坐骨神経痛が治らない!そんな時の理由と対策

坐骨神経痛 坐骨神経痛

坐骨神経痛でお尻や足が痛む。

こういう時、治療や施術を受けたりセルフケアに取り組むなどいろいろなことをやっているけど治らない。そんな方もいると思います。

いろいろやっても治らない期間が長く続くと不安になりますよね。

ですが実はこういう時は多くの場合で治らない理由があります。理由があるということは対策もちゃんとあるということ。

じゃあどういう理由と対策なのか?

そこで今回は、坐骨神経痛がいろいろやっても治らない時に考えられる理由と対策について解説をしますのでご参考ください。

それでは始めますね。

湿布や痛み止めの薬で治らない理由

薬

こういう方はかなり多いと思うのですが、湿布や痛み止めの薬を飲んでも治らない時の理由を解説します。

これは、坐骨神経痛といっても筋肉が原因で痛みが出ている時は湿布や薬ではだめだと思ってください。坐骨神経痛というと神経が原因と思いますよね。ですが、すべての方ではありません。筋肉が固まった結果痛みが出ている方も多くいます。

筋肉が原因で痛みが出ている時に必要なことは筋肉がゆるむこと。こういう時、湿布や薬には筋肉をゆるめる作用がもともとありません。そのため、湿布を貼り続けても痛み止めの薬を飲み続けても変わらないということになるのです。

逆に言うと、湿布や薬を続けても変わらない場合は坐骨神経痛といっても筋肉が原因で痛みが出ているということになります。

筋肉が原因なら何をすればいいのかというと、筋肉をゆるめるようなことをしていくのが良いです。具体的にはいろいろありますが、まずは簡単なストレッチから始めることをおすすめします。

ブロック注射をしても治らない時の理由

ブロック注射

続いてブロック注射をしてもらっても治らない時の理由についてです。

これも先ほどの湿布や薬の時と同じと思ってください。坐骨神経痛といっても筋肉が原因で痛みが出ていることがあります。こういう時はブロック注射では痛みは変わらないと思ってください。なぜなら、ブロック注射で筋肉はゆるまないからですね。

ブロック注射はどういう注射かというと、すごく簡単に言うと神経に対しての注射と思ってください。そのため、神経が原因で痛みが出ているなら良いですが、筋肉が原因で痛みが出ている場合には何度か打っても痛みが変わらないという結果になるのです。

ブロック注射を1週間おきに3回打ってもらった。それでも痛みが変わらないのなら筋肉が原因と考えることができます。ですから、ブロック注射でダメだった場合でも手術をしなければならないのかというとそうではないということですね。

そして、この場合もやはり筋肉をゆるめるようなことをしていくのが良いということになります。

ストレッチをしても痛みが変わらない時の理由

ストレッチ

坐骨神経痛にはストレッチがいいと聞いたので続けている。でも、少し良くなってからその後がなかなか変わらない状態が続いている。こういう方も多いでしょう。なぜかという理由を解説しますね。

ストレッチを続けても変わらなくなってきた場合は、同じ方法では筋肉をゆるめることができていないからです。たとえば、体の表面から見て奥の方にある筋肉が悪くなることが多いですが、こういう部分が伸ばし切れていないと痛みが変わらず続きます。

こんな時はどうすればいいのかというと、ストレッチの範囲を広げたりやり方を変えるというのが良いですね。

たとえば、坐骨神経痛でお尻が痛くなる方は多いと思います。そしてお尻のストレッチを一生懸命やった結果少し楽になった。でも、徐々に変わらなくなってきたという方もいると思います。こういう時は、お尻だけではなく腰の筋肉もストレッチをしてみてください。

なぜなら、腰の筋肉が固まったことが原因でお尻に痛みが出ていることもあるからです。

また、ストレッチのやり方にはいろいろなやり方があります。座ってできる方法、寝ながらできる方法、立ったままできる方法もあります。たとえば座ってできる方法を続けてきたのであれば、立ったままできる方法に変えてみるというのも良いでしょう。

そうすることで、伸びる部分や伸び方が少し変わってきます。その結果、体の状態も変わっていくことが考えられます。

なので、同じやり方を続けてきたのであれば、範囲を広げたりやり方を変えてみたりしてみてくださいね。具体的なストレッチ方法については動画で紹介していますのでご参考ください。

最後に

坐骨神経痛が治らないとあきらめたくなるかもしれません。しかし、今回解説したように治らない時でも何らかの理由や対策があります。ですから、つらいとは思いますがあきらめずに何らかの対策を続けてもらえればと思います。

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