛むということになります。

痛みが激しく、ちょっと動かしただけでも激痛という場合は固定するのがよいでしょう。

しかし、それ以外の場合でさらに固定しても痛みがあまり変わらないようなら必ずしも固定する必要はありません。

10 筋肉や腱が固まった腱鞘炎の痛みについて

トリガーポイント鍼療法

筋肉や腱が固まったことで痛みが出るのが腱鞘炎の原因の1つでした。

では、こういった場合病院以外の治療方法には何があるのかというと、例えば当院でも行っている鍼治療もそのうちの1つです。

特に筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術が筋肉や腱が固まってしまって痛みが出ている腱鞘炎には適しています。

鍼治療というとツボを連想するかもしれませんが、トリガーポイント鍼療法では筋肉や腱に対して施術をします。

特にドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)という腱鞘炎に対しては適した施術方法です。

腱鞘炎の痛みでお困りならこちらも合わせてどうぞ

まとめ

  • 腱鞘炎とは腱と腱鞘の間で炎症が起きた結果痛みが出ている状態を言う
  • 腱鞘炎の原因には炎症の場合と筋肉や腱が固まってしまって痛みが出ているという場合がある
  • 腱鞘炎で筋肉や腱が固まったことで痛みが出ている場合は筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法という施術がある

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