腰の椎間板ヘルニアで湿布や薬、ブロック注射をしても痛む時の理由と対策

ブロック注射 腰の椎間板ヘルニア

腰のヘルニアになり、腰からお尻、足にかけて痛みがある。

毎日痛みがつらいので、病院でもらった湿布を貼ったり痛み止めの薬を飲んでいる。ただそれでも痛みが変わらないので先生からの提案でブロック注射もしてもらった。

でも、痛い。

こういうことは実際に起きることがあります。こうなると、当然体の痛みはつらいわけですが、それと同時にブロック注射までしても痛む場合はどうすればいいのか?もしかしてもう手術しか方法は残されていないのか?って思いますよね。

ブロック注射をしても痛む場合、残る選択肢として手術しかないという方は確かにいます。それくらいひどい状態ということですね。ただ、ブロック注射をしてダメだったからと言ってすべての方が手術しか方法が残されていないのかというとそれは違います。

手術以外にも方法はあるのです。

じゃあそれは何なのか?どういうことをすれば良いのか?となるかと思います。そこで今回は、腰の椎間板ヘルニアで痛みがある時に、湿布・薬・ブロック注射をしても痛みが変わらない時の理由は何か?そしてそういう場合に手術以外の対策としては何があるのか?について解説をしていきますのでぜひご参考いただければと思います。

それでは始めますね。

湿布・薬・ブロック注射でも痛むのはなぜか?

早速ですが、腰の椎間板ヘルニアで湿布・薬・ブロック注射をしても痛む理由から解説を始めますね。簡単に結論を言うと、痛みの原因が炎症や神経ではないからということになります。

どういうことかと言うと、これに関してはまずそれぞれの作用から確認していくと分かります。

湿布の作用

湿布

湿布は消炎鎮痛剤といって、炎症が原因で痛みが出ている場合に作用がある貼るタイプのお薬です。人間の体は体の中で炎症が起きるとそれに伴って痛みが出る。そういう仕組みになっていると思ってください。

なので、腰の椎間板ヘルニアでも痛みの原因が炎症にある場合は湿布は作用があると言えます。ただ、炎症が原因の痛みは比較的痛みが強い初期の頃に多いです。なので、腰の椎間板ヘルニアと診断されてから大分時間が経過しているのであれば炎症による痛みは出ていない可能性が高いです。

これがまず湿布について。

痛み止めの薬の作用

薬

続いて痛み止めの作用を見ていきましょう。

腰の椎間板ヘルニアになった場合、体の状態や担当のお医者さんの診断にもよりますが痛み止めが処方されることがあります。この痛み止めにはいろいろ種類があります。

  • ロキソニン:炎症が原因の痛みに作用
  • リリカ:神経が原因の痛みに作用
  • トラムセット:神経が原因の痛みに作用

他にも痛み止めはありますが、比較的多くの方に処方されているのはこの3種類のどれかだと思います。

ロキソニンは先ほどの湿布と同じ炎症が原因で痛みが出ている場合に作用がある痛み止めです。そして、リリカとトラムセットは神経障害性疼痛といって簡単に言うと神経が圧迫されたことによって出ている神経が原因の痛みに対して作用がある薬です。

これが痛み止めの薬についてです。

ブロック注射の作用

ブロック注射

最後はブロック注射の作用を見ていきましょう。

ブロック注射は炎症に対して作用がある注射と思ってください。神経が圧迫されている部分で炎症が起きている。だからそこへステロイドの注射をして炎症を抑えましょう。そういう目的で行われるのがブロック注射です。

湿布や痛み止めの薬を続けても強い痛みがなかなか治まらない。そんな時に行われるのがブロック注射です。もちろん医師の診断によりますので誰にでも行うのかというともちろんそうではありません。

これがブロック注射について。

ヘルニアの痛みは炎症と神経だけではない

腰のヘルニア

腰の椎間板ヘルニアの痛みは、先ほどあげた炎症や神経障害性疼痛だけではありません。

炎症が神経障害性疼痛なら、湿布や薬、ブロック注射に作用があります。しかし、これらを試しても痛みが変わらない場合、本当に重症で手術が必要な場合もありますがすべての方で手術が必要なわけではありません。

なぜなら、まだ他に痛みの原因があるからです。

じゃあその原因は何か?というと、実は筋肉が固まってしまった結果痛みが出ている場合が多くあると思ってください。筋肉というのは固まってガチガチの状態になると筋肉そのものがかなり強い痛みの原因になります。

こういう状態を専門用語で筋膜性疼痛症候群と言います。要するに筋肉が痛みやしびれの原因ということ。

腰の椎間板ヘルニアの場合は個人差はもちろんありますが、主に腰、お尻、股関節周り、足といった部分の筋肉が固まってしまうと痛みの原因になると思ってください。

筋肉が原因なら湿布・薬・注射ではダメ

腰の椎間板ヘルニアで筋肉が原因で痛みが出ている。こういう状態の時は、先ほど作用について解説をした湿布、痛み止めの薬、ブロック注射ではダメなのです。なぜなら、どれも筋肉が原因の痛みに対して作用がないからです。

もう少しくわしく説明しますね。

筋肉が固まってガチガチになってしまった結果痛みが出ている。こういう状態の時に必要なことは何かと言うと、固まった筋肉が原因なわけですからその固まって痛みの原因になっている筋肉がゆるむことが必要。

そんな状態の時に、先ほど解説した炎症や神経障害性疼痛に作用がある湿布や薬、注射を続けてもこれは残念ながら状態は変わりません。なぜなら、どれも良い・悪いの話ではなくそもそも固まった筋肉をゆるめる作用がないからです。

こう考えると、腰の椎間板ヘルニアで筋肉が原因で痛みが出ている状態の時に湿布や薬、ブロック注射をしても痛みが変わらない理由がお分かりいただけたかと思います。

手術は必要か?

手術

腰の椎間板ヘルニアでの痛みが筋肉にある場合は、湿布や薬、ブロック注射がダメなのは分かった。じゃあ手術はどうなのか?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

ここからは手術について解説をしたいと思います。

筋肉が原因なら手術は不要

腰の椎間板ヘルニアで、痛みの原因が神経ではなく筋肉にあるのなら手術は不要です。

なぜなら、手術は神経の圧迫を取り除くことが目的で行われるからです。痛みの原因が本当に神経圧迫にあり、手術以外の方法がないくらい重度な状態なら手術が必要でしょう。

しかし、先ほども触れたとおり筋肉が固まってガチガチになって痛みの原因になっている時に必要なことはその筋肉がゆるむこと。こういう状態の時に神経の圧迫を取り除く手術は果たして必要でしょうか?必要ないですよね。

誤解がないようにキチンとお伝えしておきますが、手術が良い・悪いというレベルの話ではありません。手術が必要な方もいらっしゃいます。しかし、筋肉に原因があって痛みが出ている状態の時は手術は不要ということですね。

筋肉が原因なら何をすればいいのか?

腰の椎間板ヘルニアで筋肉に原因があって痛みが出ている。こういう場合は何をすればいいのか?方法はいろいろありますが、いわゆるセルフケアとしてはまずストレッチから始めることがおすすめ。

なぜなら、何度も触れてきているとおり筋肉が固まった結果痛みが出ている時はその筋肉がゆるむことが必要。なので、ストレッチでその筋肉をゆるめてあげるのが良いですよということ。

腰の椎間板ヘルニアで筋肉が原因で痛みが出ている時の具体的なストレッチ方法についてはこちらの動画でかい説をしていますのでご参考くださいね。

初めてストレッチをする方はまずこちらからどうぞ。

腰の椎間板ヘルニアで痛む時の簡単でやさしいストレッチ方法4選

ストレッチの経験があり、痛みも大分良くなってきている方はこちらをどうぞ。

腰の椎間板ヘルニアで根本原因をしっかり伸ばす4つのストレッチ方法

最後に

腰の椎間板ヘルニアで湿布や薬、ブロック注射をしても痛む場合の原因や対策について解説をしてきました。

筋肉が原因というのは意外に思った方も多いかもしれません。ただこれは神経に原因がある方がいるのと同じで、筋肉に原因がある方も結構たくさんいると思ってください。

湿布や薬、ブロック注射をしてもダメならまずはストレッチから始めてみてくださいね。

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