もぉぉ!!!マジでなんとかしてくれ!!
座っているとお尻が痛くなり、拳でお尻をグリグリしてもまたすぐに痛くなる。
ちゃんと薬も飲んでるのにナンデなの?
この記事では、
- 梨状筋症候群でずっとお尻が痛い
- 薬を飲んでも変わらない
- 座ると痛いので仕事中とにかく困る
といった方のお悩みにお答えしていきたいと思います。
最後まで読んでいただければ、
- だからずっと痛いままだったのか!
- ほぅ、そういうことなんだ
- それを聞くと安心
と、なっていただけるかと。
それでは、続きをどうぞ。
間違いです。だから安心してください
梨状筋っていうお尻の筋肉に神経が圧迫されている。だから、痛いんですよ。
こういう話、聞いたことないですか?
間違いですよ、これ。
今のお尻の痛み、24時間1秒たりとも休むことなく痛いままですか?おそらくそんなことはないはず。痛い時もあれば、痛くない時もある。そんな状態ではないですか?
神経が圧迫されて痛いなら、ずーっと痛くないとオカシイです。
痛くない時もあるなら、その原因は神経が圧迫されていることではありません。そうじゃなく、筋肉そのものが固まってガチガチになっているから痛い。筋肉が原因で強烈な痛みが出ている状態のことを筋膜性疼痛症候群と言います。
梨状筋症候群によるお尻の痛みは、神経が圧迫されているからではなく筋肉がガチガチに固まっていることが原因。
簡単な証拠として、拳でお尻をグリグリするとちょっとだけ楽になりますよね。これは、グリグリした結果筋肉がちょっとゆるんだから。すぐに戻ってしまいますけどね。これが筋肉が原因という証拠の1つ。
薬を続けても治らない理由がわかれば安心かと。さらに、筋肉が固まっているだけですからね。特殊な病気になってしまったということでもありませんので。
まず、このことを知ってもらえればと思います。
薬じゃダメなんです
筋肉が固まったことで痛みが出ている場合、薬では痛みは変わらないと思ってください。
理由は簡単で、薬には筋肉をゆるめる作用がないからです。
例をあげますね。
- ロキソニン・・・炎症を鎮める薬
- リリカ・・・・・神経が原因の痛みの薬
どっちもいい薬だと思います。でも、筋肉をゆるめるための薬ではないということ。だから、続けても残念ながら変わらないんです。
どうすりゃいいの?
筋肉が原因なら、薬はダメでしたよね。じゃあ、拳でグリグリやればちょっと楽になる。だったらずっとグリグリすればいいのかというと、それだけでは不十分なんです。
ここからが大事です。
お尻をグリグリやっても戻ってしまうのは、お尻以外にも痛みの原因があるからなんです。
お尻の痛い部分だけが悪くなっているわけじゃないんですね。たとえば、腰やお尻といってもお尻の外側の筋肉も原因になりやすいです。悪くなっている部分は範囲がかなり広いと思ってください。
なので、広い範囲の筋肉をゆるめていけばOK!となります。
まずは広い範囲のストレッチから
お尻が痛む時でもお尻だけではなく、腰、お尻の外側といった広い範囲のストレッチから始めてみてください。
伸ばし方も少しずつ角度や強さを変えながら工夫してみてください。
ただし、やり過ぎると次の日に痛みが増すこともあるのでこの点は気をつけてくださいね。
ストレッチと施術でお尻の痛みから解放
ストレッチだけしていれば治まるのかというと、これは個人差があります。
なので、一番いい方法を提案させてください。
ストレッチはセルフケアとして続ける。それに加えて、筋肉をゆるめるための施術を受けてみてください。
これが最善の組み合わせかと。
当院では筋肉が原因の痛みに対しての施術、トリガーポイント鍼療法を行っています。3ヶ月以上薬を続けても痛いままなら検討してみてくださいね。