あぁ、またか・・・
- 歩くと股関節が痛い
- 病院で痛み止めをもらった
- 何ヶ月も続けてるけど痛いまま
こういう方、ホントに多いです。
最初にちゃんとお伝えしておきたいのですが、薬がダメということではないですからね。
薬で良くなる人もいますが、ならない人もいるということなんです。
ご理解いただけたという前提で進めますね。
歩くと股関節が痛くて困っている方は多いですね。朝起きた時がまず痛くて、階段を降りるのも痛い。痛いながらも動いている内に少し治まってくるけれど、しばらく座った後に立ち上がる時はやっぱり痛い。
こういう時、痛み止めのお薬じゃダメなんですね。
そこで今回は、
股関節が痛くて何ヶ月も痛み止めを飲んでも一向に変わらない方に知って欲しいことを書いていきますね。
ナンデモカンデモ関節が原因ではない
股関節が痛む時の原因で多いのは、軟骨が減っているとか、股関節の骨が変形しているということ。
実際にそれが原因で痛むことはあります。でも、すべてではないのも事実。
じゃあ他に何が原因かというと、実は股関節周りの筋肉が原因のことがあります。
筋肉が硬くなってしまうと、動作に伴って痛みが出るようになります。座っていると大丈夫、でも歩くと痛い。これは筋肉が原因の状態。
筋肉が原因なら痛み止めでは変わらない
筋肉が硬くなって痛みの原因になっている。こういう時は痛み止めでは変わりません。
なぜなら、痛み止めには硬くなった筋肉をゆるめる作用がないから。
痛み止めが良い・悪いではなく、痛みの原因に対して作用がないということ。
何ヶ月も痛み止めを続けても歩くと痛い。こういう時は、軟骨が減っていても、股関節が少々変形していても痛みの原因は筋肉ということになります。
まずは筋肉をゆるめよう
筋肉が硬くなったことが原因の場合、まずは原因になっている筋肉をゆるめることから始めましょう。
股関節周囲、つまりお尻やお尻の外側、鼠径部辺りの筋肉をストレッチすることからがいいですね。
やり過ぎると次の日に痛くなることがありますから少しずつ。毎日じゃなくてもいいですからね。お風呂上がりに軽く始めてみてください。
まとめ
痛み止めを続けても歩くと股関節が痛む場合は、軟骨の減少や関節の変形が原因ではありません。多くの場合、筋肉が硬くなってしまったことが痛みの元。
そんな場合は、股関節周りの筋肉をストレッチでゆるめることからはじめてみましょう。