脊柱管狭窄症の痛みやしびれ。
朝起きた時から痛くて、日中も痛くて長く歩けない。毎日の生活でも困ることが多いでしょう。
できれば手術は避けたい。でもこのままはつらい。いったいどうしたら・・・
こういう方は本当に多いです。
そこで今回は、脊柱管狭窄症の治し方について解説します。
オススメは3つの治療の同時並行
脊柱管狭窄症を治すには、3つの治療を同時に進めるのがいいです。
- 病院の薬
- 筋肉への治療
- セルフケア
それぞれ具体的に見ていきましょう。
病院の薬について
脊柱管狭窄症と診断された時、病院で薬が処方されたと思います。
まずはお医者さんの指示に従って薬を飲むのがいいですね。病院の薬は簡単に言うと神経の薬が多いです。
飲んで少しでも痛みが変わるなら、ちゃんと飲むのがいいですね。
これがまず1つ目の治療。
筋肉への治療
なぜ筋肉への治療が必要かというと、腰やお尻、足の筋肉が痛み・しびれの原因の場合があるからです。
筋肉が原因の症状を筋膜性疼痛症候群といって、ちゃんと病名があるんですよ。筋肉痛ではありませんからね。
筋肉への治療は残念ながら大半の病院ではしてくれません。ですから、筋肉への治療を行っている鍼灸院がオススメ。
いわゆるツボではなく、筋肉への鍼治療を行っている鍼灸院を探してみてください。
神経の痛みは薬で、筋肉の痛みは鍼治療で治していくわけです。
これが2つ目。
セルフケア
セルフケアはマッサージやストレッチがいいです。ストレッチなら指を使わずすむので取り組みやすいですよね。
腰、お尻を中心に、痛みがある部分の筋肉をストレッチで伸ばしてゆるめてください。
毎日じゃなくて大丈夫ですし、長時間やらなくても構いません。
その代わり継続する。1回につき少しでいいんですよ。お風呂上がりに少しでいい。これを続けるのが大切。
これが3つ目。
手術を避けるには
誰でもできれば手術をせずに脊柱管狭窄症を治したいですよね。
手術が悪いわけではないですが、受けずにすむならそれに超したことはありません。
そのためには、先ほど紹介した神経と筋肉の治療とセルフケアが最も適しています。
痛みやしびれの原因すべてに対して治療をしているのですから。
最後に
手術は最後の最後までとっておく。緊急性がたかくなければこれでいいです。
今まで脊柱管狭窄症の方をたくさん施術してきました。その中で手術が必要だった方はわずか。
手術が悪いわけではありません。不要な手術はしなくていいよねという話。なぜならほかの治療で間に合うのですから。
当院でも筋肉への治療を行っています。病院の薬と並行して治療を進めたい方はどうぞ。